Native Englishを実際に購入しレビューした評価と感想をお伝えします。Native Englishは最も有名な英会話教材の1つですが効果はあるのでしょうか。特典やキャンペーン、勉強方法、良い評判・悪い口コミ、返品制度・デジタル版の有無なども余すことなく紹介していきます。
今回、Native English(ネイティブイングリッシュ)をレビューするにあたり、英会話教材29商品を実際に購入し徹底的に分析しました。 他社の英会話教材と比較もしながら、Native English(ネイティブイングリッシュ)の評価をしていきたいと思います。
《本記事の筆者の経歴》
商品名 | Native English(ネイティブイングリッシュ) |
価格 | 29,800円(送料無料、税込) |
内容 | テキスト1冊+CD18枚組 |
レベル | 初級者(中学英語が不安な方)〜中級者(中学英語が身に付いている方) |
レッスン数 | 168レッスン |
1日の学習時間 | 5分〜 |
学習の継続期間 | 3ヶ月 |
返金制度 | あり(90日返金保証) |
サポート | 3年間バイリンガルメールサポート・電話 |
無料視聴 | あり |
特典 | 日刊メルマガ、Native English Businessテキスト+CD5枚組、ニュアンス解説動画等 計7点 |
会社名 | 株式会社インフォファクトリー |
代表者 | 木下昌英 |
所在地 | 〒150-0012 東京都渋谷区広尾1-3-1 HAGIWARA BLDG.1 5F |
設立 | 平成19年(2007年)6月15日 |
資本金 | 2,000万円 |
電話番号 | 03-6825-5191(平日10:00〜19:00) |
FAX番号 | 03-6825-5344 |
Native English(ネイティブイングリッシュ)の最大の特徴は、リスニング学習を中心にスピーキング能力まで上げてしまうメソッドです。 従来の「聞き流し」英会話教材では、リスニング力を養うことはできてもスピーキング力を養うことができない、という問題を解決するために生まれたのがNative English(ネイティブイングリッシュ)です。 聞き流しでスピーキング力も鍛えるために、Native English(ネイティブイングリッシュ)では、リスニング用CDとスピーキング用CDが別になっています。 そして、それぞれのCDには独自開発された「2段階のスピード音声」が録音されています。 リスニング用CDには、通常スピードと通常の約1.5倍速の高速スピードが収録されています。 1.5倍速で英語に慣れることで、通常スピードがスローモーションのように聞こえるようになります。 スピーキング用CDの音声スピードには、通常スピードと通常の約0.75倍速のスロースピードが収録されています。 スロースピードでは発音やフレーズの意味などを理解しながら聞くことが可能です。 また、日本人が英語を話すときまず先に日本語で言いたいことを思い浮かべてから英訳するため、それに合わせてNative English(ネイティブ)のスピーキングCDでは《日本語→英語》の順番で音声が流れます。
Native English(ネイティブイングリッシュ)では成人した日本人が英語を学びやすいように脳科学的アプローチが取られています。 外国語を学習をする上で、成人が幼児のように言語を習得することは不可能といわれています。 赤ちゃんが言葉を学ぶ際は言葉の知識や先入観が無いため、言葉をそのまま頭にインプットすることができます。 外国語を母国語のように会得できるのは、脳科学的に14歳までと言われています。(もちろん個人差があります) したがって、日本人成人が英語を習得するには、日本語を基礎に英単語や英文法を理解し暗記する事が極めて重要です。 そこで上図のようにNative English(ネイティブイングリッシュ)では、「まず、日本語を思い浮かべる」ことを前提にメソッドが開発されています。 リスニングでは「多聴」つまり英語をたくさん聴くことを、スピーキングでは「精聴」つまり一言一句正確に理解していくことを重視しています。
「聞き流し」がメインといっても、退屈では英語学習を長く続けられないため、Native English(ネイティブイングリッシュ)では「楽しさ」をプラスしています。 ラジオDJとして活躍されている日英バイリンガルのマイケル・リーヴァスさんが日常会話の英語のニュアンスやネイティブの使い方などを解説してくれるCDが付いています。 FMラジオを聞くように楽しみながら英会話学習を進めることができます。 このような教材は他の英会話教材には無く、Native English(ネイティブイングリッシュ)が人気の理由の一つです。
