YouCanSpeakを実際に購入し、効果があるのかレビューしました!他社の英会話教材とも比較し、特徴、使い方、勉強法、料金を紹介します。また、口コミと評判もまとめています。
今回、YouCanSpeak(YCS)をレビューするにあたり、英会話教材29商品を実際に購入し徹底的に分析しました。 他社の英会話教材と比較しながら、YouCanSpeak(YCS)の評価をしていきたいと思います。
《本記事の筆者の経歴》
名前 | YCS(You Can Speak) |
価格 | 49,800円〜(税込)※学習プランにより料金が異なる |
内容 | オンライン教材(スマホ・タブレット・PC可) |
レベル | 中級者(中学英語が身に付いている方) |
レッスン数 | 60レッスン(1日1レッスン) |
1日の学習時間 | 1時間〜 |
学習の継続期間 | 6ヶ月〜 |
返金制度 | あり(60日間返金保証) |
サポート | メール |
無料視聴 | あり |
特典 | 期間延長、Amazonギフトカードなど 計3点 |
会社名 | 株式会社BLA |
代表者 | 木下 和好 |
所在地 | 〒408-0315 山梨県北杜市白州町白須8666-1 |
設立 | 1977年9月1日 |
資本金 | 不明 |
電話番号 | 0551-35-3621 |
メールアドレス | 不明 |
FAX番号 | 不明 |
YouCanSpeak(YCS)の最大の特徴はスピーキング能力向上に特化したオンライン英会話教材という点です。 同時通訳の経験もあるドクター・キノシタ(木下和好さん)によって開発されました。 YouCanSpeak(YCS)は頭の中に思い浮かぶことを何でも瞬間的に英語で表現できるようになる「全発想領域カバー型」の教材です。 他の英会話教材は「目的型」といい、特定場面で必要となる表現のみ(例えば自己紹介時の特定の表現)を学ぶため、限定的な表現しか身に付けることができません。 スピーキングをYouCanSpeak(YCS)は「頭の中に描いているイメージをそのまま英語にし音声化すること」、「意味の音声化」と定義づけています。 そして、スピーキングが出来るになるには「スピーキング脳」を持つことが大切だと謳っています。 「スピーキング脳」とは即座に英語が出て来るために必要な要素が蓄積されている脳のことを指します。 「スピーキング脳」を作るために開発された「代入法」で、複雑な英語も瞬間的に作り音声化することが出来ます。 代入法の3つのルールは下記の通りで、これらを基礎要素として学習に取り入れています。 ルール1:全ての英文は3大要素(名詞・動詞・副詞)で成り立っている ルール2:全ての英文は「名詞化」あるいは「副詞化」することができる ルール3:「名詞化」「副詞化」は、他の英文の「名詞」又は「副詞」と入れ替え可能 上記のルールに沿って、YouCanSpeak(YCS)では代入方式という方法で日本語を瞬時に英語に変換するトレーニングをします。 簡潔に言うと、実際のレッスンでは文法的にシンプルな文章を「基本」とし、それを長く複雑な文章に「発展」させていきます。 代入方式には4つのステップがあります。
画面上に表示される日本語を英語に変換していくのですが、YouCanSpeak(YCS)では秒数設定を設けています。 日本語の意味を瞬時に英語で表現するまでの反応時間のことをさし、「時間無制限・7秒・5秒・3秒・1秒」の設定があります。 実際のトレーニングでは徐々に反応時間を短くしていくことが目標となり、1秒反応レベルは同時通訳者レベルとかなり難易度が高いです。 上記の全領域カバー型、代入法、秒数設定などはスピーキング自動習得システムの一例で、このシステムで学習をすると、誰でも英語が「ペラペラ」になると木下さんは自信を持っています。
各レベルの到達目標は下記の通りです。
YouCanSpeak(YCS)は学習を安定して継続させやすいシステムになっているという点も特徴的です。 インターネット環境とスマートフォンやパソコンなどのデバイスがあれば、日本国内外問わず学習を進めることができます。 実際にYCS(You Can Speak)の利用者の内20〜30%の方は海外に住んでいるそうです。 従来の英会話教室のように通学する必要がないため時間を有効的に使える英会話教材です。 YouCanSpeak(YCS)では学習するごとに「努力ポイント」を獲得できます。 1セッション毎(24枚のカード)に1ポイントが加算され、貯まったポイントはID期間延長やその他割引などに交換できます。 また学習の成果(反応時間の速さと正答率の高さ)に応じて「YCS認定級」が導入されています。 レベル1を5秒の反応時間で80%クリアした場合は「 YCS 5級」を、最も良い認定級は「YCS 1級 SUPER A」でレベル4を1秒の反応時間で100%した場合に発給されます。 このような仕組みは英語独学者にとってモチベーションに繋がりやすいので良いです。 YouCanSpeak(YCS)の特典は特典は3つあります。
