クレジットカードを選ぶ上で最も大切なのが「還元率」です。還元率は1.0%以上だと高還元率といわれます。基本還元率とは別に、どのように使うとポイントアップするのかに注目するのも大切です。
クレジットカードの還元率とは、クレジットカードの利用金額に対してどのくらいのポイントが付くのかを意味します。 厳密にいうと、利用金額に対して還元されるポイントの割合は「ポイント付与率」、付与されたポイントが何円相当で使えるかが「ポイント還元率」です。 例えば、1,000円ごとに1ポイント付与され、1ポイントを5円相当で使用できるクレジットカードのポイント付与率と還元率のそれぞれの計算方法は、下記の通りです。
クレジットカードのポイントを効率的に貯めるには、複数のクレジットカードでバラバラに貯めるのではなく、還元率の高いメインカードに絞ってポイントを集約させるのが最も効率的です。
還元率は大別すると2種類あり、利用場所や場面を問わず同率の還元率(基本還元率)と、特定の場所・場面でのみ高くなる還元率です。 例えば、基本還元率は0.5%で、指定のネット通販サイトでの利用では還元率が1.0%にアップする場合などがあります。 クレジットカードの平均還元率は0.5%といわれています。 還元率が0.5%未満だと還元率は低めです。還元率1%は高還元で、1%以上は超高還元といえます。 「年会費の高いクレジットカードは還元率が高い」といわれることがありますが、一概にそうとは言い切れません。 年会費が無料でも高還元のクレジットカードは存在しますし、年会費が高くても高還元率でないクレジットカードもあります。 年会費が高いクレジットカードは、特典(空港ラウンジ利用など)や付帯保険(海外・国内傷害保険、ショッピング補償など)などが充実する傾向にあります。
クレジットカードのポイント制度の仕組みを簡単に説明します。 クレジットカードを発行している「カード会社」、お店やオンラインショッピングなどの「加盟店」、そしてカードを使用する「利用者」の関係性で成り立っています。 クレジットカードの入会には審査があり、カード会社の審査が通った方のみクレジットカードが発行されます。 カード会社は利用者を「信用」していることとなり、利用者の代わりに立て替えて費用を支払い、利用者は後日利用金額をカード会社に支払います。(「クレジット」は英語で「信用」という意味です) お店やオンラインショップなどの加盟店は、クレジットカードを導入するにあたりカード会社に手数料(約2〜5%)を支払っています。 その手数料の一部が、カード会社からカード利用者に「ポイント」として還元されているのです。
クレジットカードを選ぶ上で注目すべき点は、年会費や国際ブランド、特典、付帯保険など様々ありますが、最も重要視したいのは「ポイント還元率」です。 理由はズバリ、お得にお買い物ができるからです。 それでは、日本で使えて最も還元率が高いクレジットカードはどの会社のものなのでしょうか? その答えは、利用者のライフスタイルによります。お金を使う場所や場面は人それぞれ違います。そのため万人共通で「このクレジットカードが一番還元率が良い!」というカードは存在しません。 自分が特に何にどこで一番お金を使うかを把握し、ポイントを最も効率よく貯める&使うことができるクレジットカードを選びましょう。 筆者は今回本記事を執筆するにあたり、150種類以上のクレジットカードを徹底的に分析しました。 その中からおすすめのものをライフスタイル別に紹介していきます。
高還元のクレジットカードを選ぶ際、いくつか注意していただきたい点があるのでご紹介します。
上記で還元率についてご説明しましたが、還元率は変動することがあります。 特にキャンペーン中と終了後の還元率は要チェックです。 例えば、入会の初年度だけ3.0%で2年目以降は0.5%などと、キャンペーン期間中は高還元でもキャンペーンが終わると平均的な還元率(もしくはそれ以下)に戻る場合が多くあります。 キャンペーンの継続期間とキャンペーン後の還元率を確認し、しっかりと把握した上で入会するようにしましょう。
上記でご紹介したように、高還元のクレジットカードには主に2種類があり、その1つが特定の店舗やサイトでのみ高還元になります。 高還元が謳い文句のクレジットカードに申し込んでも、ポイント優待店を滅多に利用しないのであれば、そのクレジットカードを持つ意味がありません。 そこで大切なことは、高還元のクレジットカードを契約する際に、どこで使うと還元率が上がるのかしっかりと確認をしておくことです。 よく買い物をする店舗がポイント優待店に含まれているかどうか、また還元率はどのくらいアップするかを必ずチェックしましょう。 各カードのポイント優待店はクレジットカードの公式ウェブサイトに記載されていますが、代表的なお店などは本記事でもご紹介します。