Native English(ネイティブイングリッシュ)は、1セッションが約5分という短さも魅力の1つです。 また、リスニング学習がメインですから、通勤・通学時間や家事の合間での「すきま学習」や、他のことをしながらの「ながら学習」を進めることが可能です。 日々多忙な方や予定が変動する人でもしっかり英語学習が続けられる仕組みになっています。
Native English(ネイティブイングリッシュ)には特典(無料で付属される教材)が3点あります。
教材に関する質問は、3年間という長期メールサポートの利用が可能です。 例えば、「教材で使われているbuyとgetの使い分がわからない」などの質問に回答してくれます。 教材に関する質問以外は受け付けていませんので注意しましょう。 また、上の画像のように英語フレーズを解説したメールが定期的に届きます。 Native English Businessではビジネスにおける英会話を学習することができます。 こちらでも実際にネイティブが使っている表現を習得することができます。 良くあるビジネスシーンを想定した内容で様々なフレーズの学習が可能です。 例えば、
などがあります。 日常英会話だけにとどまらず、仕事でも英会話が出来るようになりたい人にはぴったりの英会話教材です。 テキストやCDを紛失・破損してしまった場合は、購入日から5年以内であれば新品を送ってくれます。 商品配送時の送料850円とその他手数料(代引き手数料360円、各銀行の振込手数料)は自己負担となります。
Native English(ネイティブイングリッシュ)は90日間全額返金保証が設けてあります。 残念ながら効果を感じられない場合に、購入日から起算して90日以内であれば開封後でも商品代金を全額返金がなされます。 Native English(ネイティブイングリッシュ)が全額返金保証を設けているのは自社の教材への自信の現れといえます。 全額返金保証制度を利用する購入者の割合は公表されていませんが、これだけ充実した内容ならば少ないのではないかと筆者は予想します。 ただし、教材返送時の送料と返金時の振込み手数料のみ自己負担となりますので注意です。
Native English(ネイティブイングリッシュ)の教材セット内容は下記の通りです。 ●Native English
●Native English Business(特典教材) ・テキスト:1冊
Native English(ネイティブイングリッシュ)のテキストと音声CDのデータ版は用意されていません。音声CDは自身でオーディオプレーヤーに取り込む必要があります。 テキストは持ち運びに便利なB6サイズですので、データ版が無くても問題ないかと思います。
テキストはB6(B5の半分のサイズ)でとてもコンパクトに作られています。そのため通勤通学にも場所を取らず持ち運びしやすいです。 全部で167日分(Day1〜167)が用意されており、学習したいシーンを抜粋して学習することも可能です。 基本的には見開き1ページ分(2Daysずつ)を1日で学習していきます。 6つのパートに分かれており各パート毎に細かいシーンが設定されています。 6つのパートとシーンの例は下記の通りです。 Part1:あいさつ・自己紹介(基本のあいさつ、自己紹介、家族や出身地について、通勤・別れ際のあいさつ) Part2:日常会話(質問と返答、頼みごとやお誘い、電話でのやりとり、日本に関すること) Part3:ホテル・飲食店(ホテル・カフェでのやりとり、レストランでのやりとり) Part4:乗り物(飛行機の搭乗手続きから入国手続きまで、乗り物を利用する)」 Part5:観光(観劇・スポーツ観戦、街歩き、買い物) Part6:トラブル(体調不良で病院に行く、さまざまなトラブル、公共機関への連絡、失くしものを探す) それぞれのパートはConversation(会話)・Phrases(フレーズ) ・Article(記事)・Column(コラム)の4つのコンテンツで構成されています。