YouCanSpeak(YCS)では、英語学習者の英語力や目標の英語レベルに応じて3種類の学習プランが用意されています。 短期集中プラン(1年)・スタンダードプラン(2年)・長期継続プラン(3年)の3種類で、全て年単位のプランです。 学習期間の間のみYCSを使用することができ、期間を超えると使うことができません。 しかし学習期間が過ぎても学習を延長した場合は、追加料金で延長学習も可能です。 自身に合わせた学習プランを選択することで、時間もお金も無駄なく英語学習に取り組むことが可能です。 支払い方法はクレジットカード(分割可)もしくは銀行振込が選択できます。 クレジットカード分割手数料と銀行振込手数料は自己負担となります。 YouCanSpeak(YCS)は年額表示のため一見高額に思えますが、月や日単位で計算するとリーズナブルな英会話教材ということがわかります。
プラン名 | 学習期間 | 年額 (税込) |
月額 (税込) |
日額 (税込) |
対象者 |
---|---|---|---|---|---|
超短期集中プラン | 1年 | 49,800円 | 4,150円 | 約136円 | 短い期間で集中的に英会話を学習したい人 |
スタンダードプラン | 2年 | 59,800円 | 約2,492円 | 約82円 | 復習も視野に入れた期間で学習したい人 |
長期継続プラン | 3年 | 69,800円 | 約1,939円 | 約64円 | 時間をかけて自分のペースで学習したい人 |
YouCanSpeak(YCS)はオンラインの英会話教材ですので郵送の教材はありません。 オンライン上で下記の内容を確認することができます。
各レベルでは130通りの学習(26種類の学習S×5種類の反応時間)ができる。
全レベルで520通りのボリュームはすごい!
YouCanSpeak(YCS)のメインレッスンは全部で4つのレベルがあり、Level1〜4と分けられています。 Level1は5〜10語前後の短文で、Level4は10〜20語前後の長文で構成されています。 文章の長さだけでなく、使われている単語や文法の難易度もレベルが上がるごとに難しくなります。 各レベルの到達目標は下記の通りです。
Level1〜4の各レベルには「学習S」と記された項目が26つあります。Sは「Segment(セグメント:区分)」のSです。 この「学習S」が基本的な学習単位になり、各学習S毎に24種類の文章が含まれています。 24種類の文章は4種類に分類されていて、「基本→変化→代入→合成」の順番を6セット取り組みます。(学習方法は後ほど詳しくご紹介します。) 各学習Sでは「∞(時間無制限)・7秒・5秒・3秒・1秒」と5通りの学習方法が選択できるようになっています。 この秒数は日本語を英語にするまでの反応時間を指し、例えば1秒の反応時間は日本語を見て1秒で英文を完成させるスピード感になります。 また、各レベルには26つの学習Sとは別に「合成ランダム(合成文のみ)」と「全ランダム(「基本」「変化」「代入」「合成」の全ての英文を含む)》」の2種類のランダム問題が設けてあります。 これは各レベルの全ての学習Sの中で学習した文章をランダムで学習することができます。 各レベルのまとめや復習などで使っていきます。 各レベルの文章の例は以下の通りです。
《YouCanSpeak(YCS)の各レベルの文章例》 ●Level1の例文 基本:We live in a forest. 変化:living in a forest 代入:The music is refreshing. 合成:Living in a forest is refreshing. ●Level2の例文 基本:Why did those salesmen look discouraged? 変化:why those salesmen looked discouraged 代入:There has been no explanation. 合成:There has been no explanation why those salesmen looked discouraged. ●Level3の例文 基本:My son had his hair cut short. 変化:until my son had his hair cut short 代入:More than half of our neighbors took him for a girl for a while. 合成:More than half of our neighbors took him for a girl until my son had his hair cut short. ●Level4の例文 基本:How beautifully and accurately can the students pronounce the English L and R?. 変化:how beautifully and accurately the students can pronounce the English L and R 代入:The American teacher invited by the school was amazed at the quietness of the class.. 合成:The American teacher invited by the school was amazed at how beautifully and accurately the students can pronounce the English L and R.
