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クレジットカード究極の1枚は?最強の1枚を150枚の中から選出

クレジットカードの種類が多すぎて、結局どれが良いのか悩む人は多いのではないでしょうか。本記事では、150以上のクレジットカードを徹底比較した筆者がおすすめする究極の1枚をご紹介します。また、合わせて1枚持ちのメリットやデメリット、クレジットカードを選ぶポイントも詳しく解説していますのでぜひ参考にしてください。

クレジットカード究極の1枚

【還元率重視】楽天カード

基本還元率1%、楽天市場での利用で3%にアップ

楽天カードは国内では最強のクレジットカードといっても過言ではありません。 まず還元率ですが、楽天カードの基本還元率は1%です。(基本還元率とは国際ブランド加盟店であれば場所や場面を問わず付与されるポイント) つまり、いつどこで楽天カードを使ってもポイントは1%還元されるということです。 平均還元率は0.5%で、一般的に1%で高還元率といわれます。楽天カードの還元率がいかに高いかわかると思います。 還元率が1%のクレジットカードは正直他にもあるのですが、「楽天経済圏の住人」になることでポイントが驚異的に貯まります。 買い物は「楽天市場」、書籍は「楽天ブックス」、生鮮食品は「楽天西友ネットスーパー」、携帯は「楽天モバイル」、旅行は「楽天トラベル」、銀行は「楽天銀行」、美容院予約なら「楽天ビューティー」というふうに、楽天グループのサービスに一元化するとかなりお得です。 特記すべきは「SPU(スーパーポイントアップ)プログラム」です。 SPUとは、対象のグループサービスで条件を達成すると楽天市場での買い物でポイントがアップするプログラムです。 例えば、楽天モバイルを契約すると+1倍(通常の還元率1%に、1倍の1%を足して2%)、楽天市場アプリで買い物すると+0.5倍、楽天でんきに加入・利用すると+0.5倍など、どんどん倍率が高くなっていきます。 楽天市場で買い物をすると常に通常ポイントの3倍が付与されますが、SPUの条件をすべて達成すると最大でなんと15.5倍ものポイントが付与されます! 毎月末日時点の倍率が、月初めの楽天市場での買い物にまでさかのぼって適用されるのも大変魅力的です。

楽天ペイや楽天Edyとの併用でもポイントが貯まる

アプリ決済の「楽天ペイ」に楽天カードでチャージをしその残高で支払う場合は1.5%の楽天ポイントが還元されます。(加盟店で楽天ポイントカードを提示すると最大1%還元されるので合計最大2.5%還元も!) また、楽天カードでモバイルSuicaにチャージすることで0.5%分の楽天ポイントが還元されるので、公共交通機関やSuica加盟店を利用する人にもおすすめです。 電子マネーの「楽天Edy」へ楽天Edy機能付き楽天カードでチャージをすると、200円チャージごとに楽天ポイントが1ポイント付与されます。 また、楽天Edy加盟店の場合は楽天Edyで200円(税込み)支払うごとに楽天ポイントが1ポイント貯まります。

ポイントも使いやすく無駄にすることなし

そして、ポイントは貯めるだけでは意味がなく大切なのはいかに使えるかです。 楽天カードはポイントの使い道が多彩なので、せっかく貯めたポイントを無駄にすることはないでしょう。 楽天ポイントの主な使い道としては、加盟店での支払い、楽天グループでの利用、月々の支払いの充当です。 500店以上の楽天ポイント加盟店や450店以上の楽天ペイ加盟店で1ポイント=1円として使うことができます。 楽天Edyに1ポイント=1円分に交換して加盟店で使うことも可能です。 楽天グループのサービスも楽天ポイントを使うことができます。 例えば、楽天市場や楽天ビューティー、楽天トラベル、ラクマなどで1ポイント=1円として利用可能です。 さらに、楽天ポイントは月々の支払いにポイントを充当することも可能です。 ただし期間限定ポイント、他社から交換したポイント、楽天キャッシュは利用できません。