Listening CDはリスニングのトレーニングで使用するCDです。男性と女性の声で音声が流れます。 音声は《高速英語→高速日本語→ナチュラルスピード英語→ナチュラルスピード日本語》の順番で収録されています。 高速英語と日本語はナチュラルスピードの約1.5倍速です。 高速の音声を先にインプットすることで、ナチュラルスピードの音声がゆっくりに聞こえる=確実にリスニングが出来るようになります。 トラック1から高速で音声が流れますがCDの故障ではないのでご安心ください! トラックの変わり目にはチャイム音(飛行機の呼び出しベルのような音)が聞こえます。
Speaking CDはスピーキングのトレーニングで使用するCDです。こちらも男性と女性の音声が流れます。 音声は《ナチュラルスピード日本語→低速英語→高速英語の順番》の順番で収録されています。 Listening CDでは1.5倍速の音声を使用しますが、Speaking CDでは約0.75倍速とナチュラルスピードよりも遅い音声を使います。 スピードが遅い分発音や抑揚などを確実に真似することが出来、確実にスピーキング力が向上するのです。
「ニュアンス解説 CD」ではバイリンガルラジオDJのマイケル・リーヴァスさんが、英語の細かいニュアンスを質問形式で解説してくれます。 テキストと音声CDで実際に学ぶフレーズの使い方をTPOに応じて教えてくれます。 内容は全て実際の学習内容に基づくため、該当箇所の学習を終えた後に聞くことが効果的です。 息抜きをしたい時や就寝前など気軽な気持ちで英語に触れたい時に聞くと良いでしょう。
こちらのCDでは、英語のみがナチュラルスピードで収録されています。 Listening CDおよびSpeaking CDでの学習を終えた後、英語力の確認用に使用します。
Native English(ネイティブイングリッシュ)の基本的かつ効果的な学習の進め方は、 【Listening CD→Speaking CD→ニュアンス解説 CD→ナチュラルスピード英語 CD→テキスト】 の順番です。 具体的な学習方法は下記の通りです。 ①Listening CDを聴いて内容を把握する ②Speaking CDで①で聴いた内容をネイティブの発音とともにしっかり理解する。この時シャドーイング(※1)を行うとよりスピーキング能力が身につく。 ③ニュアンス解説 CDでフレーズや単語のニュアンスの違いを理解し表現力を身につける。 ④ナチュラルスピード英語CDでリスニングの総仕上げをする。この時ディクテーションテスト(※2)を行うとライティング能力が身につく。 ⑤テキストを使用し英文やフレーズの理解を完全定着させる。ここでスピーキング、リスニング、ライティング、リーディングの総合力が身につく。 (※1)音声を聞いた後、即座に復唱する練習法 (※2)耳で聞いた音声を書き取る練習法
上記の学習方法を、自身のライフスタイルに合わせた学習プランで進めていきます。 Native English(ネイティブイングリッシュ)では複数の学習プランが紹介されており、プランに応じて1日の学習時間や学習の進め方が異なってきますので、詳しく説明をしていきます。 テキストでは6つのコースが紹介されています。
日数が短期間な程1日の学習時間や量は多くなり、日数が長期間である程少ないです。 急な海外旅行や出張などで短期間で英会話を習得する必要がある人は最短コースやお急ぎコースなどがおすすめです。 反対に、英会話向上の緊急度が高くなくのんびり学習したい人は標準コース以降のコースが良いでしょう。
○お勧めコース:168日(1クール14日間×12で修了)
○標準コース:96日(1クール8日間×12で修了)
○お急ぎコース:72日(1クール6日間×12で修了)
○マイペースコース:180日(1クール15日間×12で修了)
○最短コース:24日(1ヶ月分を4日間で学習×6で修了)
○じっくりコース:324日(毎日1日分学習)
Native English(ネイティブイングリッシュ)の教材の最大の魅力の1つは、英会話の場面数の細かさと多さです。 英語圏での日常または旅行中に起こりうる様々な英会話のシーンを網羅しており、各シーンで話題を深く掘り下げており、実用的な英会話が学べます。 基本のあいさつ、カフェでの注文、買い物の仕方、ホテルのチェックインなどはもちろんですが、トラブルに関する話題だけでも
などたくさんのシーンがあります。 上記はほんの一例で、Native English(ネイティブ)では80近くのシーンを取り上げられています。 これだけ細かい場面設定は他社の英会話教材では見たことがありません。 また、最初のページに紹介されている表現はより基本的で簡単なものになっているため、最重要な英会話フレーズから順番に学ぶことができます。 これは初心者の方にはうれしい構成です。