PayPayやLINE Payなどのスマホ決済とクレジットカードの組み合わせで、高還元になるクレジットカードが多くあります。 スマホ決済の利用可否も合わせて確認するとさらにお得にポイントを貯めることができます。 後ほど詳しくご紹介しますが、例えば「楽天カード」でスマホ決済の「楽天Pay」の残高にチャージをすると還元率が1.5%になります。 このように、スマホ決済の残高へのチャージで還元率がアップするクレジットカードはたくさんありますので、非接触決済をメインに行う人は特に注意しておきたい点です。
ポイントの利用方法と有効期限も必ず確認をしましょう。 付与されたポイントの使い方はカードの種類によって異なりますが、大別すると3パターンです。
高還元のクレジットカードの中には、ポイントの利用方法が限定的で貯めたポイントを使いたいように使えない場合もあります。 また、付与されたポイントのほとんどが有効期限付きです。 クレディセゾン発行のクレジットカードに付く「永久不滅ポイント」に関しては、ポイントの有効期限はありませんが、それ以外のほとんどのポイントには1年〜3年などの有効期限があります。 中には有効期限が半年などとかなり短期間に設定されているものもあるので、公式ウェブサイト等でポイントの有効期限もしっかりと確認するようにしましょう。
クレジットカードの「年会費無料」には2パターンがあります。 1つは、年会費が永年無料のクレジットカードです。契約期間中に年会費は一切発生しません。 そしてもう1つは、年会費が初年度のみ無料になるパターンです。 契約後1年間は年会費無料で使用でき、2年目以降は年会費が発生します。 ただし、条件を満たせば(年1回以上利用、年間60万円以上利用など)2年目以降も年会費が無料になる場合もあります。 年会費自体が無料でも、その他の手数料が発生する場合があるので要注意です。 例えば、年会費無料で別途カード発行手数料や更新手数料で900円が発生するクレジットカードなどがあります。
還元率の高いおすすめのクレジットカードを一枚選ぶなら「楽天カード」です。 還元率1%は他社と同じですが、「楽天経済圏の住人」になることで、ポイントが驚異的に貯まります。 買い物は「楽天市場」、書籍は「楽天ブックス」、生鮮食品は「楽天西友ネットスーパー」、携帯は「楽天モバイル」、旅行は「楽天トラベル」、銀行は「楽天銀行」、美容院予約なら「楽天ビューティー」というふうに、楽天グループのサービスに一元化するとかなりお得です。 外食に関しては「ぐるなび」の予約で楽天ポイントが貯まります。 筆者は元々Amazonユーザーでしたが、楽天カードの購入を機に、楽天ユーザーになりました。 特記すべきは「SPU(スーパーポイントアップ)プログラム」です。 SPUとは、対象のグループサービスで条件を達成すると楽天市場での買い物でポイントがアップするプログラムです。 例えば、楽天モバイルを契約すると+1倍(通常の還元率1%に、1倍の1%を足して2%)、楽天市場アプリで買い物すると+0.5倍、楽天でんきに加入・利用すると+0.5倍など、どんどん倍率が高くなっていきます。 楽天市場で買い物をすると常に通常ポイントの3倍が付与されますが、SPUの条件をすべて達成すると最大でなんと15.5倍ものポイントが付与されます! 毎月末日時点の倍率が、月初めの楽天市場での買い物にまでさかのぼって適用されるのも大変魅力的です。
アプリ決済の「楽天ペイ」使用する際に、電子マネーの楽天キャッシュに楽天カードからチャージしてその残高で支払う場合は1.5%の楽天ポイントが還元されます。(楽天カードチャージ時に0.5%、チャージ残高での支払い時に1%還元) 加盟店で楽天ポイントカードを提示すると最大1%還元されるので合計最大2.5%の還元率になる場合も! 楽天カードでモバイルSuicaにチャージすると0.5%の楽天ポイントが還元されるので、公共交通機関やSuica加盟店を利用する人にもおすすめです。 電子マネーの「楽天Edy」へ楽天Edy機能付き楽天カードでチャージをすると、200円チャージごとに楽天ポイントが1ポイント付与されます。 また、楽天Edy加盟店の場合、楽天Edyで200円(税込み)支払うごとに楽天ポイントが1ポイント貯まります。
ポイントの使い道も多彩です。 500店以上の楽天ポイント加盟店や450店以上の楽天ペイ加盟店で現金の代わりにポイントで支払いができたり、楽天Edyに交換したり楽天グループのサービスで楽天ポイントを使うことができます。 また、楽天ポイントは月々の支払いにポイントを充当することも可能です。
