インスタグラムではストーリーで音楽を流す「ミュージックスタンプ」という機能があります。今回はその機能について詳しく解説していきます。
「ミュージックスタンプ」でできること
ミュージックスタンプとはFacebookとInstagramのストーリーを投稿する際、BGMを追加できる機能です。 歌詞の一部を表示させたりと、充実した音楽機能になります。 インスタグラムを運営しているFacebook社は、ミュージックスタンプなどの音楽機能を60ヵ国以上で提供しています。 選べるジャンルはJ-POP、K-POP、洋楽、ROCK、JAZZなどと多岐にわたります。 著作権は、もちろんプロダクションや配信会社と契約し使用許可を得ているので問題ありません。 24時間以内に消えるストーリー上に最長15秒という使用方法が設定されています。
ストーリーの投稿画面を開きます。 投稿する写真や動画の撮影もしくは選択をしたら、上部のスマイルマーク[スタンプメニュー]をタップして[ミュージック]を選びます。
[ミュージック]をタップしたら上記の4つの方法で選ぶことができます。 曲名の横にある再生マークをタップすると、視聴することができます。 投稿したい曲が決まったら、ジャケットや曲名をタップしましょう。 [キャンセル] をタップすれば、スタンプ一覧ページに戻ります。
上記の方法で楽曲を選択したら次に、
の3つの編集作業を行います。
曲の長さを変更したい時は、左下にある○の中の15をタップします。 「クリップの長さを選択してください」と表示され、5〜15秒の間で曲の長さを設定することができます。 スライドして長さを選び[完了]をタップします。
曲の使用箇所の切り出しは、下のバーの部分を左右にスライドをして選択します。 バーのある部分が切り出され、歌詞のあるものはその部分の歌詞が表示されるので、歌詞に合わせて切り出すこともできます。
切り出した部分の表示形式は6種類から選択することができます。 歌詞の表示が4種類と、CDジャケット・曲名・アーティスト名の表示が2種類となっています。 CDジャケット以外は、上部のカラーパレットのアイコンをタップすると色を変えることができます。 歌詞やジャケットを表示なしにすることはできません。
CDジャケット以外は、上部のカラーパレットのアイコンをタップすると色を変えることができます。
切り出す部分や表示方法を設定して、選択した曲がしっくり来ないな…と思ったら、上部に表示されたジャケット写真をタップすると曲を変更することができます。 再度検索もすることが出来ます。
上記の作業がすべて終わったら、[完了]をタップしてください。 ストーリーの編集画面に戻ります。 この画面で歌詞やアーティスト名、CDジャケットを再度タップすると、楽曲の編集画面に戻ります。 ここで楽曲のジャケットを選んだ場合、ピンチしてサイズを変更することができます。 すでに実装した楽曲だけを削除する方法はないので、その場合は左上の[☓] をタップし[破棄] をタップする必要があります。 もう一度、画像や動画を選ぶところからやり直してください。
ストーリーの作成モードにもミュージックスタンプを使うことができます。 作成モードをするには、ストーリーズ投稿画面を開き左側にある[Aa]を選択します。
上部のスマイルマーク[スタンプメニュー]をタップして[ミュージック]を選択します。 これ以降の手順は先ほど説明した通りです。 楽曲を検索・選択をして、曲の切り出し、曲の長さ、表示方法を設定しましょう。
作成モードでは、背景色を変更することができます。 楽曲を選択する前なら、右下のカラーの丸を、楽曲を選択後は上部のカラーの丸を選択します。 またスタンプメニューから他のスタンプを追加することもできます。
カード機能の「誕生日おめでとう」と「Happy Birthday」の曲を組み合わせたり、おもしろいGIFと愉快な楽曲を組み合わせたりすると、かなり表現豊かなストーリー投稿になります。 カード機能は、ストーリー作成画面の[Aa]をタップして作成モードを開きます。 下部にあるカードのアイコンをタップするとカード機能を使うことができます。 上部のサイコロのアイコンをタップすると「いつもありがとう」や定型文無しを選ぶことができます。