単語や表現の学習方法もメインレッスンと同じ。マス目が1箇所ピンクになっているのは時間無制限の反応時間を80%でクリアしたため。
即使える単語と表現1は、メインレッスンLevel1〜4と並行して使用できる単語・表現集です。 YouCanSpeak(YCS)購入者限定の特典学習となり、日常会話やビジネスでよく使われる英語表現を学ぶことができます。 項目は6つで、それぞれの学習方法はメインレッスンと同じになります。(学習方法は後ほどご紹介します)
自作問題集ではオリジナルのフラッシュカードが作成できる。
自作問題集では、自身オリジナルの単語帳のような役割を果たします。 YouCanSpeak(YCS)で学んだ単語や英文で別途保存しておきたい文章を自作問題集に集めることで、集めたものだけをYouCanSpeak(YCS)の学習方法で取り組むことができます。 自作問題集は自身で手入力で登録し、登録したものをメインレッスンと同じ要領で学習します。 詳しい使い方は後ほどご紹介します。
学習設定や結果は上の画面から確認が可能。
学習設定・結果の画面では、学習の進捗状況やシステムの設定状況の確認や編集ができます。
問い合わせフォームのページに移動します。 教材に関する質問や意見などを送信できます。
YouCanSpeak(YCS)では1日最低1時間の学習が推奨されています。 学習を始める際はレベルと反応時間のの選択が必要になります。 レベルはLevel1〜4まで、反応時間は上記でご紹介した「∞(時間無制限)・7秒・5秒・3秒・1秒」の5通りです。 時間無制限以外は学習画面上にタイマーが表示されます。 自身の現在の英語力に合わせてレベルと反応時間を選択することも可能ですが、YouCanSpeak(YCS)はLevel1からのスタートを推奨しています。 学習方法も「∞(時間無制限)→7秒→5秒→3秒→1秒」と徐々に秒数を狭めていく方法が良いです。
100%の正解率だと上の画像が最後に表示される。男性のキャラクターはYCS(You Can Speak)開発者のドクターキノシタさん
YouCanSpeak(YCS)の基本的な学習の進め方は、表示された日本語を反応時間内に英訳できたか否かに応じてボタンをクリックしていくというシンプルな方法です。 各学習S内の24枚の挑戦カードを、選択した反応時間の間で日本語から英語に変換できた場合は「クリアカード」に、できなかった場合は「言えなかったカード」に分けられます。 「クリアカード」の枚数が多い程成績は良く、学習後に成績に応じて下記の3通りの結果が表示されます。
学習Sをクリア出来なかった場合は、80%もしくは100%クリアーになるまで再学習します。 80%クリアーが出来た場合は、同じ条件で100%クリアーが出来るまで挑戦するか、次のステップに進むかが選択できます。 より多くの学習Sを100%クリアー出来る方が、より良いYCS認定級が発給されます。 学習Sのマス目は学習状況に応じて4色で色分けがなされます。 色分けすることで、ひと目で学習の成果がわかるようになっています。
学習のスタート画面。画面下の「START」で学習開始。
画面上に表示される日本語を反応時間内に英語に変換する。「言えた」「言えなかった」ボタンいずれかを選択する。
日本語訳上部のオレンジバーは反応時間を示すタイマーになっている。
「言えた」場合はクリアカードに分類される(画面上のピンク色のマス目)。
模範解答で最終確認をし、ここで「言ったが正しくなかった」を選択する場合はクリアカードは言えなかったカードに再度振り分けられる。
「メインレッスン」と「即使える単語と表現1」の操作方法は下記の通りです。
その他画面上に表示されるボタンの種類と説明は下記の通りです。
自作問題集は上の画像のように自身で手入力をしていく。一度登録したカードは後ほど編集・削除が可能。