これだけサービスが多様なのでたくさんポイントが貯まるだけでなく、利用場面が多いのも楽天カードの魅力です。 普段使いのメインカードとして、迷ったら「楽天カード」。そしてサービスを楽天に一元化。びっくりするくらいお金が節約できます。 楽天カードのゴールドやプレミアムカードならさらに還元率が上がります。 例えば楽天プレミアムカードなら楽天市場での買い物が基本5%の還元率となり、高還元に加え空港ラウンジ利用などの豪華な特典も付いています。
カード名 | 楽天カード |
ポイントの種類 | 楽天ポイント |
還元率 |
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年会費 | 無料 |
国際ブランド | Visa / Mastercard / JCB / American Express |
発行元 | 楽天カード |
電子ウォレット |
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電子マネー | Edy |
QRコード決済 | 楽天ペイ |
追加機能 |
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付帯保険・補償 |
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特典 |
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意外と知られていない、ポイント還元率が高いおすすめのクレジットカードに「リクルートカード」があります。 通販はアマゾンや楽天、各ブランドのECを併用している、店舗もスーパーや百貨店、アウトレットを色々使うなど、クレカ決済の利用場面が多岐に渡る方は「リクルートカード」が一番おすすめです。 「リクルート」の最大の魅力は還元率がいつでもどこでも「1.2%」という点です。 150のクレジットカードを調査しましたが、キャンペーンで一時的に還元率が高いクレジットカードはあっても、常時1.2%のクレカは他にありません。 さらに、楽天カードほどではありませんが、「じゃらんnet」「ホットペッパー」「ホットペッパービューティー」「オイシックス」などリクルートグループの関連サービスで、ポイントを貯めることができます。「ホットペッパービューティー」へービーユーザーの女性に特に人気のカードです。 リクルートのネットサービス「ポンパレモール」で買い物をすると、3%分のリクルートポイントが上乗せして付与されます。(基本還元率と合わせてると4.2%です) クレジットカードの2枚持ちを検討している方は、ネット決済をすべて楽天カードに集約し、店舗での決済をすべてリクルートカードに集約するのが、日本国内では最もお得です。
リクルートカードではリクルートポイントが貯まります。 リクルートポイントはPontaポイント・dポイントに1ポイント=1ポイントで交換可能です。 Pontaポイントは、楽天ポイントが使えないローソンやホットペッパービューティー、じゃらんnetなどで使うことができます。 dポイントは、ユニクロやマツモトキヨシ、amazonなどで利用可能です。 また、他のポイントをリクルートポイントに交換することもできます。 例えば、GポイントやPeX、ドットマネーなどからリクルートに交換が可能です。
リクルートカードは年会費が永年無料ですが、付帯保険の内容が充実しているのも大きな特徴です。 海外旅行傷害保険が最高2,000万円(利用付帯)、国内旅行傷害保険が最高1,000万円(利用付帯)が付帯、ショッピング保険が年間200万円(国内・海外)付帯されています。 追加カードとして家族カードが発行できますが、リクルートカードはJCBは8枚、Visa・Mastercardは19枚まで発行できます。(一般的には〜4枚程度が主流) 発行できる合計枚数が多いので、家族全員で効率よくポイントを貯めることができます。
カード名 | リクルートカード |
ポイントの種類 | リクルートポイント |
還元率 | 基本還元率:1.2% |
年会費 | 無料 |
国際ブランド | Visa / Mastercard / JCB |
発行元 | 三菱UFJニコス / ジェーシービー |
電子ウォレット | − |
電子マネー |
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QRコード決済 | - |
追加機能 |
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付帯保険・補償 |
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特典 | - |
