LINEに新着（未読）メッセージや不在着信などがあると、LINEアイコンの右上に赤い丸で通知バッジが表示されます。通知バッジは既読にすると自然に消えるのですが、稀に既読でも通知バッジが表示され続けることがあります。本記事では、通知バッジが消えない時の対処法を解説していきます。
通知バッジとは、アプリのアイコン右上に表示される数字のことを指します。Androidでは通知ドットと呼びます。 iPhoneや一部のAndroid端末では赤い丸の数字が表示されますが、一部のAndroid端末では緑の丸が表示されることもあります。 LINEで未読メッセージや不在着信などがあると、LINEアプリのアイコン上に通知バッジ（ドット）が表示されます。 例えば未読メッセージが2件ある場合、②と表示されます。 未読分を確認すれば、通知バッジは消える仕組みになっていますが、稀に既読にしても通知バッジが表示されてしまうことがあります。 そこで、この記事では通知バッジが消えない時の対処法をご紹介していきます。
まず始めに試したいのが、すべてのトークが既読になっているかを確認することです。 もしかすると、未読を含むトークが他のトークに埋もれてしまっているかもしれません。 そこで便利なのが、一括で既読にする方法です。
トークタブを開き、画面右上のリストボタンをタップします。 画面が切り替わりますので、画面右上の【すべて既読】をタップします。 「すべてのメッセージを既読にしますか？」と確認画面が表示されたら再度【OK】をタップします。
トークタブを開き、画面右上の【︙】をタップします。 【すべて既読にする】をタップすると、「すべてのメッセージを既読にしますか？」と確認画面が表示されますので【既読にする】をタップしてください。
デフォルトの設定だと、不在着信があった場合、トークルーム内に不在着信のメッセージが表示されます。 これが未読メッセージとみなされ、通知バッチがつきます。トークルームを開き不在着信メッセージを確認すれば通知バッジは消えるはずです。 ところが、設定を変えてLINEの「ニュースタブ」を「通話タブ」に変更して使用してる場合、着信履歴は通話タブに表示されます。 トークを開いても通知バッジは消えませんので、通話タブを開き、不在着信を確認する必要があります。
＜ニュースタブを通話タブに変更する方法＞
LINEアプリの再起動をすることで通知バッジが消える可能性もあります。 起動中のアプリを終了する方法は、画面下部から上へスワイプし、起動中のアプリ画面一覧が表示されたら指を離します。終了したいアプリ画面を下から上にスワイプします。 ホームボタンがある端末の場合は、ホームボタンを素早く2回クリックし、終了したいアプリの画面を下から上にスワイプします。
通知バッジが消えない場合、LINEのアプリのアップデートが必要な場合もあります。 App Storeを開き画面右上のアイコンをタップします。 「利用可能なアップデート」の一覧にLINEがある場合は【すべてをアップデート】もしくはLINEアプリのみの【アップデート】をタップします。 自動アップデートを設定していれば特に操作は不要です。 自動アップデートの設定方法は、【設定】→【App Store】の順にタップし、［Appのアップデート］のスライドボタンをオン（緑色）に設定します。
LINEアプリをアップデートする方法をご紹介します。 Playストアを起動し、画面左上の【≡】をタップし【マイアプリ＆ゲーム】を選択します。 ［アップデート］の一覧にLINEが表示される場合は【すべて更新】もしくはLINEアプリのみの【更新】をタップします。 アプリの自動アップデートの設定方法は、【≡】をタップした後【設定】をタップします。 【アプリの自動更新】をタップし、【ネットワークの指定なし】もしくは【Wi-Fi 経由のみ】のいずれかを選択します。
スマホのOS（ソフトウェア）が最新版でないと、LINEが正常に動かない場合があります。 通知バッジが消えない原因は、スマホのOSにある可能性もあるので、最新版にバージョンアップをしましょう。
iPhoneのOSのアップデートの方法は、【設定】→【一般】→【ソフトウェア・アップデート】で確認可能です。 アップデートで必要な場合は、パスワードを入力するとダウンロードが開始されます。 「お使いのソフトウェアは最新です。」と表示される場合は、アップデートは不要です。
設定のアプリを開き、【システム】をタップします。 1番下の【詳細設定】を開いて【システム アップデート】からアップデートを行ってください。
通信をWi-Fi⇔モバイルデータ通信に切り替えたり、機内モードをオン・オフにして通信環境をリフレッシュしてみましょう。
