LINEで友だちを追加する方法は、IDや電話番号検索以外に「QRコード」があります。本記事ではQRコードの作成・表示方法や、作成したQRコードの保存方法などを詳しく解説しています。またQRコードに関する注意点などもご紹介していますのでぜひ参考にしてください。
自分のQRコードを相手に読み取ってもらう場合は、QRコードをスマホ画面に表示します。 LINEのQRコードを作成・表示させる方法は4つあります。 iPhoneとAndroidで操作方法は同じです。
まずはLINEアプリを開きます。 画面下部のタブから[ホーム][トーク][タイムライン]のいずれかをタップしてください。
画面上部に検索窓が表示されますので、検索窓の右側にあるQRコードリーダーのアイコンをタップします。
自分のQRコードを表示させるには、[マイQRコード]をタップします。 QRコードが表示されますので、友だちにスキャンしてもらいましょう。 マイQRコードの下部に表示される3つのアイコンは、左から[更新][シェア][保存]のアイコンになります。
QRコードはLINEアプリの設定画面からも表示することができます。
LINEアプリを開きます。 ホームタブの画面右上にある設定[⚙(歯車マーク)]をタップします。
画面が切り替わるので、[プロフィール]をタップします。 自分のプロフィールが表示されますので、少し下にスクロールして[マイQRコード]をタップします。
自分のQRコードが画面に表示されます。 友だちにQRコードをスキャンしてもらうと、友だち追加することができます。 友だちのQRコードをスキャンする(読み取る)場合は、画面下部の[QRコードをスキャン]をタップすると、QRコードの読み取り画面が開きます。
LINEのQRコードを瞬時に表示させたい場合は、スマホのホーム画面でLINEのアイコンを長押しすることでQRコードの表示ができます。 アプリのアイコンからメニューを表示させることを「クイックアクション」と呼びます。 LINEのアプリ以外でも利用できる便利な機能です。 なおこの操作は、iPhoneでは6s/6s Plus以降の機種、Androidでは8.0以降の機種が対応しています。
LINEアプリのアイコンを長押しします。 ポップアップでメニューが表示されるのを確認します。
ポップアップで表示されたメニュー一覧の中から[QRコードリーダー]をタップします。
QRコードの読み取り画面が表示されます。 自分のQRコードを表示させる場合は、[マイQRコード]をタップします。
LINEアプリを開きます。 ホームタブの画面右上の、設定(⚙)の横にある人型にプラスマークが付いたアイコン(友だち追加)をタップします。
友だち追加方法が画面上部に表示されます。 [QRコード]をタップします。
QRコードの読み取り画面が表示されます。 自分のQRコードを表示させる場合は、[マイQRコード]をタップします。
LINEのQRコードが作成・表示されない時の対処法を解説します。
iPhoneの場合
Androidの場合
LINEのQRコードの機能を使うためには、端末設定でアクセス許可を設定する必要があります。 具体的には、LINEが端末の写真やライブラリへアクセスすることを許可する設定が必要です。 iPhoneの場合は端末の設定アプリを開き、アプリ一覧の中から[LINE]をタップします。 [写真]をタップし、アクセス許可が[すべての写真]に設定されていることを確認します。 Androidの場合は、端末の設定アプリを開き、[アプリと通知]をタップします。(端末によって表示が異なる場合があります。) アプリ一覧の中から[LINE]を選択し、[権限]をタップします。 [拒否]一覧の中に[カメラ]がある場合はタップし、[許可]をタップします。
スマホの再起動方法はiPhoneとAndroidで異なります。 iPhoneの場合は、[スライドで電源オフ]と表示されるので、スライダをドラッグして電源を切ります。 再度電源を入れる際はサイドボタンもしくはトップボタンをAppleのマークが表示されるまで長押しします。 Androidを再起動する場合は、電源ボタンを長押しし、画面上に表示されるスライドバーの中から[再起動]をタップします。 「再起動しています」と表示された後に電源が落ち、再度電源がオンになります。
iPhoneの場合
Androidの場合
QRコードが作成できない場合、LINEアプリのアップデートを行うと良いかもしれません。 アプリのアップデート方法はiPhoneとAndroidで異なります。 iPhoneでのLINEアプリのアップデート方法は下記の通りです。