Native English(ネイティブイングリッシュ)は、フレーズのニュアンスの解説にかなり重点を置いていると感じました。 他社の英会話教材の中にはフレーズのみが載っており解説が一切ない不親切な教材も多いですが、Native English(ネイティブイングリッシュ)は違います。 例えば、基本のあいさつだけを見ても「How are you doing?」「How's it going?」「What's up?」のそれぞれが待つニュアンスや違いの解説がしっかりあり素晴らしいです。 なんとなーく知っていても、正しい意味合いを理解せずに使用している英語学習者の方は結構多いと思います。 ここまで丁寧に解説してくれている英会話教材は見たことありません。 ネイティブがどういう感覚でそれぞれの英語フレーズを使っているのか、自分で調べてもなかなか正解か分からないので、フレーズとニュアンスの解説はかなり便利です。 細かいニュアンスが理解できると自分が実際にそのフレーズを使用するシーンが目に浮かぶため、記憶にも定着しやすいです。 これだけのボリュームの多さとクオリティーの高さにも関わらず、価格は29,800円(税込)と平均的です。学習期間が6ヶ月ですので、月あたり5,000円程度となります。 Native English(ネイティブイングリッシュ)は、他社の英会話教材と比較しコスパ最強と筆者は感じました。 Native English(ネイティブイングリッシュ)は基本的にキャンペーンを行っておりませんが、キャンペーンがなくてもすでにリーズナブルな価格になっています。 国内送料は無料です。Native English(ネイティブイングリッシュ)は海外への配送も2,500円で可能です。 代引き手数料とNP後払い手数料は無料です。(クレジット決済手数料やコンビニ決済手数料については明記無しでした。)
フレーズの解説が充実している一方で、文法の解説はそこまで充実していない印象を受けました。 フレーズの構文の種類や単語の品詞に関する解説はほとんどありません。 洋楽の歌詞を覚えるようにフレーズも感覚的に理解し暗記できる人には問題ないのですが、論理的に英語を理解したい人(男性に多いです)にとっては少し解説が物足りなく感じる可能性があります。 中学英語レベルの単語と文法をある程度マスターした上でNative English(ネイティブイングリッシュ)にチャレンジするのがベストですが、不完全な人は自分で辞書や文法書を活用し教材に書き込んでいくながら学習を進めるとよいと効率的だと思います。 基礎的な文法を習得していないと不必要な箇所で疑問を抱いてしまうので、英会話学習の進める上で障害になってしまう可能性が大です。 ネイティブが日常的に使う言い回しの中には、文法的には不自然なものもある点に注意です。文法的に理解できなくても「ネイティブが使うものは使う」という気持ちでまずは英語を暗記してしまうのも大切です。
米国に5年間滞在した筆者の経験からみて、Native English(ネイティブイングリッシュ)の英語はとてもナチュラルなネイティブの英語です。 実際にネイティブが使うフレーズやイディオムが厳選されているため、英語に対して違和感を全く感じませんでした。 他社の英会話教材だと明らかに日本人が考えた「文法的には正しいけどネイティブはこう言わない」英語が載っている場合もたまにあるのですが、Native English(ネイティブイングリッシュ)はその心配無用です。 例えば、「久しぶり!」の英訳を「Long time no see!」と紹介している教材が多いですが、実際にはネイティブはあまりこの表現を使いません。 「It's been a while.」「I haven't seen you in a long time.」などと実際にはネイティブは使うわけですが、Native English(ネイティブイングリッシュ)では「It's been too long.」と紹介されていました。 これを見たときに「やるな」と思いました笑 ちなみに、音声は全てアメリカ英語で構成されています。 通常スピードの速さは、アメリカ本土にいるネイティブスピーカーの平均的な速さより少し遅い程度だと感じました。 「通常」スピードとはいっていますが、やはり日本人向けにやや遅めにしているのでしょう。ネイティブの話すスピードは想像以上に速いので心の準備が必要です。。。