ステータスカードへのランクアップも可能

プロパーカードなので、ゴールドカード、プラチナカードとグレードアップすることができるのもメインカードとして魅力的です。 楽天プレミアムカードなら楽天市場での買い物が基本5%の還元率となり、高還元に加え空港ラウンジ利用などの豪華な特典も付いています。 公式サイトには記載がありませんが、招待制で楽天カードにはプラチナの上位にブラックカードもあります。 プロパーカードは発行停止のリスクも低いです。 今までAmazonを使っていた人も通販は楽天市場に変更した方がいいレベルで、楽天カードはお得です。

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《楽天カード基本情報》
カード名 楽天カード
ポイントの種類 楽天ポイント
還元率
  • 基本還元率:1%
  • 楽天市場利用:3%
  • 優待店利用:1.5%〜
年会費 無料
国際ブランド Visa / Mastercard / JCB / American Express
発行元 楽天カード
電子ウォレット
  • Apple Pay
  • Google Pay
電子マネー Edy
QRコード決済 楽天ペイ
追加機能
  • ETCカード:年会費550円(税込)、ただしETCカード申込時点の楽天PointClubの会員ランクが「ダイヤモンド会員」「プラチナ会員」の場合は初年度無料
  • 家族カード:無料、本会員1名につき5枚まで申込可
付帯保険・補償
  • 旅行傷害保険:海外(利用)最高2,000万円、国内なし
  • ショッピング保険:なし
  • 楽天カード超かんたん保険(有料)
特典
  • 海外レンタカー10%オフ
  • 携帯・Wi-Fiルーターレンタル20%オフ
  • 手荷物宅配優待サービス(最大300円オフ)
  • 楽天カード会員専用ハワイラウンジ無料利用(同伴者5名まで)
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【バランス重視】リクルートカード

いつどこで使っても還元率1.2%

リクルートカードの最大の特徴はいつでもどこでも還元率1.2%です。 150のクレジットカードを調査した結果、キャンペーンで一時的に還元率が高いクレジットカードは多く存在しますが、常時1.2%のクレカは日本でリクルートカードだけです。 還元率が1%になってしまう決済はすべてリクルートカードにするのが、最もお得です。 リクルート系サービスでカードを利用するとボーナスポイントが貯まったり還元率がアップします。 例えば、ホットペッパーグルメでネット予約・来店をすると予約人数×50ポイント、リクルートのネットサービス「ポンパレモール」で買い物をすると、3%分のポイントが上乗せして付与されます。(基本還元率と合わせると4.2%!) また、電子マネーへのチャージや公共料金の支払いは楽天カードではなくリクルートカードで決済するのがおすすめです。 リクルートカードでnanaco(※nanacoへのチャージは2020年3月をもって新規登録不可)やモバイルSuica、SMART ICOCAなどの電子マネーにチャージする場合も1.2%のポイント還元されます。(利用金額の合算月間30,000円まで) さらに、公共料金(電気代、ガス代、水道代、税金、年金など)の支払いでリクルートカードを使用してもポイント還元率は1.2%です。 在宅ワークなどで電気代や水道代の支払い額が増えているこのご時世に、リクルートカードでの支払いは最適といえるでしょう。

リクルートポイントはPontaポイント・dポイントに交換可

リクルートカードではリクルートポイントが貯まります。 リクルートポイントはPontaポイント・dポイントに1ポイント=1ポイントで交換可能です。 Pontaポイントは、楽天ポイントが使えないローソンやホットペッパービューティー、じゃらんnetなどで使うことができます。 dポイントは、ユニクロやマツモトキヨシ、amazonなどで利用可能です。 また、他のポイントをリクルートポイントに交換することもできます。 例えば、GポイントやPeX、ドットマネーなどからリクルートに交換が可能です。