コントロールセンターを開き、画面左上に表示される飛行機のマークを確認します。 飛行機のマークがオレンジ色で表示される場合は「オン」となりますので、コントロールセンターを開いて飛行機のマークがグレーであれば一度タップをして機内モードを「オン」にします。 機内モードを「オン」にしたら、その後は再度飛行機のマークをタップして機内モードを「オフ」にします。 このタイミングで通信環境がリフレッシュされ、インターネットに繋がりやすくなることがあります。
画面の上から下に向けてスワイプをするとクイック設定パネルが表示されます。 飛行機のマークで機内モードの設定ができます。 飛行機マークが表示されている場合は、タップして「オン」（緑や青）に設定した後、再度タップをして「オフ」（グレー）に設定します。
長時間スマホの電源を入れていることにより着信音などが鳴らなくなってしまう場合もあります。 iPhoneの再起動方法は端末の種類によって異なります。
上記の方法で該当のボタンを長押しすると【スライドで電源オフ】と表示されるので、スライダをドラッグして電源を切ります。 再度電源を入れる際はサイドボタンもしくはトップボタンをAppleのマークが表示されるまで長押しします。
Androidを再起動する場合は、電源ボタンを長押しし、画面上に表示されるスライドバーの中から【再起動】をタップします。 「再起動しています」と表示された後に電源が落ち、再度電源がオンになります。
LINEの容量が増えすぎていると、アプリの動作が遅くなったり、その他不具合が生じたりします。 定期的にLINEアプリの容量を確認し、不要なキャッシュデータは削除して動作をスムーズにさせましょう。
ホームタブ画面右上の設定【⚙（歯車マーク）】→【トーク】→【データの削除】の順にタップします。 データの削除画面で、削除したいデータの種類を選択します。 選択したら、画面下の【選択したデータを削除】をタップします。 「選択したデータを全て削除します。よろしいですか？」と確認画面が表示されるので、 【データを削除】をタップします。 【すべてのトーク履歴】を選択してしまうと、全トーク履歴が削除され、一度削除されたトーク履歴は、バックアップを行っていない限り復活しませんので注意しましょう。
端末設定アプリを開き【アプリと通知】をタップし、アプリ一覧からLINEを選択します。 【ストレージとキャッシュ】をタップすると画面が切り替わりますので、画面上部右側に表示される【キャッシュを削除】をタップします。 確認画面は表示されずすぐに削除が開始されます。 【ストレージを削除】を選択すると、アプリのすべてのデータ（ファイル、設定、アカウント、データベースを含む）が完全に削除されてしまいますので注意しましょう。
LINEの容量の減らし方については、は別の記事で詳しく解説していますので、ぜひ参考にしてください。
上記の方法でも通知が消えない場合は、LINEアプリの再インストールを試してみてください。 再インストールの大まかな流れは以下の通りです。
再インストール方法は、別の記事で詳しくまとめていますので、ぜひ参考にしてください。
上記の方法を試したら、通知バッジが消えるかどうかを確認するために、友だちに新しいメッセージを送信してもらいましょう。 新着メッセージを受信後、内容を確認して通知バッジが消えれば問題解決となります。
通知バッジは、端末の通知設定で非表示にすることが可能です。 いろんな方法を試しても通知バッチが消えない場合は、強制的に消すことが可能です。
端末の設定アプリを開き、【通知】をタップし、アプリ一覧からLINEを選択します。 画面中央にある【バッジ】のスライドボタンをタップしオフ（グレー）に切り替えると、今後通知バッチが表示されなくなります。
端末の設定アプリを開き、【アプリと通知】をタップし、アプリ一覧からLINEを選択します。 【通知】をタップすると、LINEの通知設定画面が開きます。 画面1番下の【詳細設定】をタップすると【通知ドットの許可】が表示されますので、スライドボタンをタップしてオフ（グレー）に設定します。
通知バッジとは別に、Androidでは画面上部にステータスバーが表示されます。 通知を確認すればステータスバーの表示は消えます。 画面上部から下方向にスワイプして通知ドロワーを開きます。 該当の通知を左方向にスワイプすると通知が消え、ステータスバーからアイコンの表示も消えます。
何を試みても通知が消えない場合は、LINE側で不具合が起きている可能性があります。 LINEの公式サイトやSNS（Twitterなど）で状況を確認し、問題が解決されるまで待ちましょう。