2021年2月に登場した「三井住友カード(NL)」はコンビニをよく使う人におすすめのクレジットカードです。 「三井住友カード(NL)」は、対象のコンビニ・飲食店などの利用で高還元されるのが最大の特徴で、いろんなコンビニをまんべんなく利用する人におすすめです。 「三井住友カード(NL)」の基本的な還元率は0.5%(税込200円ごとに1ポイント)なので決して高い方ではないですが、対象のコンビニ・飲食店などでの利用で還元率が最大5%になります。 通常還元0.5%に加え、対象のコンビニ・飲食店などの利用で+2%、さらにVisaのタッチ決済・Mastercard®コンタクトレスで決済をすると+2.5%と合計最大5%の還元率となります。(※) また、ドトールやマツモトキヨシ、ココカラファイン、すき家、ライフ、西友、ヤオコー、ドトール、モスバーガー、スターバックス(カードへのオンラインチャージ)など約60店舗からよく使う店舗を3つまで選択でき、通常ポイント(0.5%)に加えさらにポイント+0.5%を貯めることができます。
※商業施設内にある店舗など、一部ポイント加算対象とならない店舗および指定のポイント還元にならない場合があります。 ※一部Visaのタッチ決済・Mastercard®コンタクトレスがご利用いただけない店舗がございます。また、一定金額(原則1万円)を超えると、タッチ決済でなく、決済端末にカードを挿しお支払いただく場合がございます。その場合のお支払い分は、タッチ決済分のポイント還元の対象となりませんので、ご了承ください。上記、タッチ決済とならない金額の上限は、ご利用される店舗によって異なる場合がございます。
貯まったポイント(Vポイント)の使い道も豊富です。 対象のコンビニなどで1ポイント=1円相当で支払い時に利用可能です。 コンビニでポイントを貯め、コンビニで使うことができるので、コンビニヘビーユーザーにはかなりおすすめの1枚です。 ネットショッピングでも1ポイント=1円相当で使用できます。 また、クレジットカードの支払いに充当したり(キャッシュバック)、三井住友銀行の振込手数料に使ったり、楽天ポイントやTポイント、nanacoポイント、WAONポイント、スターバックス、ビックカメラなど他社ポイントへの交換が可能です。
ナンバーレスとはクレジットカード自体にカード番号や有効期限の記載がないことを意味し、盗み見を防止できる安全性の高いクレジットカードです。 番号や有効期限などはスマホアプリで管理・確認ができるため、インターネットショッピングでも利用できます。 年会費は永年無料で、海外旅行傷害保険は最高2,000万円(利用付帯)付帯されています。 国内旅行傷害保険とショッピング保険は付帯されていません。 他のクレジットカードのようにカード特典はそこまで充実していませんが、入会キャンペーンなどのキャンペーンを随時開催しています。 ネット申込みで最短5分で発行できる点も魅力的です(※)。カードの番号や有効期限などはスマホアプリで管理・確認ができます。
※最短5分発行受付時間:9:00~19:30。ご入会には、ご連絡が可能な電話番号をご用意ください。
カード名 | 三井住友カード(NL) |
ポイントの種類 | Vポイント |
還元率 |
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年会費 | 永年無料 |
国際ブランド | Visa / Mastercard® |
発行元 | 三井住友カード |
電子ウォレット |
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電子マネー |
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QRコード決済 | − |
タッチ決済 |
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追加機能 |
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付帯保険・補償 |
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特典 | − |
JCB カード Wでは、Oki Dokiポイントが貯まります。 貯まったOki Dokiポイントの使い方は下記の通りです。
ポイントの使い方によって必要なポイント数が変わります。 例えば、nanacoポイントへの交換はOki Dokiポイント1ポイント=5円、月々の支払い充当の場合はOki Dokiポイント1ポイント=3円の交換レートとなります。