Native English(ネイティブイングリッシュ)を実際に使ったときに、幅広い英語レベルの方が満足のいく教材の作りに工夫がなされているな、と思いました。 まず第一に、教材で登場する文法や構文は中学英語レベルが中心なので、英会話初心者の方でも問題なく学習を進めることができます。 学校では習わないネイティブが使う砕けた英語表現がたくさん掲載されているので、中学英語がしっかりできている人、大学で英語を学んでいる人でも新しい発見がたくさんあると思います。 どのくらい効果があるのかは個人差がありますが、初心者の方でもNative English(ネイティブイングリッシュ)のフレーズをすべてマスターすれば、日常会話や旅行英会話ならスムーズにできるようになるでしょう。 しかし、この教材だけで英語をネイティブレベルまで向上させるのは厳しいでしょう。 例えば、字幕無しで映画やドラマを英語を完璧に理解できるようになるのは難しいと思います。 Native English(ネイティブイングリッシュ)は、カジュアルな日常英会話を習得するための教材です。 Native English Business(ネイティブイングリッシュビジネス)はあくまで特典なので、ボリュームは少なめです。 よりフォーマルなビジネス英語やアカデミックな英会話を身に付けたい方には他の教材がおすすめです。(記事の最後に詳述)
Native English(ネイティブイングリッシュ)の公式サイトや広告などでは、「聞くだけ」で英語が話せるようになると謳われています。 しかし厳密に言うと、Native English(ネイティブイングリッシュ)は「聞くだけ」の学習ではありませんので注意が必要です。 いわゆる「聞き流し英会話教材」はひたすら流れる英語と日本語を聞いてるだけでした。 しかし、Native English (ネイティブイングリッシュ)ではスピーキング向上のために音読やシャドーイングが推奨されています。リスニングができているかの確認のためにディクテーション(読み上げられた英語を書き取る)も推奨されています。 「聞くだけ」という文言でNative English(ネイティブイングリッシュ)が伝えたいことは、「テキストを常に持ち歩いていなくても音声CDのみでリスニングとスピーキングの学習を進めることができる」という点です。 クオリティーが素晴らしい分、宣伝文句と実演内容が異なるのは少しもったいないなと思ってしまいました。 実際、スピーキング用CDを聴いてみると、<日本語> => <空白> => <遅い英語> => <空白> => <通常の英語> とシャドーイングをするための空白を設けられているのがうかがえます。 むしろ、この空白があることでシャドーイングができるのでありがたいわけですが、「聞くだけ」という宣伝文句とは矛盾します。 「聞くだけ」で英会話が習得できるわけがないので、わざわざ「聞くだけ」という必要はないと思うのですが。。。 やはり「聞き流し英会話教材」はまだ人気があるということなのでしょうか。。。
上記でご紹介した通り、Native English(ネイティブイングリッシュ)では4種類のCDを学習で使用します。 これらは全て別々に収録されているため、学習時のCDの入れ替えが少し面倒に感じる人がいるかもしれません。 オーディオプレーヤーなどに取り込む際も少々時間がかかってしまう点は注意点です。 またNative English(ネイティブイングリッシュ)ではアプリや音声CDのデータ版がありません。 他の英会話教材では音声のデータ版が用意されていることが多いので、この点はNative English(ネイティブイングリッシュ)の注意点といえます。 音声CDの1.5倍速の音声が機械的だと感じる人もいるかもしれません。 確かにそう聞こえますが、これはNative English(ネイティブイングリッシュ)に限ったことではありません。 機械的かどうかは関係なく、速いスピードの音声で耳を慣れさせるの音声の質はあまり気にしなくて良いでしょう。