自作問題集では、自分でオリジナルの学習Sが作成できます。 ここでは学習の中で特にピックアップしたい単語や英文を手入力し、手入力したデータを通常の学習方法で取り組んでいきます。 初期設定では問題集が未登録の状態ですので《新規問題集を追加》ボタンから問題集を作成します。 問題集のタイトルを入力後、登録したいカードのEN(英語)とJP(日本語)を入力していきます。 1つの問題集には24枚までカードの登録が可能です。一度登録した内容も後から編集可能です。 「単語」「英文」などのカテゴリーで分けて問題集を作成するのも良いですし、日付ごと、レベルごとでの作成も良いでしょう。 ご自身で使いやすいよう問題集を登録することで、効率的にこの機能を活用することができます。
最初に感じたことは、YouCanSpeak(YCS)は難易度が高い英会話教材ということです。 日本語から英語に訳す際の反応時間で瞬発力が求められるので、常に良い緊張感を持ちながらトレーニングができます。 また使われている単語や文法は高校英語レベルで、「名詞化」や「副詞化」など難しい文法が使われています。 レベル4の文章は難易度がかなり高く、正直日常英会話では必要のないレベルだと筆者は感じました。 ですのでレベル4での学習が中々進まなくてもテンションが下がる必要はありません! 難易度は高い教材ではありますが、文章を組み立てる力を鍛えるために大変やりがいのある英会話教材であることは間違いありません! YouCanSpeak(YCS)での学習を通して、文章を組み立ててそれをアウトプットする力の向上にかなり期待できるでしょう。 また頭の中に描いているイメージを英語で詳細に伝えることができたり、これまで短文でしか話せなかった人が関係代名詞や接続詞などを使って長文で話せるようになることも期待ができます。 筆者も中学時代から現在までこの学習方法をずっと自分の頭の中でやっています。まず言いたいことが日本語であり、それをどうやって英訳しようかなーと考えます。上手に英訳できないときは和英辞典を引いていました。これでスピーキング能力はかなり向上した自負があるので、YCSの勉強方法はスピーキング能力を上げたい人はおすすめです。 スピーキング能力の向上は期待できる一方で、リスニングに関してはそこまで手厚くカバーしていない印象を受けました。 開発者のドクターキノシタはスピーキング脳力が上がれば他のスキル(リスニング・ライティング・リーディング)も上がると謳っています。 この主張は賛同できるのですが、YouCanSpeak(YCS)のトレーニングだけでスピーキング力同等のスキルを手に入れることは難しいと感じます。 ですのでリスニング能力を上げたい場合は、他シリーズの「YCL(You Can Listen)」やその他の英会話教材を使用することをおすすめします。 また難易度が高いため高校レベルの英語が固まっていない人や英語学習からしばらく遠ざかっていた人はまず中学英語の単語と文法を固めてからやるとよいでしょう。
独学での英語学習はモチベーションの維持が大変だと言う人は多いのではないでしょうか。 YouCanSpeak(YCS)では、英語学習者のモチベーション維持のために「努力ポイント」や「YCS認定級」制度を設けています。 自身のレベル感の確認が出来、成果が報酬に繋がるこの制度は独学には大変嬉しいことです。 また、YouCanSpeak(YCS)で他に良いなと感じた点が反応時間の設定です。 「∞(時間無制限)・7秒・5秒・3秒・1秒」と日本語→英語に変換する際の秒数が指定でき、画面上ではタイマーが表示されるので、秒数の意識を持ちながら学習に取り組むことができます。 英語話者との会話で会話のテンポ感はやはり重要になってきますが、他の英会話教材だとどうしてもじっくりと時間をかけてしまうことが多いです。スピーキングの精度も大切ですが、それよりも重要視したいのはテンポ感です。 日本語→英語のスピードが遅いほど言葉のキャッチボールはスムーズにいきませんし、相手を待たせてしまうことになります。 