付帯保険が充実

リクルートカードは年会費が永年無料ですが、付帯保険の内容が充実しているのも大きな特徴です。 海外旅行傷害保険が最高2,000万円(利用付帯)、国内旅行傷害保険が最高1,000万円(利用付帯)が付帯、ショッピング保険が年間200万円(国内・海外)付帯されています。 追加カードとして家族カードが発行できますが、リクルートカードはJCBは8枚、Visa・Mastercardは19枚まで発行できます。(一般的には〜4枚程度が主流) 発行できる合計枚数が多いので、家族全員で効率よくポイントを貯めることができます。

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《リクルートカード基本情報》
カード名 リクルートカード
ポイントの種類 リクルートポイント
還元率 基本還元率:1.2%
年会費 無料
国際ブランド Visa / Mastercard / JCB
発行元 三菱UFJニコス / ジェーシービー
電子ウォレット
電子マネー
  • 楽天Edy
  • モバイルSuica
  • SMART ICOCA
QRコード決済 -
追加機能
  • ETCカード:年会費無料、Mastercard / Visaは新規発行手数料1,100円(税込)
  • 家族カード:無料、本会員1名につき19枚まで申込可
付帯保険・補償
  • 旅行傷害保険:海外(利用)最高2,000万円、国内(利用)最高1,000万円
  • ショッピング補償:年間200万円
特典 -
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【ステータス重視】アメリカン・エクスプレス

メンバーシップリワードプラスへの登録で還元率がアップ

ステータスを重視している人の究極の1枚は「アメリカン・エキスプレス・カード」です。 基本還元率は0.3%〜1%とポイントの使い方によって異なります。 コンビニやスーパーなどでの買い物、携帯電話料金の支払いなど、日々の支払い100円(税込)ごとに1ポイントが付与されます。 アメリカン・エキスプレスのカードはJCBと提携しているため、JCBの加盟店であればアメリカン・エキスプレスのカードも使用することができます。 ポイントの還元率がアップする「メンバーシップ・リワード・プラス」に参加をすると、さらに還元率は上がります。(別途年間参加費3,300円(税込)が必要) 例えば、ポイントをオンラインショッピングで使用する場合「メンバーシップ・リワード・プラス」に参加していると1ポイント→0.5〜1円相当(未参加だと1ポイント→0.3円相当)となります。 「メンバーシップ・リワード・プラス」に参加すると、通常最大3年のポイント有効期限が無期限、特定利用分のボーナスポイント付与、マイル・ポイント移行やポイント使用時のレートアップが可能です。

ポイントはポイント交換や商品交換などで使える

貯まったポイントは、お支払いへのご利用はもちろん、マイルや提携ポイントへの移行や、アメリカン・エキスプレスが厳選した特別なアイテム・体験と交換できます。 具体的には、ANA、JALなどのマイル、ヒルトンやマリオットホテル、楽天ポイントやTポイント、amazonやスターバックスなどで使える商品券やEクーポンなど様々です。 交換レートは、提携先ポイントやマイルによって、またメンバーシップ・リワード・プラスへの登録有無によって異なります。 例えば、

  • ANAマイル:1,000ポイント = 1,000マイル(2,000ポイント = 1,000マイル)
  • JALマイル:2,500ポイント = 1,000マイル(3,000ポイント = 1,000マイル)
  • 楽天ポイント・Tポイント:3,000ポイント = 1,500楽天/Tポイント(3,000ポイント = 1,000楽天/Tポイント)