Androidの場合は、下記の方法でアップデートを行いましょう。
上記でご紹介した方法のいずれかでスマホの画面上にマイQRコードを表示します。 QRコードの下に3つのアイコンが並んでいますので、一番右側の[↓]をタップすると、スマホのライブラリにQRコードの画像が保存されます。
QRコードはスクリーンショットで保存することも可能です。 スクリーンショットの方法は、iPhoneとAndroidで異なります。 iPhoneの場合で、ホームボタンがある端末は、ホームボタン+サイドボタン(右側)もしくはホームボタン+トップボタンを同時に押します。 ホームボタンがない端末は、サイドボタン(右側)と音量を上げるボタンを同時に押します。 Androidの場合は、電源ボタンと音量を下げるボタンを同時に長めに押します。 また、電源ボタンを長押するとメニューが表示され、その中の [スクリーンショット] や [画面の保存] などをタップするとスクリーンショットできます(機種によって表示が異なります)。
QRコードを用紙に印刷して保存する方法もあります。 QRコードの印刷方法は、以下の通りです。
名刺などにQRコードを挿入したい場合は、パソコンでの編集がおすすめです。 スマホ端末に保存したQRコードをメールやAirdrop(エアドロップ)などでパソコンに送信し、文書作成ソフトを使って編集してから印刷しましょう。
ちょっと変わった保存方法ですが、印刷したQRコードをストラップにするといちいちスマホを操作しなくていいので楽です。 自分で簡単にストラップが作れるキットがネット通販で販売されていますので購入し作成してみてはいかがでしょうか。
表示したQRコードは[⟳]をタップすると更新することができますが、一度更新をすると更新前のQRコードは利用不可になってしまいます。 そのためQRコードを作成した後は、友だちに読み取ってもらうまで更新ボタンを押さないように気をつけましょう。
QRコードで友だち追加をする場合、LINEアプリ上で「メッセージ受信拒否」の設定がオンになっていると、メッセージが受信できません。 「メッセージ受信拒否」とは、友だち以外からのメッセージの受信を拒否する機能のことを指します。 具体的にいうと、自分のQRコードを相手が読み取り、相手が自分宛にメッセージを送信しても自分のスマホ上ではメッセージが表示されません。 それは、自分側ではまだ相手のアカウントが友だち追加されていないためです。「友だち以外」となってしまうため、メッセージ受信拒否がオンになっているとメッセージが表示されないのです。 そのため、メッセージ受信拒否の設定を「オフ」に変更します。 LINEアプリを開き、ホームタブ画面右上の設定[⚙(歯車マーク)]をタップし、[プライバシー管理]をタップします。 [メッセージ受信拒否]と表示された箇所をタップし設定をオフ(グレーの状態)にします。
LINEにはパソコン版のアプリもありますが、PC版LINEではQRコードを作成・表示することができません。 ログイン画面で表示されるQRコードは、ログイン専用のQRコードとなり、友だち追加ができるわけではありません。 そのため、QRコードを作成・表示したい場合はスマホ版LINEを使用しましょう。
自身のLINEのQRコードは簡単に他人に共有することができるため、個人情報の取り扱いには十分に注意する必要があります。 例えばQRコードをタイムラインなどに投稿し、友だち以外の人も見える設定で公開してしまうと、個人情報を悪用されてしまう可能性があります。 トラブルに巻き込まれないためにも、QRコードを共有する場合の公開範囲に気をつけ、定期的にQRコードを更新することを推奨します。(マイQRコード下部の[⟳]をタップすると更新ができます。)
友だちがQRコードをスマホで表示していたり、印刷されたQRコードを読み取る場合の方法をご紹介します。 冒頭でご紹介したQRコードの作成・表示方法で、スマホ画面にQRコードスキャンの画面を表示します。 中央の四角のフレーム内にQRコードをおさめ、ピントを合わせます。 読み取りが完了すると、友だちのプロフィール画面に自動的に切り替わります。
友だちからQRコードの画像が送られてきた場合は、画像をスマホ端末に保存します。 QRコードスキャンの画面を開き、読み取り画面の右下にある写真(ライブラリ)を選択します。 端末に保存されている画像一覧の中から、保存したQRコードを選びタップをしてください。 読み取りが完了すると、画面上に友だちのアカウントが表示されます。