YouCanSpeak(YCS)では反応時間内を設けることでイメージをそのまま英語に訳す「スピーキング脳」が作られていきます。 また、YouCanSpeak(YCS)は1人でスピーキングの練習ができるため、周囲の目を気にせずに出来る点も良いなと感じます。 英会話スクールなどに通うと他の生徒や講師との会話が恥ずかしいと感じる日本人が多いですが、YouCanSpeak(YCS)はそのような場所に通う必要もなく、直接人と会話せずともスピーキング力を向上させることが出来るので継続しやすい英会話教材だと思いました。
英語教材で有名な教材のひとつに「瞬間英作文」という教材があります。 日本語を英語に瞬間的に訳していくことでスピーキング能力の向上を図る教材です。 YouCanSpeak(YCS)を使ってみて感じたことは、教材内容や構成がこの「瞬間英作文」に似ているということです。 フルセンテンスではなく英文を部分的に訳していく点は「瞬間英作文」と異なりますが、瞬間的に英訳していくという点はとても似ています。 英語教材「瞬間英作文」との違いは文章の難易度です。 英語教材の「瞬間英作文」ではYouCanSpeak(YCS)の「基本」の文章に相当するレベルのみを文章化していきます。 一方でYouCanSpeak(YCS)では基本→変化→代入→合成と基本の文章をどんどん発展させていく学習方法です。 ですので、YouCanSpeak(YCS)は英語教材「瞬間英作文」の発展版と言えます。 また、YouCanSpeak(YCS)では反応時間が選択できタイマー表示があることで時間の意識が持てるため、程よい緊張感を持って学習に取り組むことができます。 英語教材「瞬間英作文」では反応時間時間の設定は無く、どちらかと時間をかける翻訳作業のような学習になってしまう可能性があります。 とは言え、YouCanSpeak(YCS)は価格が高い英会話教材ですので、感覚をつかむために一度「瞬間英作文」を試してみるのはありかもしれません。
スピード感がゲーム感覚的で、クリアしたところの桝目が塗りつぶされて行くので意地になり続けられました。Level4の1秒もすべてクリアして、一年で英語力は驚くほどアップし満足してます。 自力で毎日練習したら無料だけど、正直何年経ってもできなかった。お金使って良かったです。 Level3-4は難しいけど、正直Level1だけの練習で日常英会話ならほぼ問題なく喋れるようになると思いました。
「瞬発力」を鍛えられるという点が高評価なようです。 オンライン上の教材ですので、場所を選ばずどこでも使用できる点も良いですね。
教材は、日本語の文章を見て、瞬時に英文を自分で作り上げるというものですが、自分にはあまり続けることができませんでした。その理由として、1000以上の日本語の文章を淡々と英語に直していくだけなので、飽きてしまいます。しかし、それらの文章を完璧にスラスラ言えるようになれば、英会話力も上がると思うので、単調な繰り返しに耐えられる方には、ぜひお勧めしたいです。
瞬発力は上がると思いますが、普段使わないような会話ばかりなので、いくらこれでできるようになっても仕方ないと思いました。 どうせなら自分が話したい内容の問題が出て欲しいです。 これに7万円使うのはもったいないです。
値段の価値は十分以上にあります。 ただこの金額を払って2年で使えなくなるのは正直つらいかなー。 1月ごと利用できる低価格のシステムができそうだったのに中止になったようです。 なんとか復活して欲しい所です。
使われている例文、単語はとても良い物だと思います。しかし結構内容レベルが高いと思いました。学生時代に軽く勉強して、大人になってからやり直そうかな、と言う程度だと、文章の構造が掴めず、結局丸暗記する、もしくは意味が全く理解できないかと思います。 こちらの教材を使う前、もしくは使いながら同時進行で文法も勉強すると、有効に使えると思いました。