などとなります。()内はメンバーシップ・リワード・プラスに未登録の場合の交換レートです。

海外旅行のサービスや特典が充実

一般カード年会費は13,200円(税込)と一般カードとしては高額ですが、他社のゴールドカード並みに特典やサービスが充実しています。 付帯保険は海外旅行傷害保険が最高5,000万円(利用付帯)が付いています。国内旅行傷害保険は付帯されていません。 ショッピング保険が年間最高500万円まで、その他はオンライン・プロテクション(オンラインショッピングの不正利用時の利用額負担免除)やリターン・プロテクション(商品の返品を万一購入店が受け付けない場合、ご購入金額を返金)が付帯されています。 アメリカン・エキスプレス・カードは、旅行のサービスがとても充実しています。 海外旅行の際のスーツケース1個を無料で配送、国内外29の空港ラウンジ無料利用、空港VIPラウンジパス「プライオリティ・パス」の年会費が無料で登録可能です。 スタンダードのクレジットカードで「プライオリティ・パス」を無料で登録できるカードは滅多にありません。 なお、利用時は別途利用料32米ドル(1回あたり、カード会員と同伴者)が必要になります。 また、海外旅行先から24時間無料でサポートを受けられるグローバルホットラインや、海外用携帯電話のレンタル料半額優待なども魅力的です。 さらに、アメリカン・エキスプレス・カードでは、入会特典として、入会後3ヶ月以内の利用額に応じてボーナスポイントが付与されます。 1万円で1,000ポイント、20万円で3,000ポイント、40万円で10,000ポイントがプレゼントされます。 カードデザインが2021年1月に新デザインが採用されより一層スタイリッシュになりました。 アメリカン・エキスプレス・カードにはゴールドカードとプラチナカードもあるので、アップグレードが可能です。

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《アメリカン・エキスプレス・カード基本情報》
カード名 アメリカン・エキスプレス・カード
ポイントの種類 メンバーシップ・リワード
還元率 基本還元率:0.3%〜1%
年会費 13,200円(税込)
国際ブランド American Express
発行元 American Express
電子ウォレット
  • Apple Pay
  • Google Pay
電子マネー -
QRコード決済 -
追加機能
  • ETCカード:年会費無料、新規発行手数料は1枚につき935円(税込)
  • 家族カード:年会費6,600円(税込)、本会員1名につき6枚まで申込可
付帯保険・補償
  • 旅行傷害保険:海外(利用)最高5,000万円、国内なし
  • ショッピング補償:年間最高500万円
特典
  • 空港VIPラウンジパス「プライオリティ・パス」無料登録
  • 国内外29の空港ラウンジ無料利用
  • 海外旅行時のスーツケース1個無料配送
  • 海外用携帯電話レンタル料半額優待 等
➡ 詳細はこちら

クレジットカードの1枚持ちのメリット

お金の管理がしやすい

クレジットカードを1枚にすると、支払いの管理が楽になるというメリットがあります。 複数枚持ちだとそれぞれのカードでいくら使ったのかを確認する手間がありますが、1枚のみだと利用明細が1つなので家計管理が楽になります。 月々の支払いが一目で把握できるので、滞納などのリスクを防ぐことが可能です。

カード自体の管理もしやすい

クレジットカードを1枚だけ持つと、暗証番号をいくつも覚えておく必要がありません。 そのため店舗などで押し間違えや忘れる可能性が極めて低くなり、スムーズな買い物ができます。 1枚だけなので、紛失や盗難にすぐ気付くことが可能です。万が一紛失したとしても、利用停止などの手続きがすぐに済む点も利点です。 また、所持するカードが少ないため財布も整理されコンパクトになります。

年会費を抑えることができる

クレジットカードを1枚だけに絞ると、年会費を節約することができます。 また、年会費の支払い忘れなどを防ぐことも可能です。 年会費が有料のクレジットカードを複数枚持っていると、年会費だけでかなりの金額を支払うことになる場合もあります。 複数枚持っていると、各カードを使う機会が減ってしまうため、年会費を無駄にしてしまう可能性も。 クレジットカードを1枚持ちにすると、余計な出費を抑えることができる点はメリットといえます。

ポイントを集中的に貯めることができる

クレジットカードを1枚にすることで、ポイントを集中的に貯めることができるのも1枚持ちのメリットです。 クレジットカードを複数枚持ち、様々な種類のポイントを貯めて使うという方法もありますが、複数枚持つとポイントが分散してしまいポイントが貯まるスピードが遅くなってしまいます。 クレジットカードを1枚に絞る方が、1種類(もしくは2種類以上の場合も)のポイントをまとめて貯めることができ、また無駄なく使い切ることが可能です。