上部のスマイルマーク[スタンプメニュー]をタップして[質問]を選択します。 すると、質問スタンプが表示されます。
[♫]をタップすると回答する「ここに答えを入力」の部分が「曲を選択」に変わります。 「おすすめの曲は?」の部分に文字を入力して言葉を変更することができます。
質問の設定が出来たら、編集をして投稿をしましょう。 この時ミュージックスタンプやGIFなど、他のスタンプや機能も一緒に使うことができます。
ストーリーでミュージックスタンプで回答できる質問が流れてきたら、[曲を選択]をタップしましょう。
楽曲を選択する画面が開くので、上の検索ボックスで楽曲を検索しましょう。 検索する前に出てくる「おすすめ」などから選択するのもありです。
回答したい楽曲が見つかったら、ジャケットや曲名の上をタップしましょう。 すると再生ボタンが選択を表すチェックボタンに表示が切り替わるので、下部の[送信]をタップしましょう。 これで音楽での回答が完了します。
音楽で回答できる質問スタンプをつけたストーリーの左下にある閲覧者リストをタップします。 すると閲覧者のリストの上に、回答された楽曲と回答したユーザーが表示されます。 ストーリーに載せたい楽曲の下にある[返信]をタップしましょう。
[返信]を押すとメニューが表示されるので、[返答をシェア]をタップしましょう。 タップするとストーリーの編集画面に、シェアした楽曲のミュージックスタンプが表示されます。
回答をシェアする際も、楽曲で使用したい部分を選択することができます。 ストーリー投稿画面に移動したら上部にある丸のボタンをタップしましょう。 この時、周りの円が時計回りに色付いていきますが、これは楽曲を読み込んでいます。 タップしたら、下部に表示されるバーで使用する部分を選択してください。 選択できたら、右上の[完了]をタップして、ストーリーをシェアしましょう。
著作権などの関係で、アーティストの曲が全て利用できるわけではありません。 そのため、利用したい楽曲のアーティスト名があるのに使いたい曲が出てこない!という場合は、ミュージックスタンプにそもそも実装されていない可能性が高いです。
アーティスト名や曲名を検索する際に、完全に一致する名前で検索しても出てこないことがあります。 日本語のアーティスト名をローマ字にしてみたり、平仮名やカタカナで検索すると出てくることがありますので検索方法を変えてみてください。
ミュージックスタンプが使えるのは「ストーリーズ」と「質問の回答」のみとなっています。 それ以外の投稿ではミュージックスタンプは使用できないので、当然ですが楽曲検索をすることができません。
電波が悪いとアーティスト名や楽曲名を検索ボックスに入力しても、検索結果が表示されないことがあります。 通信状態を確認して、再度検索してみましょう。 電波の良いとろこに移動をしたりWiFiを利用するなどしてみてください。
アプリのバージョンが古いことで、ミュージックスタンプが正常に使えない場合があります。 インスタグラムのアプリを最新のものにアップデートしましょう。 iPhoneならApp Storeを開き右上の自分のアイコンをタップして開きます。 Instagramのところに表示されている[アップデート]をタップしましょう。 AndroidならPlayストアを開き、左上の[≡]をタップして開きます。 [マイアプリ&ゲーム]を選択し、Instagramのところに表示されている[更新]をタップしましょう。
アプリの不具合は、アプリやスマホを再起動をすることで改善されることがあります。 アプリの画面を上にスワイプして、再度開いてみましょう。 もしくはスマホの端末を再起動してみましょう。 電源を一度落とし、少し時間を空けてから再度電源を入れてみてください。
また、インスタグラムをアンインストールして再度インストールをすると、不具合が改善されることがあります。 ミュージックスタンプで楽曲の検索が出来ないときは、アプリのアンインストールを試してみましょう。 アプリを削除してもアカウントが消えるわけではありません。 アンインストール方法は、iPhoneの場合はアプリを長押しして「Appを削除」をタップしてください。 Androidの場合はアプリを長押しして「i」というインフォメーションマークを押して「アンインストール」をタップしてください。