教材の金額と使用期間に対しての低評価な口コミが多くあるようです。 確かに他の英会話教材と比較しても金額は高額ですし、使用期限が設定されているのでコスパは悪く感じる人もいるかもしれません。 また学習内容がシンプルなので飽きるという意見もチラホラあるようです。 難易度も高いため、英語初心者には内容が難しく感じられる場合もあります。
いかがでしたか? YouCanSpeak(YCS)の教材スタイルは「デジタル化」時代に合っており、場所を選ばず1人でスピーキングの練習ができます。 英会話教室に通ったりオンライン英会話を受けることが恥ずかしいと感じる日本人にぴったりの教材だと思います。 YouCanSpeak(YCS)で真剣に学習に取り組めば、日常英会話以上のレベルのスピーキング力を手に入れることも可能でしょう。 公式サイトに無料の体験版があるので、気になる方はぜひ体験してみてください!
YCS以外のおすすめ英会話教材を紹介していきたいと思います。 題材がよりバラエティーの富む英会話教材や上級者におすすめできる英会話教材も存在しますので、紹介していきます。 本記事では、YCSとは違う特徴を持ったおすすめの英会話教材を3つご紹介したいと思います。 英会話教材29商品全部のレビュー記事は下記になります↓
JJ ENGLISH エクササイズ(ジェージェーイングリッシュ)は今回レビューした29商品の中で最も新しい商品です。 東進ハイスクールのカリスマ英語講師である安河内哲也先生が監修&出演しているレクチャー動画がとても分かりやすく、文法解説も比較的豊富です。 JJ ENGLISH エクササイズ(ジェージェーイングリッシュ)は、アメリカの発音の詳しいレクチャーもが付いています。 英単語と英単語が組み合わさって音が変化する「音声変化」のルールが学べる点は、7+English(セブンプラスイングリッシュ)にもNative English(ネイティブイングリッシュ)にもない特徴です。 通常の英会話教材では海外のカフェやホテルという題材が多い中、JJ ENGLISH エクササイズ(ジェージェーイングリッシュ)は日本が舞台になっています。 日本のことを英語で説明する力、そして日本に関する教養が身に付く教材です。 個人的には、JJ ENGLISH エクササイズ(ジェージェーイングリッシュ)の「純ジャパ英語でいいじゃない!」=「中学英語をフル活用して自分が言いたいことを言えるようになろう」というコンセプトが大好きです。 JJ ENGLISH エクササイズ(ジェージェーイングリッシュ)は、英会話教材というよりハイクオリティーな英語の教科書のような作りになっており、論理的に英語を学びたい人に超おすすめです!
JJ ENGLISH エクササイズ(ジェージェーイングリッシュ)の詳細レビュー記事はこちら⬇
今回レビューした全29商品の中で最も王道でたくさんの英語学習者の方々にとって有益だと思った英会話教材がNative English(ネイティブイングリッシュ)です。 Native English(ネイティブイングリッシュ)はとにかく教材の質が高いです。 基本的な挨拶からはじまり、自己紹介、天気、頼みごと、電話、日本文化、カフェ、ホテル、レストラン、空港など様々なシチュエーションの英会話が紹介されています。 また、それぞれのレッスンで使われた重要フレーズに解説がついており、これがとても分かりやすく好評です。 ラジオのDJ風に英語フレーズを解説してくれるCDをも付いています。 中学英語が基礎になってはいるものの、ネイティブスピーカーのナチュラルな英語が再現されており、中学英語が不安な初心者の方も中学英語はある程度できている中級者の方も満足のいくコンテンツになっています。 リスニングとスピーキングをバランスよく学びたい方は、Native English(ネイティブイングリッシュ)は超絶おすすめです!