アップグレードしやすくなる

1枚のクレジットカードを利用する方が、カードをアップグレードしやすくなります。 例えば、2枚のクレジットカードで各10万円ずつ利用するよりも、1枚で20万円利用する方が、ゴールドカードやプラチナカードに切り替えられるスピードが早いです。 クレジットカードのアップグレードに関しては、一定の条件を満たせばアップグレードの申込み可能な場合と、完全招待制の場合があります。 何れにせよ、1枚のクレジットカードで利用額をまとめる方が、クレジットカードのランクを上げやすいです。 また、新規でいきなりゴールドやプラチナカードなどのカードを申し込むよりも、一般→ブラック→プラチナなどとステップアップする方が審査が通りやすいといわれています。 上位ランクのクレジットカードでは利用限度額が増え、空港ラウンジや付帯保険などのカード特典がより充実します。 年会費がかかるカードがほとんどですが、ランクアップできるほどクレジットカードを利用しているのですから年会費分を無駄にすることはないでしょう。

クレジットカードの1枚持ちのデメリット

クレジットカードを1枚のみ所持することにはいくつかのデメリットもあります。 ここでは代表的なデメリットをいくつかご紹介します。

カードの使い分けができない

クレジットカード1枚につき選べる国際ブランドは1社のみです。 したがって1枚しかクレジットカードを持っていない場合に、カードを使える機会が限られてしまいます。 例えば、American Expressのカードを1枚持ちしていて店舗がAmerican Expressの加盟店でなかったら、クレジットカードで支払うことは不可となります。 日本国内の店舗では様々な国際ブランドに加盟している所が多いですが、ネットショップや海外の店舗などは加盟している国際ブランドが限定的な場合があります。 クレジットカードが使えないと現金で支払うしか方法はないですが、現金が手元にないと買い物ができなくなってしまいます。 万が一の場合を考えると、クレジットカードは複数枚持っておいた方が良いのかもしれません。

紛失や磁気不良で使えなくなることも

クレジットカードを紛失してしまったり、磁気不良などで急に使えなくなってしまった場合に替えがきかなくなってしまう点も1枚持ちのデメリットです。 複数枚のクレジットカードを所持していれば、1枚のカードが使えない場合にそれ以外のカードで支払うことが可能です。 ですが、クレジットカードが1枚しかないと、クレジットカードが利用不能になってしまった場合は現金払いするかもしくは買い物を諦めることになってしまいます。

貯まらないポイントを無駄にしてしまう

基本的に1枚のクレジットカードに貯まるポイントは1〜2種類であることが多いです。 クレジットカードを複数枚持っておけば、それぞれのカードに無駄なくポイントを貯めることができます。 ですが、クレジットカードを1枚しか持っていないと、そのカードで貯まらないポイントを「捨てる」ことになってしまいます。

旅行保険の補償がない場合も

クレジットカードには旅行傷害保険が付帯されていることがほとんどです。 大きく分けると海外旅行と国内旅行に対して保険が付帯されます。 カードの種類によっては付帯保険が全くないものや、どちらか一方だけ付帯されているもの、両方付帯されているが補償額が少額なものがあります。 クレジットカードを複数枚所持していれば、足りない部分を補ったり傷害死亡や後遺障害以外の補償額は合算することができます。 例えば、メインカードに国内旅行保険の付帯がなく、サブのカードに付帯されている場合は、国内旅行の保険はサブカードで補うことができます。 また、海外旅行の補償額がメインカードで1,000万円、サブカードで1,000万円カバーされる場合、合算して最高2,000万円まで補償することが可能です。 クレジットカードが1枚しかない場合、付帯保険がなく旅行の際別途加入する必要があったり、補償額が限られてしまう点はデメリットといえます。

受けられるサービス・特典が限られる

当たり前の話にはなってしまいますが、1枚しかクレジットカードを持たない場合は、その1枚に付帯されているサービスや特典しか受けることができません。 例えば、メインカードに特典がなくても、サブカードに特典があればそれらを受けることができます。 クレジットカードを1枚に限定する場合、サービスや特典が充実しているものを選ぶ必要があります。

