電話番号なしでLINEに登録することはできません。LINEの登録には必ず電話番号が必要です。SMSもしくは音声受信が可能な番号であればガラケーや固定電話の電話番号も使用可能です。本記事では、電話番号なしの端末でガラケーや固定電話の番号を使ったアカウント新規登録方法や注意点などを徹底的に解説しています。
LINEに新規登録する際、電話番号の登録は必須です。 電話番号なしにアカウントを作成することはできません。
上述の通り電話番号の登録は必須ですが、SMS(ショートメッセージ)や音声通話ができるものであればOKです。 LINEの新規登録時にSMS認証もしくは音声認証を行うためです。 例えば、ガラケー(ガラパコス携帯)や自宅の固定電話などの電話番号を使って登録することもできます。 そのため、電話番号を持たない端末(スマホやタブレットなど)からでも登録することが可能です。
最近は、データ通信専用のSIMを使っている人も多いのではないでしょうか。 通話機能がなくても、SMS機能が搭載されているSIMであれば新規登録時の電話番号として使用することができます。 SMS機能があるSIMにはSMS用に電話番号が割り当てられていますので、その番号をLINEに登録します。 データSIMの電話番号の確認方法は、
などがあります。
上述の通り、電話番号を持たない端末からでも使用できる電話番号が別にあればLINEに登録することができます。 例えば通信契約なしのiPadやAndroidタブレットなども使用可能です。
格安SIMの中には、LINEのID検索や電話番号検索が使用できないものがあります。 大手の携帯会社(Softbank、au、docomoなど)や大手携帯会社傘下の格安SIM(LINEモバイル、ワイモバイル)、またイオンモバイル、mineo、IIJmioであれば、年齢確認に対応しているので問題ありません。 しかし、下記のキャリアは年齢確認に非対応のため、LINEのID検索や電話番号検索を使用することができません。
ID検索や電話番号検索は使用できませんが、その他のLINEの機能は問題なく使用できます。
以前はFacebookログインでLINEの新規登録が可能でしたが、2020年4月上旬頃にサービスが終了となりました。 したがって、新規登録方法は電話番号認証のみとなります。
以前はPC版LINEからもアカウントの新規登録ができていました。 しかし2020年春頃のアップデート以降、PC版LINEからの新規登録は停止されています。 2021年1月時点でもPC版LINEの新規登録機能は復活していません。 したがって正式な方法でPC版LINEからアカウントの新規登録を行うことはできませんが、裏技はあります。 別の記事でご紹介していますので、参考にしてください。 ↓
050から始まる電話番号(IP電話)や、仮想電話番号はLINEには登録できません。 そのため、その他の電話番号を用意する必要があります。
ここでは、携帯番号以外の電話番号を使ってLINEに新規登録する方法をご紹介します。
LINEアプリをインストールします。 iPhoneやiPadなどのApple製品であればApple Storeから、Android製品はGoogle PlayストアにアクセスしLINEアプリをインストールします。 LINEアプリのインストールが完了したらアプリを起動します。 「LINEへようこそ」と表示されたら[新規登録]をタップします。
電話番号を入力します。 画面上には「この端末の電話番号」と表示がありますが、端末以外の電話番号(ガラケーや固定電話)を入力しても構いません。 電話番号の入力が完了したら、画面右下の[→]をタップします。 そうすると画面上に「上記の電話番号にSMSで認証番号を送ります。」と表示されるので、[送信](iPhone)もしくは[OK](Android)をタップします。 SMSを受信できない固定電話などの場合でも、ここでは[送信]または[OK]をタップして次の画面に進んでください。
SMSで認証番号を受信した場合は、その場合を入力します。 固定電話の場合はSMSが受信できないため、この画面で表示されている[通話による認証]をタップします。 自動音声で電話がかかってきますので、読み上げられる6桁の認証番号を入力します。 入力が完了すると、自動的に次の画面に移ります。
「すでにアカウントをお持ちですか?」と画面に表示されるので[アカウントを新規登録]をタップします。 アカウントを引き継ぐ場合は[アカウントを引き継ぐ]をタップしてください。
LINEのプロフィール画像(アイコン)と名前を登録します。 登録した画像と名前はLINEのサービス上で公開されます。 画像は登録しなくても構いません。 その場合は、人の形のアイコンが自動的に設定されます。 名前は「LINE ID」とは異なるものです。LINE IDは新規登録後に設定します。 名前には絵文字も使用することができます。名前は何度でも変更可能です。
パスワードを入力します。入力したパスワードは、LINEへのログインの際に使用します。 6文字以上の半角英数字で登録を行います。全角英数字や記号などは使用できません。 入力したパスワードを見たい場合は、画面右側に表示されている目のアイコンをタップします。 パスワードの入力が完了したら、画面右下の[→]をタップします。
友だち追加設定を行います。友だち追加設定は、後ほど変更することも可能です。
それぞれをオン(緑)もしくはオフ(グレー)に設定します。詳細は各設定をタップすると確認できます。 画面右下の[→]をタップして次に進みます。
年齢確認を行います。(上記でご紹介したように、年齢確認が利用できないキャリアもあります。) 画面に表示されている契約キャリアをタップし、年齢認証を行います。 年齢認証の方法はキャリアによって異なります。
「サービス向上のための情報利用に関するお願い」と書かれた画面が2ページにわたって表示されます。 内容をよく確認し、該当箇所をタップします。