英会話は大別すると「リスニング」と「スピーキング」という2つのパートがあります。 「リスニング」には、「音声知覚」→「意味理解」というプロセスがあります。 「音声知覚」とは「英語の音を正しく認識すること」 「意味理解」とは「認識した音を日本語のデータベースを参照して意味を理解すること」 「スピーキング」には、「概念化」→「文章化」→「音声化」というプロセスがあります。 「概念化」とは「自分が言いたいことを日本語で明確にすること」 「文章化」とは「概念化で決めた言いたいことを正しい英語に訳すこと」 「音声化」とは「文章化で訳した英語を正しく発声すること」 ネイティブイングリッシュは、「意味理解」と「音声化」に重点が置かれており、「音声知覚」と「文章化」の部分が少し不足しています。 ちなみに「概念化」は、自分自身でやる他に方法はありません。自分の職業や立場に照らしてしっかり日本語で考えるように日々習慣付けましょう。 これらを補える他社の英会話教材は本記事の最後にご紹介いたします。
実際にNative English(ネイティブイングリッシュ)を使った英語学習者の口コミと評判を見てみましょう。
まだ始めたばかりですが、この教材なら続けられそうだと思います。 英語に対して苦手意識が強かったのですが、使っている単語も簡単なものだし会話もシンプルで、ハイスピード→ナチュラルを繰り返し聞いていると聞き取れるようになった気がします。 ニュアンス等教材をフル活用して学習を続けていきたいです。
英語が苦手で学生時代も勉強をしていませんでしたが 大人になるにつれ英会話をやりたい! と考えるようになりました。 しかし、どんな内容のものも結局飽きてしまって 長続きせずあきらめてましたが 今回聞き流しで勉強できるという事で購入しました。 しかも!某有名な聞き流しの教材(笑)と違って テキストが付いていたりDJトークも面白く、 飽きさせない工夫なのか、雑学的なのもついてて 最後までがんばれそうですwww
海外からの旅行者が増え、道を聞かれる事が多くなってきました。 英語で聞かれても何も返すことができず残念な思いをしていました。 ネットで当教材を知り、これなら今からでも英会話が勉強出来そうだと購入に踏み切りました。 購入から1か月まだCD3枚目程度までしか行っていませんが、シチュエーションがしっかりしており地道に勉強できています。 特典のビジネス英語まではまだ遠いですが、少しずつ成長を感じておりあきらめず最後まで学習できそうです。何十回と繰り返すことで自然と英語が入ってくるようです。 また、この価格でのボリューム感はとても満足しています。
英語を勉強するのはとても大変で、何をしたらよいか正直わかりません。38才になりますが、英語のレベルは中学生…単語を覚えるべきか、文法?現在進行形や、形容詞や、助動詞などやりはじめてすぐに挫折してしまいます。 この教材をやりはじめてまだ間もないですが、なんとなく聞き取れる気がしています。 通勤が車で30分かかるのでその間聞いています。 一年かけてゆっくり学ぼうと思います。 とてもわかりやすい教材だと思います。
母と苦手な英語克服目指し、半信半疑で購入してみました 何度も繰り返し聴けて、使えそうな会話内容ばかりで役にたちそうです また、食事中や運転中など筆記場所をとらないので、自然と英会話を楽しく学べています 1つの会話が長い時間でないことも、毎日反復して続けやすい理由だと思いました 50代の母は暗記能力が衰えてきていますが、これは短い会話を反復したり会話スピードが普通と早いのがあったり、とても覚えやすいようです 自分のペースで学習を進められメリットいっぱいの「ネイティブイングリッシュ」で苦手英語親子で仲良く克服できそうです 始めて良かった
「ニュアンス解説」CDが英語学習者にとって心強いという意見が多いように思います。 カバーしているシチュエーションも豊富ですので、どんな状況でもスムーズに英会話ができるようになる点もNative English(ネイティブイングリッシュ)の強みと言えます。
選択されているフレーズは良いと思います。お手本のスピード(通常)はゆっくり過ぎると思います。CDがリスニングとスピーキングに分かれいますが、CDの入れ替えが面倒です。流して聞くだけ!という触れ込みですが、それで身についているのか、よく分かりません。(但し、毎日はやれていません。)もう少し頑張ります。
英語教材ネイティブイングリッシュ Listening CD だけでは、不安なので、テキストがある教材を、探していました。 ただ、昔から勉強が苦手な私は、小さな字が、ずら~っと並んでいると、嫌になります。 画像では、二色刷で空白部分も多く感じたので、これならと思いましたが… 現物は、思ったよりも、説明の字はかなり小さいです。 いくら綺麗なテキストでも、字が小さすぎて、読むのが、辛いです。(ToT) テキストは、A4サイズぐらいが、良かったです。