限度額が低くなってしまう

カードを複数枚所持していれば、それぞれの限度額までカードを利用することができます。 しかし、1枚持ちだと限度額がかなり限られてしまうので、計画的に利用していかなければなりません。 例えば、複数枚所持していてメインの限度額が20万円、サブカードの限度額が10万円の場合は合計30万円まで利用可能です。 しかし、カードが1枚のみだと使える額が限られてしまうため、大きな買い物をしたい場合などはよく考えて使う必要があります。

クレジットカードの選び方

何を軸にクレジットカードを選べば良いか、迷う人は多いのではないでしょうか。 ここでは、クレジットカードの賢い選び方をご紹介します。 選び方を知った上で、特に重視したいポイントに優先順位を付け、自分にとって最適なクレジットカードを見つけましょう。

ポイント還元率

クレジットカードを選ぶ軸はいくつかあるのですが、圧倒的に大切なのは「還元率」です。 「還元率」とは、クレジットカードの利用金額に対して付与されるポイントの割合を指します。 厳密にいうと、利用金額に対して還元されるポイントの割合は「ポイント付与率」、付与されたポイントが何円相当で使えるかが「ポイント還元率」となります。 例えば、1,000円ごとに1ポイント付与され、1ポイントを5円相当で使用できる場合、ポイント付与率は0.1%(1ポイント÷1,000円)、ポイント還元率は0.5%(5円÷1,000円)です。 還元率の平均は0.5%で、1.0%以上は高還元のクレジットカードといえます。 中には還元率が3.0%など超高還元のクレジットカードもあります。 還元率には大きく分けると2種類あり、利用場所や場面を問わず同率の還元率(基本還元率)と、特定の場所・場面でのみ高還元になるカードがあります。 例えば、基本還元率は0.5%で、スーパーなどでの利用で還元率が1.0%にアップする場合も高還元といえます。 クレジットカードを選ぶ際は基本還元率はもちろん、どこでどのように使うと還元率がアップするのかをしっかりと確認しましょう。

ポイントの利用方法と有効期限

ポイントの利用方法と有効期限も必ず確認をしましょう。 付与されたポイントの使い方はカードの種類によって異なりますが、大きく分けると4パターンになります。

  1. 現金や金券に交換(利用金額の支払いに充当)
  2. 商品やサービスに交換
  3. 他社のポイントやマイルに交換
  4. ポイント付帯ではなくポイント分がキャッシュバック

クレジットカードの中には、ポイントの利用方法が限定的で貯めたポイントを使いたいように使えない場合もあります。 また、付与されたポイントのほとんどが有効期限付きです。 クレディセゾン発行のクレジットカードに付く「永久不滅ポイント」に関してはポイントの有効期限はありませんが、それ以外のほとんどのポイントには1年〜3年などの有効期限があります。 中には有効期限が半年などとかなり短期間に設定されているものもあるので、公式ウェブサイト等でポイントの有効期限もしっかりと確認するようにしましょう。

年会費

クレジットカードの申込みにあたり、年会費がかかる場合と無料の場合があります。 年会費の有無を確認し、有料の場合はポイント還元や特典などで年会費分の元が取れるのかを計算してみましょう。 例えば年会費1,000円のクレジットカードの還元率が1%(100円で1ポイント、1ポイント=1円相当)の場合、年間10万円の利用で年会費分のポイントが還元されることになります。 クレジットカードの「年会費無料」には2パターンがあります。 1つは、年会費が永年無料のクレジットカードです。契約期間中に年会費は一切発生しません。 年会費自体が無料でも、その他の手数料(カード発行手数料や更新手数料)が発生する場合があるので要注意です。 そしてもう1つは、年会費が初年度のみ無料になるパターンです。 契約後1年間は年会費無料で使用でき、2年目以降は年会費が発生します。 ただし、条件を満たせば(年1回以上利用、年間60万円以上利用など)2年目以降も年会費が無料になる場合もあります。 2年目以降に年会費は発生する場合の年会費の支払いはいつになるのかを確認しておくと良いでしょう。

