Instagram(インスタグラム)の「タグ付け」とは、投稿した画像に関連する人物やショップのアカウントを表示させる機能があります。そのタグからそのアカウントのページに飛ぶことができます。今回はタグ付けについて詳しく解説していきます。
インスタグラムにおける「タグ」とは、自分の投稿に写っている人や関連するショップなどを紹介する機能です。 タグ付けをすると、投稿にユーザーネーム(ID)を表示させることができます。 自分の投稿に対して行うことであり、他のユーザーの投稿に対して自らタグ付けすることはできません。
「タグ付け」されている投稿には、左下に人型のマークが表示されています。 投稿をワンタップするとタグが表示されます。 タグの位置は調整できるので、写っている人のタグをその人の上に表示させたりすることができます。
同じ「タグ」が付くのですが、「#◯◯◯」と使う「ハッシュタグ」とはまったくの別物です。 ハッシュタグとは、投稿をキーワードごとでカテゴリー分け出来るようにする機能です。 ハッシュタグ検索をすると、そのハッシュタグを付けた投稿だけを見ることができます。 例えば「#ハワイ」で検索すれば「#ハワイ」を付けた投稿だけが表示されるので、ハワイに関連した投稿を一覧で見ることが可能になります。
同じようにユーザーネーム(ID)をストーリーズに載せた場合は「メンション」と言います。 「タグ付け」と用途や効果はほぼ同じですので、「フィード投稿はタグ付け」「ストーリーズはメンション」と覚えておけば良いでしょう。 「メンション」では、ストーリーズに写っている人が誰であるのか、ショップがどのお店であるのかを紹介することが出来ます。 さらにメンションされたユーザーはその投稿を引用シェアすることが出来るので、自分の投稿を拡散してもらえる確率が高くなります。
相互フォローしていない人や非公開アカウントでも原則的にタグ付けをすることができます。 その投稿に写っている人やショップのユーザーを選択できます。 ただ、相手がタグ付けの制限を掛けている場合やブロックをしている場合はタグ付けすることが出来ません。
画像内ではなくコメント欄にも「@aaaa」と付けることができます。 ただこの場合は「タグ付け」ではなく「メンション」や「リプライ」という呼び方になるようです。 写っている人の紹介のために使うことは少なく、その投稿を教えたい時やコメントを読んでほしい時に相手の名前を入れて使います。 またコメント欄に入力された「@aaaa」からその人のプロフィールページに飛ぶことができます。
タグ付けをすると、相手に通知がいきます。 アクティビティ欄に「○○○が投稿にあなたをタグ付けしました」と表示されます。 逆にいえば、自分が他の人の投稿でタグ付けされたら通知が届きます。 しかし、フォロー関係でない非公開アカウントにタグ付けされた場合は通知がきません。
タグ付けされた投稿を一覧できるページがあります。 自分のプロフィール画面を開くと、投稿写真・動画が一覧で表示されています。 上の画像にある吹き出しの中に人型のあるアイコンをタップすると、画面が切り替わり自分がタグ付けされた投稿が一覧で表示されます。 また、他ユーザーのプロフィール画面を開き上記と同様の操作を行うと、そのユーザーがタグ付けされた投稿も見ることができます。 ただし、フォローをしていない非公開アカウントによるタグ付けは表示されません。
タグ付けは、タグを付けていない過去の投稿に対しても編集でタグ付けすることが出来ます。 タグ付けするだけでなく、付けたタグを後から削除することもできます。 過去の投稿へのタグ付け方法は後ほどご紹介します。
自身のアカウントが非公開アカウントであってもタグ付けをすることが出来ますし、非公開アカウントを自分の投稿にタグ付けすることも出来ます。 しかし自分のアカウントが非公開の場合、相手がそのフォローをしていないと見ることが出来ません。 タグ付けの通知もいかないので注意しましょう。
新規投稿をする際、キャプションを書く画面に [タグ付け] があります。 [タグ付け]をタップすると投稿する写真が表示されますので、タグ付けしたい位置をタップします。 検索ボックスでタグ付けしたいユーザーを検索し、ユーザー名をタップするとタグが作成されます。 タグ付けしたいアカウント以外のタグを間違って作成してしまった場合は、タグをタップし[✕]をタップすると削除できます。 ビジネスアカウントの場合は [ビジネスパートナーをタグ付け] と表示され、ビジネスパートナーとしてタグ付けすることができます。
タグ付けの位置は、画像であれば自分で調整できます。動画の場合はタグは動画内ではなく動画下部に固定で表示されます。 表示されているユーザーネームをドラッグして好きな位置に表示させ右上の [完了] を押しましょう。 その他キャプションや場所を追加して [シェア] をすれば、タグ付けされた投稿をすることができます。
自分のプロフィールページからタグ付けしたい投稿を開きましょう。 右上のメニューボタン […] をタップして [編集] を選びます。