動画にBGMを付けたいのであれば、音楽を流しながら動画を撮影しましょう。 この方法であれあばストーリー以外の投稿にも音楽を設定することができます。 ただし、この方法は著作権がグレーとなっています。
InShotというアプリは、画像や動画の編集をすることができるアプリです。 InShotでは画像や動画に、他のビデオから抽出した音楽やスマホにダウンロードした音楽、さらにはアプリ内のエフェクトの音を付けることが出来ます。 編集方法もとても簡単です。
InShotというアプリは、画像や動画の編集をすることができるアプリです。 PicsArtはAI Musicという機能があり、AIが勝手に音楽を作成してくれます。 そのため著作権などを気にせずに音楽を使うことができるのが特徴です。
インスタグラムのストーリーではSpotifyの音楽をシェアすることができます。 Spotifyでシェアしたい曲を開き[…]をタップして[シェアする]をタップします。 メニューから[Instagramストーリーズ]をタップするとインスタグラムのアプリが開きストーリーの投稿画面になるので、編集をしてシェアしましょう。 シェアされたSpotifyの音楽を聴く場合は、ストーリーの左上の[Spotifyで再生]をタップすると、シェアされた楽曲をSpotifyで聴くことができます。
iTuensの楽曲は、インスタグラムにシェアをすることができます。 シェアしたい楽曲を選択し、右上の共有メニューボタン(四角に上矢印)をタップして共有メニューを開き、Instagramのアプリのアイコンをタップしましょう。するとフィードにシェアすることができます。 さらに、購入済みの楽曲であれば同じ方法でDM(ダイレクトメッセージ)にシェアすることもできます。
スマホがマナーモードになっていると、音が出てきません。 マナーモードを解除しましょう。 もしくは、音量ボタンを押すと音が出てくる場合もあります。 PC(パソコン)であれば、ミュートになっているまたは音量がゼロになっていることが考えられます。
スマホがマナーモードになっていなくても、音量がゼロになっていると音が出ません。 音量ボタン等で音量を上げましょう。
いくらマナーモードを解除したりスマホの音量を上げても音が流れてこない場合、スマホがイヤホンやスピーカーに接続されてしまっている可能性があります。 その場合はスマホから音が流れてきません。 イヤホンかスピーカーに接続されているかどうかは、スマホを見ればわかります。
動画はデータの容量が大きいので、電波が悪いと再生されないことがあります。 この場合は通信状況を見直しましょう。 人が集まっているところなどは、電波が悪くなることがありますので場所を移動してみましょう。 また、契約によって毎月の所定データ量を越えてしまうと、通信速度が低下してなかなか動画の音声を読み込めないことがあります。 そういう時はWi-Fiを用いたりしてみましょう。
そもそも投稿されている動画自体に音がついていない可能性があります。 その場合はマナーモードを解除したり音量を上げても音が出ることはありません。
インスタグラムでは、投稿をする際に音声をオフにすることができます。 これはフィードの通常投稿とストーリーの投稿をする際に設定できます。
電車でインスタグラムを見ていた時に、いきなり大きな音が流れて恥ずかしい思いをしてしまうことってありますよね。 ストーリーの音を消す方法を紹介します。
まずは、スマホの端末をマナーモードにしましょう。 そもそも電車に乗る時やお店に入る時はマナーモードにするのがマナーですので、気をつけましょう。
また、マナーモードにしていても音量ボタンを押すと流れてしまうことがあります。 マナーモードにしてあっても、音量をゼロにしておきましょう。
外出する時は、スマホをイヤホンに接続しておくといいでしょう。 そうすればスマホのスピーカーから音が出ることがありません。 ただ、単純に音が大きいのが嫌な場合はイヤホンから爆音が流れてくることがあるので気をつけましょう。 音量を事前に調整しておくことをおすすめします。
アプリやスマホの端末の不具合で、マナーモードにしていたのにいきなり音が流れてしまうことがまれにあります。 そういうことを絶対に防ぎたいのであれば、電車内や店内でインスタグラムを見ないというのもひとつです。