国際ブランド

クレジットカードの「5大国際ブランド」をご存じですか? 国際的に使われているクレジットカードのブランドは下記の通りです。

  1. Visa(ビザ)
  2. Mastercard(マスターカード)
  3. JCB(ジェーシービー)
  4. American Express(アメリカン・エキスプレス)
  5. Diners Club(ダイナースクラブ)

また海外では「Discover(ディスカバー)」や「銀聯(Union Pay)」などのブランドも普及しており最近では7大国際ブランドと呼ばれることもあります。 海外のシェアはVisa→Mastercard→銀聯(Union Pay)→American Express→JCB→Diners Club/Discoverの順です。(2017年のレポートによる) 日本のシェアはVisa(55%)→JCB(30%)→Mastercard(12%)→American Express(2%)の順です。(2017年のレポートによる) クレジットカードを選ぶ際、VisaやMastercardを選択すれば国内外問わず利用できる機会は多いでしょう。 JCBは国内ではシェアが多いですが海外では使えないことが多いので、海外に頻繁に行く場合は避ける方が無難です。 自分がよく利用する店舗などがどの国際ブランドに加盟しているかを確認することもおすすめします。

特典・キャンペーン

クレジットカードには様々な特典が付いています。 代表的な特典は下記の通りです。

  • ボーナスポイント付与(例:3ヶ月以内に10万円利用で1,000ボーナスポイント付与、など)
  • 優待店特典(割引、先行販売など)
  • 空港ラウンジの利用(国内・海外、有料の場合も)
  • コンセルジュサービス(ホテルやレストラン、航空券の手配、海外旅行時の手荷物無料配送など)
  • 高級レストランの優待特典(料金半額、2名以上予約で1名分無料など)

また、入会キャンペーンや期間限定キャンペーンなども合わせて利用するとさらにお得になります。 例えば、楽天カードでは不定期ですが頻繁に入会キャンペーンや紹介キャンペーンを開催しています。 アメリカン・エキスプレス・カードでは、入会特典として3ヶ月以内の利用総額に応じてボーナスポイントが付与されます。 特典やキャンペーンの詳細は公式ウェブサイトに記載されていますので、詳細までしっかりと確認しましょう。

付帯保険

クレジットカードには様々な付帯保険が用意されています。 傾向としては、年会費が高めのクレジットカードの付帯保険の補償内容は手厚いことが多いです。 カードの種類によっては付帯保険が一切ないものもありますので、付帯保険の有無を十分に確認することを推奨します。 付帯保険には、下記のような保険があります。

  • 海外旅行傷害保険:海外旅行中に発生したトラブルによる治療費用、賠償責任、携行品損害等の費用を負担する
  • 国内旅行傷害保険︰国内旅行中に発生したトラブルによる治療費用、賠償責任、携行品損害等の費用を負担する
  • 紛失・盗難保険:クレジットカードの盗難や紛失、不正利用された場合の補償費用を負担する
  • ショッピング保険︰購入商品が破損や盗難に遭った場合の補償費用を負担する
海外・国内旅行傷害保険は、カードの利用が必要な「利用付帯」と、利用不要で自動的に付帯される「自動付帯」があります。 旅行や出張などに頻繁に行く人は、付帯保険付きのクレジットカードを選ぶと別途保険に加入する手間や費用を省くことができます。 また、ショッピング保険の正式名称は「動産総合保険」といいますが、クレジットカードによって「ショッピングプロテクション」「お買い物安心保険」「ショッピングリカバリー」などと異なる名称になります。 付帯保険の補償内容や金額、保険適用する際の必要書類などを事前に確認しておきましょう。