通勤時間を利用してリスニング1~7まで聴きましたが、スピーキングは別トラックなので、インプットとアウトプットが連続していないのは効率が良くないと思います。自主的にリピーティング・シャドーイングする努力が必要です。 教材だけで、自然に、知らず知らずに覚えてて口から出てくる、というふうになるのか、疑問です… ⇒60日近く経ちましたが、合わなかったようです。 決まり文句をいくら覚えても、そのシチュエーションにならないので使えませんでした。また、単文では会話にはなりません。。。
教材の使いにくさについて言及している口コミが多いように感じました。 確かに音声CDはリスニングとスピーキングで別々に収録されているので、CDの入れ替えなどは少し面倒かもしれません。 テキストの大きさは持ち運びには便利なサイズですが、中にはたくさんの情報が書かれているため見づらいと感じる人がいることも理解できます。 音声CDは学習をスタートさせる前に全て音楽プレイヤーなどに取り込むと、スムーズに学習を進められるて良いでしょう。 テキストの大きさは残念ながら変えることはできませんが、どうしても小さくて困る!という方は拡大コピーなどをして学習しやすい環境を整えると良いです。
29つの英会話教材を調べ総合的に判断し、Native English(ネイティブイングリッシュ)をランキングNo.1としました。 教材の内容、使いやすさ、サポート体制、価格(コスパ)などあらゆる面から見ても満足感が高い英会話教材だと感じます。 購入を検討されている方はぜひ教材の無料試聴や体験者の声をご確認ください!
Native English(ネイティブイングリッシュ)はこんな人におすすめ!
Native English(ネイティブイングリッシュ)以外のおすすめ英会話教材を紹介したいと思います。 Native English(ネイティブイングリッシュ)は超おすすめの王道英会話教材なのですが、他にも素晴らしい英会話教材がいくつかございます。 Native English(ネイティブイングリッシュ)に不足している部分を補える英会話教材を3つ紹介したいと思います。 英会話教材29商品を全てレビューした記事は下記になります↓
JJ ENGLISH エクササイズ(ジェージェーイングリッシュ)は2019年11月に発売された英会話教材で、今回レビューした中で最も新しいものです。 こちらも英会話初級者の方におすすめの英会話教材ですが、Native English(ネイティブイングリッシュ)には「ないもの」をもっています。 1つ目は、「音声知覚」を鍛えるのに大切な発音に関する解説です。 JJ ENGLISH エクササイズ(ジェージェーイングリッシュ)には「発音レクチャー」という解説があり、ネイティブのアメリカ英語の発音と音声変化(単語と単語が組み合わさって音がどう変化するか)のルールが学べます。 この「発音と音声変化のルール」をしっかりできる日本人は本当に少ないです。英語が堪能な日本人でも発音が「日本人っぽい」のはこれが原因です。 2つ目は、動画による文法解説です。 東進ハイスクールのカリスマ英語講師である安河内哲也先生が監修&出演しているレクチャー動画が非常に分かりやすく、文法解説も英会話教材の中では最も豊富です。 3つ目は、外国人に日本のことを英語で説明する設定になっている点です。 従来の英会話教材では日本人が外国にいって使う「トラベル英会話」が主流でしたが、JJ ENGLISH エクササイズ(ジェージェーイングリッシュ)は舞台が日本です。 内容に馴染みがあるものばかりなので、英語学習がしやすい仕組みになっています。 今までの英会話学習で発音がきれいにならなかった、モチベーションが維持できなかった、という方におすすめな英会話教材です。
JJ ENGLISH エクササイズ(ジェージェーイングリッシュ)の詳細レビュー記事はこちら⬇