これでLINEの新規登録が完了となります。
以前使っていたLINEのを電話番号なしの端末に引き継ぐ方法をご紹介します。 アカウントの引き継ぎをスムーズに行うためには、事前準備がとても重要になります。 アカウント引き継ぎ時は電話番号入力ではなく「Facebookでログイン」を選択しましょう。 引き継ぎの際に再度設定が必要な項目があります。
アカウント引き継ぎの事前準備を行う前に、まずはLINEアプリと端末のソフトウェアのバージョンを最新のものにアップデートしましょう。 LINEアプリのアップデート方法は、
ソフトウェアのアップデート方法は、
電話番号なしの端末に引き継ぎを行う場合は、旧端末でFacebookやAppleと連携を行います。 連携方法は、ホームタブ画面右上の設定[⚙]→[アカウント]の順に進み、「基本情報」の中に表示されているFacebookやApple IDの項目を確認します。 「連携する」と表示されている場合は、未連携の状態なので[連携する]をタップし、LINEとFacebook・Appleを連携させます。 Androidの場合、Appleと連携することはできないためFacebook連携のみとなります。
iPhoneの場合
Androidの場合
トーク履歴のバックアップを行っていないと、引き継ぎ後にトーク履歴は削除されてしまいます。 そのため、引き継ぎ前にトーク履歴のバックアップを行うことはとても重要です。 iPhoneの場合はiCloud、Androidの場合はGoogleドライブにトーク履歴を保存し、引き継ぎ後に復元をします。 トーク履歴のバックアップ方法は、ホームタブ画面右上の設定[⚙]→[トーク]の順に進み、iPhoneの場合は[トークのバックアップ]、Androidの場合は[トーク履歴のバックアップ・復元]をタップします。 そしてiPhoneの場合は[今すぐバックアップ]、Androidの場合は[Google ドライブにバックアップする]をタップすると、バックアップ処理が開始されます。
LINEの引き継ぎ作業に入る直前に、アカウント引き継ぎ設定を「オン」にすることを忘れないようにしましょう。 LINEのホームタブ画面右上の設定[⚙]→[アカウント引き継ぎ]の順にタップをします。 「アカウントを引き継ぐ」のスライドボタンをタップして「オン(緑)」に設定します。 「オンにしますか?」と確認画面が表示されるので[OK]をタップします。 「オン」に設定して36時間の間でアカウントの引き継ぎが行えます。
引き継ぎの事前準備が完了したら、引き継ぎ作業に移ります。 LINEのログイン方法としては電話番号ログインが基本的ですが、電話番号なしの端末に引き継ぐ場合は「Facebookでログイン」を選択しましょう。
トーク履歴の復元を行います。 iPhoneの場合は、ここで復元を行わないと後で復元することはできませんので[トーク履歴を復元]をタップしてください。 [トーク履歴を復元せずに続行]をタップしてしまうと、トーク履歴が復元されることはありませんので要注意です。 Androidの場合は、復元するデータが含まれるGoogleアカウントを選択し[トーク履歴を復元]をタップします。 トーク履歴の復元が完了すると「復元が完了しました」と表示されるので[確認]をタップします。 後でトーク履歴を復元することも可能ですので後で行う場合は[あとで]をタップしてください。
スタンプの再ダウンロード方法
着せかえの再ダウンロード方法
LINEのスタンプや絵文字、着せかえなどのデータも残りますが、引き継ぎ後に再度ダウンロードする必要があります。 ただし、有効期限の過ぎたスタンプや絵文字、着せかえなどの復元は不可になりますので注意しましょう。 スタンプと絵文字の再ダウンロード方法は、ホームタブ画面右上の設定[⚙]→[スタンプ]→[マイスタンプ]の順に進みます。 スタンプと絵文字の一覧がそれぞれ表示されるので、個別でダウンロードする場合は画面右側の[↓]を、一括でダウンロードする場合は画面下の[すべてダウンロード(数字)]をタップします。 着せかえの再ダウンロードは、ホームタブ画面右上の設定[⚙]→[着せかえ]→[マイ着せかえ]の順に進みます。 着せかえを一括ダウンロードする方法はないので、ダウンロードしたい着せかえを個別にダウンロードするしかありません。 [ダウンロード]をタップし、適用したい着せかえの[適用する]をタップしましょう。
ブロック設定や通知設定などは引き継ぎ後もそのまま引き継がれますが、不具合が生じた際は、引き継ぎ時に再設定が必要な場合があります。 テキストの大きさやフォントの設定データは引き継ぎ時に削除されるので、再インストール後に再度設定を行う必要があります。 テキストの大きさ変更は、ホームタブ画面右上の設定[⚙]→[トーク]→[フォントサイズ]の順にタップをします。 フォントサイズをiPhoneの設定と同じ大きさにする場合は、一番上の[iPhoneの設定に従う]を「オン(緑)」にします。 従わない場合は「オフ」にし、LINEのフォントの大きさを小・普通・大・特大の4種類の中から選択します。 フォントの設定は、ホームタブ画面右上の設定[⚙]→[フォント]で行います。 フォントのダウンロードを行う場合は、フォント名右横の[↓]をタップしてください。 選択したいフォントを選択し、フォント名の右横に緑の丸が付いていることを確認し、画面右上の[✕]をタップして画面を閉じます。
LINE全体の通知設定は、ホームタブ画面右上の設定[⚙]→[通知]から行います。 iPhoneとAndroidで設定項目は異なりますが、基本操作は同じです。 引き継ぎ後にトークルームごとの通知設定が初期化(全てオンの状態になる)されることがあるので、通知をオフにしたい場合は再度設定を行います。 通知をオフにしたいトークルームを開き画面右上の[≡]をタップし、画面左上に表示される[通知オフ]をタップすると、そのトークルームのみ通知がオフとなり通知音やポップアップ通知などがオフになります。