電子マネー・QRコード決済

最近のトレンドとしては、クレジットカード単体での利用ではなく、電子マネーやQRコード決済と組み合わせることで、さらにお得にポイントを貯めることが可能です。 電子マネーやQRコード決済と紐付けができるかどうかをぜひ確認してみましょう。 代表的な電子マネーには、モバイルSuica、楽天Edy、nanaco、WAON、iD、QUICPayなどがあります。 QRコード決済には、Pay Pay、楽天ペイ、d払い、LINE Pay、au Payなどがあります。 特定の電子マネーへのチャージやQRコード決済との紐付け等でポイントが付与されることもあります。 例えば、楽天ペイに楽天カードでチャージをすると1.5%の楽天ポイントが還元、電子マネー「楽天Edy」へ楽天カードでチャージをすると、200円チャージごとに楽天ポイントが1ポイント付与されます。 電子マネーへのチャージは必ずしもポイントが付与されるわけではなく、ポイント対象外となることも多いので注意しましょう。

カードランク(ステータス)

クレジットカードには主に4つのランクが設けられています。

  1. シルバー(一般・スタンダード)
  2. ゴールド
  3. プラチナ
  4. ブラック

最高ランクはブラックカードですが、クレジットカード会社によってはブラックカードの作りがなく、プラチナカードが最高ランクになることもあります。 カードランクの違いは、年会費や利用限度額、特典内容、審査基準などです。 審査基準は公開されていないことがほとんどで、自身の収入に見合ったクレジットカードに申込むことが重要です。 新社会人、社会人歴が浅い人などは、まず一般カードへの入会から始めることをおすすめします。 複数のランクが設けられているクレジットカードでは、スタンダードのカードから上位ランクにアップグレードしていくことも可能です。

キャッシング機能

クレジットカードにはキャッシング機能が付いています。 「キャッシング」とは、簡単に説明するとクレジットカードを使って現金を借りることができる機能です。 ATMで現金を引き出したり、パソコンやスマホから指定口座に送金することが可能です。 キャッシング機能の有無、そして利用可能枠を事前に確認しておくと困った時に利用できます。 クレジットカードには利用可能枠が設けてあり、「ショッピング枠」と「キャッシング枠」に分けられます。 利用可能枠の中でキャッシング利用可能枠が設定されており、設定額以上のキャッシングをすることは不可となります。 例えば、クレジットカードの利用可能枠が100万円、キャッシングの利用可能枠が30万円の場合は、

  • ショッピングで100万円利用したらキャッシングは不可
  • ショッピングで80万円使用した場合、キャッシング限度額は20万円
  • ショッピングで30万円使用した場合、キャッシング限度額は30万円
  • キャッシングで30万円使用した場合、ショッピングの限度額は70万円

となります。 注意点として、キャッシングには必ず利息が発生します。 利息とは、簡単に説明するとキャッシングを利用することによる手数料のことを指します。 利息の計算方法は、 キャッシング利用額×金利÷365×返済日数=利息 となります。 クレジットカードのキャッシング利用時の金利の平均は約15〜18%です。 例えば10万円利用、金利18%、返済期間が30日(1回払い)の場合の利息は1,479円となります。 利息とは別にATM利用手数料などが発生する場合もありますので、利用することがある場合は事前に確認を行いましょう。

その他(カードデザイン・追加カードなど)

クレジットカードを選ぶ際、上記で説明した項目以外にも選ぶポイントがあります。 例えば、カードのデザイン、ウェブサイトやアプリの使いやすさ、発行までのスピード、追加カードの種類などです。 これらは、上記でご紹介した項目と比較すると重要度は低いかもしれませんが、入会前に合わせて確認しておくと良いでしょう。 審査が通ってクレジットカードが手元に届くまでの期間はカード会社によって異なります。 アプリと併用のデジタル版クレジットカードなどは、最短で即日発行されることもあります。 時間には余裕をもって申込みを行いましょう。 追加カードとは、クレジットカードとは別に所持できるカードのことで、代表的な追加カードは家族カードやETCカードなどがあります。 追加カードの発行可否や、年会費などもカードによって異なりますので、合わせて確認しましょう。

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