Prime English(プライムイングリッシュ)は、「音声変化(単語と単語が組み合わさって音がどう変化するか)」の解説が最も詳しい英会話教材です。 全ての英文に対してカタカナで発音方法が示されています。 しかし、いわゆるカタカナ英語にはなっておらず、ネイティブの発音に近い表記になっています。 例えば「Apple」を「アップル」ではなく「アポォ」、「Good morning.」を「グッドモーニング」ではなく「グッモーニン」などと記入されています。 Prime English(プライムイングリッシュ)はネイティブのナチュラルな英会話を再現しているため、難易度が高めなのが注意点です。 中学英語も不安な方だと難しく感じる可能性が大です。 Native English(ネイティブイングリッシュ)またはJJ ENGLISH エクササイズ(ジェージェーイングリッシュ)で基礎的な英会話を学んだあとに、取り組むのもアリかと思います。
Prime English(プライムイングリッシュ)の詳細レビュー記事はこちら⬇
スピーキングを上達させるためには「概念化」→「文章化」→「音声化」のプロセスが大切であることはすでにお話しました。 Native English(ネイティブイングリッシュ)は「音声化」を鍛えることはできるのですが、「文章化」を鍛えるのには追加で他の教材もやることを推奨いたします。 「文章化」は「日本語を英訳すること」を指し、上達させるには下記の2つの段階があります。 ①基礎的な単語、文法、構文の暗記 ②暗記した単語、文法、構文を組み合わせてオリジナルの英文を作る 基礎構文の600フレーズを丸暗記するために作られた教材が、7+ English(セブンプラスイングリッシュ)です。 まずは「want to」「can you」など基礎構文の例文を丸暗記してしまうのが大切です。 暗記は大変な作業なので嫌いな人が多いかと思いますが、基礎的な単語、文法、構文の暗記は避けては通れません。 オリジナルの英文を作れるようになるには、今までの知識を使い英文を作り、ネイティブに添削してもらうしかありません。 Native English(ネイティブイングリッシュ)のバイリンガルによる3年間メールサポートを利用するのがよいでしょう。
7+English(セブンプラスイングリッシュ)の詳細レビュー記事はこちら⬇
英会話教材は「聞く力」と「話す力」を伸ばすことに重点を置いており、文法の習得を目的としていません。 英文法に自信のない方は、英文法の参考書を併用することをおすすめします。 筆者が実際に使ってみておすすめな英文法書を3冊ご紹介いたします。
こちらは中学3年間の英文法をたった30日間で復習するために作られた英文法参考書です。 今後の発展的な英語学習に生かす土台をつくりあげることが可能です。 インプットとアウトプットの量が同じくらいに設定されており、他の英文法参考書と比べてアウトプットの比重が大きいのが特徴です。 具体的には「前回レッスンの復習問題」と「その日に学んだメインレッスン演習」の2つがあり、空欄を埋めるなどの簡単な復習ができます。 英語自体は中学レベルですが、日本語の説明が論理的かつ長めです。 論理的に英文法を学習&復習したい人向けです。 筆者が英語コーチングスクールで教えていた際は、この教材が苦手だという女性生徒さんが多かった一方で、男性生徒さんには人気でした。
こちらも中学英語文法を一冊にまとめた英文法参考書です。 本当に基礎の基礎だけをまとめたもので、英文法の難易度はMr. Evineよりも低いです。 説明も短めでイラストが多く、Mr. Evine よりも読みやすいものになっています。 演習問題もありますが、そちらもコンパクトに作られています。 感覚的に英語を学習したい方におすすめです。 英語コーチングスクールでは女性生徒さんに大変人気でした。
「一億人の英文法」は、スピーキングのための英文法書で、英会話を学んでいる方にピッタリな一冊です。 こちらの参考書は、上記の2冊よりもかなりレベルの高く、TOEIC対策にもおすすめです。 「社会人がどの英文法書を買うべきか迷ったら、これ!」です。 著者の大西泰斗先生は英単語のイメージ解説で有名な方です。NHKのラジオ英会話にも出演されています。 本書でも動詞や助動詞の持つニュアンスをイラスト付きでわかりやすく解説してくれています。 「Mr. Evine の中学英文法を修了するドリル」と「中学英語をもう一度ひとつひとつわかりやすく。」はどちらも基礎的な英文法の参考書ですので、初級者の方は自分のタイプに合うどちらか一方を購入されればよいかと思います。 ワンラック上の文法力を目指すなら「一億人の英文法」です。 まずは「Mr. Evine の中学英文法を修了するドリル」か「中学英語をもう一度ひとつひとつわかりやすく。」で基礎を固めた後に、より高度な英文法を会得するために購入するのもアリです。