Native English(ネイティブイングリッシュ)の詳細レビュー記事はこちら⬇
Prime English(プライムイングリッシュ)は、「音声変化(単語と単語が組み合わさって音がどう変化するか)」の解説が最も詳しい英会話教材です。 全ての英文に対してカタカナで発音方法が示されています。 しかし、いわゆるカタカナ英語にはなっておらず、ネイティブの発音に近い表記になっています。 例えば「Apple」を「アップル」ではなく「アポォ」、「Good morning.」を「グッドモーニング」ではなく「グッモーニン」などと記入されています。 Prime English(プライムイングリッシュ)はネイティブのナチュラルな英会話を再現しているため、難易度が高めです。中学英語も不安な方だと難しく感じる可能性が大です。 Native English(ネイティブイングリッシュ)またはJJ ENGLISH エクササイズ(ジェージェーイングリッシュ)で基礎的な英会話を学んだあとに、取り組むのがベターだと思います。
Native English(ネイティブイングリッシュ)の詳細レビュー記事はこちら⬇
英会話教材は「聞く力」と「話す力」を伸ばすことに重点を置いており、文法の習得を目的としていません。 英文法に自信のない方は、英文法の参考書を併用することをおすすめします。 筆者が実際に使ってみておすすめな英文法書を3冊ご紹介いたします。
こちらは中学3年間の英文法をたった30日間で復習するために作られた英文法参考書です。 今後の発展的な英語学習に生かす土台をつくりあげることが可能です。 インプットとアウトプットの量が同じくらいに設定されており、他の英文法参考書と比べてアウトプットの比重が大きいのが特徴です。 具体的には「前回レッスンの復習問題」と「その日に学んだメインレッスン演習」の2つがあり、空欄を埋めるなどの簡単な復習ができます。 英語自体は中学レベルですが、日本語の説明が論理的かつ長めです。 論理的に英文法を学習&復習したい人向けです。 筆者が英語コーチングスクールで教えていた際は、この教材が苦手だという女性生徒さんが多かった一方で、男性生徒さんには人気でした。
こちらも中学英語文法を一冊にまとめた英文法参考書です。 本当に基礎の基礎だけをまとめたもので、英文法の難易度はMr. Evineよりも低いです。 説明も短めでイラストが多く、Mr. Evine よりも読みやすいものになっています。 演習問題もありますが、そちらもコンパクトに作られています。 感覚的に英語を学習したい方におすすめです。 英語コーチングスクールでは女性生徒さんに大変人気でした。
「一億人の英文法」は、スピーキングのための英文法書で、英会話を学んでいる方にピッタリな一冊です。 こちらの参考書は、上記の2冊よりもかなりレベルの高く、TOEIC対策にもおすすめです。 「社会人がどの英文法書を買うべきか迷ったら、これ!」です。 著者の大西泰斗先生は英単語のイメージ解説で有名な方です。NHKのラジオ英会話にも出演されています。 本書でも動詞や助動詞の持つニュアンスをイラスト付きでわかりやすく解説してくれています。 「Mr. Evine の中学英文法を修了するドリル」と「中学英語をもう一度ひとつひとつわかりやすく。」はどちらも基礎的な英文法の参考書ですので、初級者の方は自分のタイプに合うどちらか一方を購入されればよいかと思います。 ワンラック上の文法力を目指すなら「一億人の英文法」です。 まずは「Mr. Evine の中学英文法を修了するドリル」か「中学英語をもう一度ひとつひとつわかりやすく。」で基礎を固めた後に、より高度な英文法を会得するために購入するのもアリです。