画像や動画の左下に表示される人型の黒丸アイコンをタップします。 画面を再度タップし、タグ付けしたいユーザーを検索して選択します。 タグが作成されたらタグを押しながら位置を調整し、画面右上の [完了] をタップします。 タグ付けの画面が閉じるので、タグ付け以外の編集を全て終えたらもう一度画面右上の [完了] をタップします。 これで過去の投稿へのタグ付けが完了です。
知らない人からいきなりタグ付けされたりする場合があります。 また最近では、悪質スパムによるタグ付け被害も増えているようです。 インスタでタグ付けされた場合、そのタグを削除することができますのでご安心ください。
プロフィール画面を開き、タグ付け一覧ページを開きます。 自分のタグを消したい投稿を開き、画面をワンタップするとその投稿に付けられたタグが表示されます。 表示された自分のタグをタップするとメニューが表示されるので [投稿から自分を削除] を選択しましょう。 そうすると、その投稿から自分のタグが削除されます。 タグを削除してもタグ付けした本人に通知は届きませんが、タグ付けした本人が投稿を確認すると、タグが削除されていることに気付く場合があります。
上記は投稿1枚ずつ操作する必要がありますが、自分のタグ付けされた複数の投稿からタグを削除したい場合は、一度に投稿を複数選択しタグ削除を行うことも可能です。 自分のプロフィールページ右上のメニューボタン [≡] から [設定]→ [プライバシー設定] → [タグ]の順に進みます。 [タグ付けを手動で承認]をタップすると、これまでにタグ付けされた投稿が一覧で表示されます。 投稿一覧の右上にある青い文字 [編集] を押し、タグを削除したい投稿を複数選択して右下に表示される [削除] をタップします。 「投稿へのタグ付け○件を削除しますか?」と確認画面が表示されますので[自分のタグを削除]をタップしタグの削除が完了となります。
自分のタグを相手の投稿から削除せず、タグ付け投稿一覧で非表示にすることも出来ます。 非表示にした場合も、タグ付けした本人に通知はいきません。 自分のプロフィール画面を開き、タグ付け投稿一覧ページから非表示にしたい投稿をタップします。 再度投稿をタップし自分のタグを表示させます。そのタグをタップするとメニューが表示されるので [プロフィールに表示しない] を選択しましょう。 また先ほど「タグ付けの削除」で説明した複数選択の方法で、最後に [非表示にする] を選択すれば複数の投稿を一気に非表示にすることもできます。
タグ付けは許可制または手動承認制にして制限することが出来ます。 すべてのタグ付けを拒否するのにブロックする必要はありません。 自分のプロフィールページ右上のメニューボタン [≡] をタップして [設定] を開きましょう。 [プライバシー] から [タグ] を開き、「タグ付けを許可する人」の[誰にも許可しない] を選択すると他ユーザーが自分をタグ付けすることが出来なくなります。 タグ付けを承認した投稿だけプロフィールに表示させるようにするには、その下の「タグ付けされた投稿」の [タグ付けを手動で承認] をオンにしましょう。
タグ付けは設定しない限り、特定の人からタグ付けを拒否することができません。 タグ付けされないようにする場合はブロックをするしかありません。 悪質なアカウントや見ず知らずの人からいきなりタグ付けをされてしまった場合は、ブロックをしましょう。
他のユーザーにストーリーズに付けられたメンションは削除や非表示にすることが出来ません。 どうしても嫌な場合は、相手に直接連絡をして投稿を削除してもらうしかないでしょう。 悪質なアカウントなどにされてしまった場合はどうにもなりません。 そのストーリーズから多くの人が自分のページを見に来てしまうようなことになった場合は、そのストーリーズが消えるまで非公開アカウントにするなどして対策するしかありません。
タグ付けする際のユーザー検索で、相手のアカウントの表示が薄くなっていて選択できない場合や、タグ付けをしたのに投稿にタグが表示されない場合は、相手がタグ付けを制限しています。 上記でご紹介したように、タグ付け許可の設定は「全員」「フォローしている人」「誰にも許可しない」の3つから設定できます。 フォローしていないアカウント所持者がタグ付け許可を「全員」に設定していない限りタグ付けすることができません。 また、フォローの有無に関わらず相手がタグ付けを「誰にも許可しない」に設定していれば誰もタグ付けすることはできません。 タグ付けしようとユーザー検索をしたのにアカウントが表示されない場合は、相手にブロックされている可能性があります。
相手のアカウントをタグ付けしようとしたのに、ユーザー検索しても出てこない場合はアカウント名のスペルミスの可能性があります。 しっかりと相手のアカウント名を確認してから入力しましょう。「.(ドット)」や「_(アンダーバー)」の位置や数が間違っていないかも合わせて確認しましょう。 また、現在は既に存在しない以前のアカウントのユーザーネームを検索してしまっている場合もあります。
ユーザー検索をしたのに出てこない場合は、すでにアカウントが削除されている可能性があります。 削除されているアカウントはタグ付けすることはできません。
インスタグラムにおけるタグ付けは、20人までととなっています。 21人目をタグ付けしようとしても、反応しなくなります。