JCB カード Wは年会費が永年無料ですが、海外旅行傷害保険は最高2,000万円(利用付帯)、ショッピング保険が年間100万円付帯されています。 国内旅行傷害保険は付帯されていません。 JCBカード会員特典として、コンサートやイベント、演劇などのチケット先行販売や割引などが用意されています。 また、旅行の際に活用できる海外レンタカーサービス(最大25%割引)や空港免税店割引サービス、JCB紛失・盗難海外サポートなどの利用も可能です。 JCB カード Wの注意点は申込みがWEB入会限定であることと、対象年齢が39歳以下(39歳までに申し込めば40歳過ぎても継続利用可能)という点です。
カード名 | JCB カード W |
ポイントの種類 | Oki Dokiポイント |
還元率 |
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年会費 | 無料 |
国際ブランド | JCB |
発行元 | ジェーシービー |
電子ウォレット |
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電子マネー | QUICPay |
QRコード決済 | − |
タッチ決済 | JCBコンタクトレス |
追加機能 | ETCカード:無料 |
付帯保険・補償 |
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特典 | − |
イオンで頻繁に買い物をする方におすすめの高還元率クレジットカードは「イオンカードセレクト」です。 イオングループのお店でお買い物をすると還元率が1%になる(通常は0.5%)だけでなく、5%オフやポイント2倍といった優待日が多いのが最大の魅力です。 さらに買い物だけではなく、映画館やトラベルサイトでの割引もあり、会員特典の充実度が高いのが「イオンセレクトカード」の特徴です。 イオングループでの買い物でいつでもポイントが2倍(1%)還元されます。 イオングループ以外の店舗でも、毎月10日は1%還元されます。 ポイント優待加盟店では、2〜5倍のポイントが還元されます。 ポイントサイト「イオンカードポイントモール」を経由で、楽天やYahoo!ショッピングなどを利用すると、ポイントが最大20倍(10%)還元されます。 毎月20日と30日に開催される「お客様感謝デー」でイオン店舗で支払いをすると会計が5%オフ、55歳以上のカード利用者は、毎月15日にイオンでの買い物が5%オフとなります。 毎月10日は一部地域を除くイオン・イオンスタイルが還元率2.5%になります。 電子マネー「WAON」機能とセットで使うと、チャージで0.5%還元・WAON支払いで0.5%還元されます。 5日、15日、25日はWAON支払いの還元率が1%になるので、チャージと合わせて1.5%の還元率になります。
などが利用可能です。 また、イオンカードセレクトには上位ランクのゴールドカードも用意されています。 ゴールドカードは直近年間利用額が100万円以上などの条件を満たしている人に年会費無料で発行されます(別途申込みは不要です)。 ゴールドカードの特典として、海外旅行傷害保険が最高5,000万円、国内旅行傷害保険が最高3,000万円付帯されます(いずれも利用付帯)。 また、イオンラウンジ無料利用、国内主要空港ラウンジも無料で利用できます。 一般カードもゴールドカードも年会費が永年無料でかなり付帯サービスが充実しているので、イオングループを頻繁に利用する人は所持しておきたい1枚です。
カード名 | イオンカードセレクト |
ポイントの種類 |
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還元率 |
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年会費 | 無料 |
国際ブランド | Visa /Mastercard® / JCB |
発行元 | イオンフィナンシャルサービス株式会社 |
電子ウォレット | Apple Pay |
電子マネー |
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QRコード決済 | - |
タッチ決済 |
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追加機能 |
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付帯保険・補償 |
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特典 |
