PC(パソコン)版LINEで改行をしたいのにできない方は多いのではないでしょうか。PC(パソコン)版LINEのデフォルトでは、Enterキーを押すとメッセージが送信される設定となっています。本記事では、PC(パソコン版)LINEでの改行の方法を詳しく解説していきます。
PC(パソコン)版LINEの改行方法
PC(パソコン)版LINEの改行方法の1つめは、【shift】キーを押しながら【Enter】を押すという方法です。 Mac版では【shift】→【return】となります。Windows・Macともに【shift】キーは左右に1つずつ合計2箇所あります。 まとまった行数(スペース)をあけたい場合は、【shift】キーを押したまま、改行の行数分【Enter】もしくは【return】キーを押します。 【Enter】キーのみを押してしまうと、メッセージが送信されるので要注意です。
上記で【Enter】キーのみだと送信されるとご紹介しました。 【shift】→【Enter】で改行は可能ですが、改行する度にキーを打つのが面倒に感じる場合は、LINEの送信設定を【Enter】キーのみで改行可能に変更することができます。 LINEの送信設定の変更は、まずPC(パソコン版)LINEにログインし、画面左下の【…】→【設定】と進みます。(下図参照)
設定画面に進んだら【トーク】を開き【送信方法】の項目に進みます。 【送信方法】で▼をクリックすると2つの選択肢が出てきます。 Windowsの場合は【Alt+Enter】を、Macの場合は【command+Enter】を選択します。(下図参照) この設定により【Enter】キーのみで改行ができ、改行ごとに2つのキーを打つ必要がなくなります。 また送信時に2つのキーを押すため誤送信も防ぐことも可能になります。
Chrome(クロム)とは、Googleが提供するWebブラウザ(インターネット上の情報を表示するための閲覧ソフト)のことです。 拡張機能とは、Chromeに機能を追加する様々なプログラムのことです。 Google Chrome辞退は無料でダウンロードが可能です。(Windows、Macとも) 拡張機能はChromeウェブストアより追加が可能です。
PC(パソコン)上でLINEを使用する場合は、LINEのアプリのダウンロードが必要となります。 しかしChromeの拡張機能を使えば、LINEのアプリをダウンロードしなくてもPC上でLINEを使うことができます。 Chrome拡張版で改行を行う場合は、上記でご紹介した2つの方法でできます。
ここまではPC版LINEでの改行方法をご紹介しましたが、スマホ版LINEでの改行方法についてもご紹介します。 デフォルト設定では、キーボード内に【改行】キーが表示されています。 【改行】キーを押すことでスマホ版でも改行が可能です。 キーボード内に【改行】キーが表示されていない場合(【改行】キーが【送信】キーになっている場合)は設定の変更が必要です。 画面左下のホームタブから【⚙(設定)】→【トーク】と進み、【改行キーで送信】をオフ(無効)にします。
ここでは、PC(パソコン)版LINEの便利な設定や機能をご紹介します。
PC(パソコン)版LINEにログインする際は、メールアドレスとパスワードの入力もしくはQRコードのスキャンが必要です。 これらログイン作業の手間を省きたい場合は、自動ログインがおすすめです。 自動ログインとは、PC(パソコン)版LINEにログインする際に、ログイン作業なしでLINEを開くことができる機能です。 自動ログインの設定方法は2つあります。 ①ログイン画面左下の【自動ログイン】にチェックマークを入れる ②【…】→【設定】→【基本設定】→【ログイン】と進み、【自動ログイン】にチェックを入れる
PC(パソコン)版LINEでは、通知音のオン・オフと通知サウンドの選択を行うこともできます。 通知音設定は、【…】→【設定】→【通知】→【通知方法】の順で進み、下記のいずれかを選択します。
通知サウンドは9種類の中から選択可能です。 通知サウンドの設定は、【…】→【設定】→【通知】→【通知サウンド】の順で進み、▼をクリックすると9種類の通知サウンド名が表示されます。 ▶(再生マーク)で通知サウンドの試聴ができます。試聴するためには通知音をオン(有効)にする必要があります。
PC(パソコン)版LINEではポップアップ通知の表示・非表示設定が可能です。 ポップアップ通知とは、メッセージが受信された時に画面上に一時的に表示される通知のことです。 ポップアップ通知の設定方法は、【…】→【設定】→【通知】→【通知方法】の順で進み、オン(有効)の場合はチェックを入れ、オフ(無効)の場合はチェックを外します。 ポップアップ通知の中で相手の名前やメッセージの内容を表示させたい場合は、【ポップアップでメッセージ内容を表示】を選択します。 ポップアップ通知内でメッセージ内容を表示させない場合は、ポップアップ通知では「新着メッセージがあります」と表示されます。 ポップアップ通知をオン(有効)にする場合、通知ルールを細かく設定できます。