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ビックカメラのポイントカードにSuica機能が搭載したカードです。 基本還元率は1%(JRE POINT0.5% + ビックカメラポイント0.5%)ですが、ビックカメラでSuica支払いをするとポイント還元率が合計で11.5%となります。 ビックカメラ Suica カードで電子マネーSuicaにチャージするとJRE POINTの還元率が1.5%となり、ビックカメラでSuica支払いをするとビックカメラポイントが10%付きます。 JRE加盟店では、カードの提示だけでも税抜100円につきJRE POINTが1ポイント(ポイント還元率1%)貯まります。 また、JR東日本グループが運営するショッピングサイト「JRE MALL」でビックカメラSuicaカードのクレジット払いを行うと税抜100円につきJRE POINTが3ポイント貯まります。(ポイント還元率3%) さらにコジマやソフマップでは、現金払いと同率のビックカメラポイントがたまります。 PaypayやLINE Payなどのバーコード決済が近年盛り上がりを見せていますが、日本で最強のスマホ決済はSuicaです。 スマホ決済(モバイル)利用数は、2020年9月時点で1,000万人を突破しています。 ただし、Suicaへのチャージ上限は2万円となり、2万円以上の買い物をする際はSuica以外で支払う必要がある点は注意点です。
本カードの利用では、JRE POINTとビックポイントの2種類のポイントが貯まります。 ポイントの使い方は、ポイントの種類によって異なります。 ビックポイントは、Suicaにチャージ(1,500ビックポイント→1,000円分)したり、1ポイント=1円でビックカメラグループ(ビックカメラ、コジマ、ソフマップ)の店舗やネットショップで利用可能です。 また、JALマイルやJ-WESTポイント、エムアイポイントなど他のポイントやマイルに交換することもできます。 JRE POINTはビックポイントに交換(JRE POINT1,000ポイント→1,000ビックポイント)したり、1ポイント=1円分でSuicaにチャージしたり、商品や商品券と交換することができます。 また、日本赤十字社などにポイントを寄付することも可能です。
ビックカメラSuicaカードの年会費は初年度無料で、2年目移行は524円(税込)です。ただし、年1回でもカード利用があれば次年度の年会費も無料になります。 付帯保険に関しては、海外旅行傷害保険が最高500万円(自動付帯)、国内旅行傷害保険が最高1,000万円(利用付帯)付帯されています。 他のカードと比較すると補償額が少なく感じますが、年会費無料のクレジットカードの中には付帯保険が全く付いていないものもあるので、嬉しいサービスといえます。 カード特典としては、下記のサービスが利用可能です。
カード名 | ビックカメラSuicaカード |
ポイントの種類 | ビックポイント、JRE POINT |
還元率 |
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年会費 | 初年度年会費無料 (2年目以降は年会費524円(税込)、ただし前年度に1回以上利用で次年度無料) |
国際ブランド | Visa / JCB |
発行元 | ビューカード |
電子ウォレット | − |
電子マネー | Suica |
QRコード決済 | - |
追加機能 |
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付帯保険・補償 |
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特典 |
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「MI CARD+(エムアイカード プラス)」は、三越伊勢丹グループで頻繁に買い物をする人におすすめのクレジットカードです。 三越伊勢丹グループには、三越、伊勢丹、丸井今井、岩田屋を含みます。 オンラインで入会手続きをし、カードカウンターで受け取りをすると最短即日に発行可能です。 基本還元率は0.5%ですが、三越伊勢丹グループでの利用で2年目以降の還元率が最大10%になります。初年度の還元率は5%で、初年度/前年の購入額に応じて翌年のポイント還元率が決まります。 初年度/前年の購入額30万未満で5%、30万円以上で8%、100万円以上で10%となります。 ただし三越伊勢丹グループ百貨店の食料品、レストラン、喫茶、一品3,000円(税抜)未満の商品の還元率は1%となります。 カード会員限定のお得なWeb特典が豊富です。 例えば、一休.com、一休.comレストランなどで予約すると200円(税込)で5ポイント(還元率2.5%)が付与されます。 さらにふるさと納税サイト「さとふる」の利用や、スターバックスカードのオートチャージ、オンライン入金利用でも200円(税込)につき5ポイント(還元率2.5%)が付与されます。 ポイントアップ加盟店で利用すると、ポイント還元率が3%になります。 例えば、名古屋ラシックで3%、ルクア大阪で2%、ビックカメラやソフマップで1%になります。 さらに、会員専用のポイントモール「エムアイポイントワールド」を経由してショッピングすると、ポイント還元率が最大で15%とポイントがかなりお得に貯まります。
貯めたポイントの使い道も豊富です。 1ポイント=1円として、三越伊勢丹グループでの買い物に利用できたり(オンラインショッピングでも使用可)、ANAやJALのマイル、WAON POINT、ビックカメラポイント、JTBポイントなど提携先企業との相互交換ができます。 また、スターバックスカードや一休ポイント、ニトリポイント、エムアイポイント券などにも交換可能です。
海外旅行のサービスが手厚いのも特徴です。 海外で「MI CARD+」を利用すると、最大で1.5%の還元率となります。(Visaは1%、American Expressは1.5%) 宿泊予約(Booking.com)、海外旅行予約(JTBグランドツアー)、海外オプショナルツアー(VELTRA)での予約でポイント最大10倍(還元率5%)になります。 また、スーツケースレンタル、レンタルモバイル、レンタルWi-Fi、海外レンタカーなどの利用料金が10〜20%割引されます。
カード名 | MI CARD+(エムアイカードプラス) |
ポイントの種類 | エムアイポイント |
還元率 |
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年会費 | 初年度無料、2年目以降は2,200円(税込) |
国際ブランド | Visa / American Express |
発行元 | エムアイカード |
電子ウォレット |
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電子マネー | - |
QRコード決済 | - |
追加機能 |
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付帯保険・補償 |
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特典 |
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ドコモユーザーには、月々の携帯料金の支払いでもポイントが貯まる「dカード」がおすすめです。 「dカード」はNTTドコモが発行しているクレジットカードで、年会費永年無料で利用可能です。 基本還元率は1%と高還元で、dカード特約店やdポイント加盟店での利用で還元率がさらにアップします。 ドコモの携帯料金や「ドコモ光」の利用料金税抜1,000円ごとに10ポイント(1%)が貯まります。 dカード特約店での利用では、基本ポイント還元率1%(税込100ごとに1ポイント)に加えて特約店ごとのポイント加算や割引などがあります。 dカード加盟店では、dカードを提示するだけでもポイントが加算されます(税込100円で1ポイント)。 例えば、マツキヨでは4%、メルカリでは3.5%、スターバックスでは4%、JALでは3%と高還元となります(基本還元率1%との合計)。 また、特約店独自のポイントがある場合は、dポイントと特約店のポイントの2重取りも可能です。 さらに、スマホ決済の「d払い」とdカードを紐付け特約店で利用すると、最大で10%の還元率となることも!
貯まったポイントは、dポイント加盟店での買い物や、ドコモの携帯料金への充当などに使うことができます。 キャリアならではの「dカード携帯補償」が付帯している点も魅力的です。 携帯電話の紛失や盗難、修理不能の場合に、購入から1年以内であれば最大1万円の携帯電話再購入費用が補償されます。(同一機種・同一カラーに限る)
dカードには条件ランクとしてゴールドカードの「dカードGOLD」があります。 年会費が11,000円(税込)かかりますが、ドコモの毎月の携帯料金や「ドコモ光」の利用料金税抜1,000円ごとに10%のポイントが還元、また「dカード携帯補償」は購入後3年間最大10万円、国内外の空港ラウンジ無料利用と通常の「dカード」と比較するとポイント還元率や補償内容、カード特典などがさらに満足感の高いカードとなります。
カード名 | dカード |
ポイントの種類 | dポイント |
還元率 |
|
年会費 | 永年無料 |
国際ブランド | Visa / Mastercard |
発行元 | NTTドコモ |
電子ウォレット | Apple Pay |
電子マネー | iD |
QRコード決済 | - |
追加機能 |
|
付帯保険・補償 |
|
特典 |
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