またキーワード通知というものもあります。 キーワード通知とは、指定したキーワードが未読メッセージに含まれている場合に通知されます。 キーワード通知の設定は【…】→【設定】→【トーク】→【キーワード通知】で行います。 20個のキーワードを登録できます。各キーワードは2文字以上20文字までです。
iPhoneやAndroidなどのスマートフォンで使用する絵文字はPC(パソコン)版のLINEでも使うことができます。 絵文字の表示設定はPCの種類によって異なります。
上記の操作を行うと絵文字一覧が表示されます。 その中から使いたい絵文字をダブルクリックするとLINEの入力画面に絵文字が表示されます。
PC(パソコン)版のLINEでは、ビデオ通話を行うことが可能です。 パソコンだと画面が大きく、かつ固定できるため使いやすいです。 ビデオ通話を行うためには、スピーカー、マイク、カメラが接続されている必要があります。 これらの接続状況は、【…】→【設定】→【通話】で確認ができます。 ビデオ通話を開始する場合は、電話マークをクリックし、【ビデオ通話】を選択します。 音声とカメラのオン・オフは画面下部の【マイク】と【カメラ】をクリックすると切り替えが可能です。 またビデオ通話では、背景・顔エフェクトやフィルターを使用することができます。 画面左下の【ビデオ設定】をクリックすると上図(右】の画面が表示されます。
PC(パソコン)版LINEでは、静止画や動画の画面共有も可能です。 資料などを画面共有できるため、仕事などでも使える便利な機能です。 画面シェアを行うためにはシステム環境設定が必要になります。 下図のようなポップアップが表示された場合は、【システム環境設定】→【セキュリティとプライバシー】→【プライバシー】→【画面収録】を選択し、LINEにチェックマークを入れます。 画面共有を行うためには、ビデオ通話を行う必要があります。(音声通話では画面共有は使用できません) ビデオ通話を開始し、【画面シェア】をクリックします。そうすると今起動しているプログラムの一覧が表示されます。 共有したい画面(緑色の縁が表示されます)を選択し【シェア】をクリックすることで相手にも同じ画面が表示されます。 画面共有を終了したい場合は、【画面シェアを終了】をクリックすると、ビデオ通話に戻ります。
上記でご紹介したように、デフォルトではEnter(return)キーを押すとメッセージが送信される設定になっています。 そのため文章の途中でメッセージを送信するなど誤送信をしてしまう可能性があります。 誤送信を防ぐために、上記でご紹介した【Alt+Enter】もしくは【command + Enter】の送信方法に変更することも可能です。 また、LINE以外で文章を打ちその文章をコピー&貼り付け(ペースト)して送信するという方法があります。 例えばMacでは「メモ」、Windowsでは「メモ帳」というメモ機能があります。 メモ機能を使って文章を打ち込み、その文章をLINEにコピー&貼り付け(ペースト)すると、改行もしっかりと反映されます。 コピーと貼り付け(ペースト)は、 ●MACの場合 コピー:command + C 貼り付け:command + V ●Windowsの場合 コピー:Ctrl + C 貼り付け:Ctrl + V のショートカットで操作でできます。
画像(左):スマートフォン版LINE 画像(右):PC(パソコン)版LINE
スマートフォン版のLINEアプリではLINEの様々なトークルーム機能を使用することができますが、PC(パソコン)版で使えるトークルームの機能は限定的です。 例えば、以下の機能はPC(パソコン)版LINEでは使用できません。
PC(パソコン)版LINEは1台のPCのみログインが可能です。2台のPCで同時にログインすることはできません。 1台のPCでLINEにログインした状態で、もう1台別のPCから同じLINEアカウントにログインをすると、「他のPCでログインしたためログアウトされました。」と表示され最初にログインしていたPCは強制的にログアウトされてしまいます。 自動ログインを設定していても、強制的にログアウトされた際は再度メールアドレスやパスワードの入力と自動ログインの設定が必要になります。
トークルーム機能だけでなく、PC(パソコン)版で使用できるLINEサービスも限られています。 例えば以下などのサービスはPC(パソコン)版では使用不可となります。
画像(左):スマートフォン版LINE 画像(右):PC(パソコン)版LINE