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「リーサル」の意味と英語の語源、ゲーム用語としての使い方を解説

「リーサル」には「致命的な」という意味があります。「リーサルウェポン」など作品のタイトルに使われていたり、カードゲームなどでも使われている言葉なので耳にしたことがあるという人は多いのではないでしょうか。今回は「リーサル」の意味を詳しく紹介します。

「リーサル」とは

「リーサル」の意味は「致命的な」

「リーサル」の語源は英語「lethal」です。 「lethal」は「致命的な」「死を招く」という意味の形容詞です。 もとは生物学用語であり、毒物や遺伝子に対して使います。 そこから転じて「破壊的な」という意味もあり、攻撃などに対して使う軍事用語でもあります。 例えば「LAWS」は「lethal autonomous weapons systems」の略で、「自律型致死兵器システム」と和訳されます。 またアルコール濃度が高い、強いお酒に対しても「lethal」で形容することができます。 ちなみに「lethal」の類語は「fatal」です。

「リーサル」は日本ではゲーム用語

「リーサル」というカタカナ語は日本で使用される場合はほぼゲーム用語です。 格闘ゲーム(格ゲー)やデュエル・マスターズ(デュエマ)などのカードゲームで使われ、「まだ勝利には至っていないが、勝利が確定している状態」を指します。 例えば、格闘ゲームで相手のHP(体力)が少ない状態でコンボ技(連続技)が決まった時、まだ勝敗はついていませんが、実質的には勝利したのも同然です。

「リーサル」を含むタイトル

『リーサル・ウェポン』

「リーサル・ウェポン」は、1987年に公開されたアメリカのアクション映画です。 LA市警察本部操作第一課のロジャー・マータフ部長刑事と、過激な捜査ぶりを買われ薬物対策課から異動してきたマーティン・リッグスの二人が反発しあいながらも犯罪組織と戦っていくストーリー。 映画は全4作、テレビドラマシリーズも制作されています。 タイトルの「リーサル・ウェポン」は直訳すると「致命的な武器」です。 この映画が指す「致命的な武器」とは、主人公のマータフとリッグス2人。 ド派手なアクションシーンが見る人をスカっとさせる作品となっています。

『リーサルコネクション』

「リーサルコネクション」は、2019年にモンゴルで制作された映画です。 米国のFBI捜査官と、犯罪者が異色のコンビとなって世界的犯罪組織と戦うストーリーとなっています。銃撃戦やカーチェイスがノンストップで繰り広げられ、ハリウッドの犯罪アクション映画を思わせる作品で、MARVELの人気作品「アベンジャーズ」のスタントマンがアクション監督と努めています。 カイウィ・ライマンや、アマルサイハン・バルジニャムなど、ハリウッドで活躍中の人気俳優が多く出演していることでも注目されています。

『ベアリーリーサル』

「ベアリーリーサル」は、2015年にアメリカで制作されたアクションコメディ。 幼少期から暗殺者養成学校で訓練を受けてきた少女メーガンが、普通の高校生に憧れてカナダの交換学生になりすまして高校に編入します。しかし、美人暗殺者が脱走したことにより、メーガンと美人暗殺者の女同士の激しいバトルが始まってしまうのです。 青春学園コメディに、女性とは思えない迫力あるアクションシーンまで見れる作品となっています。

『リーサルミッション』

「リーサルミッション」は、イラク戦争に隠された真実に迫る社会派映画です。 イラク戦争は、米英が「イラクが大量破壊兵器を保有している」として開戦にいたったが、実際にイラクで大量破壊兵器は見つかっていません。 このことから、イラク戦争は米英の決断が間違っていたのではないかと言われています。 本作はそこに焦点をあてて制作され、戦争の意義を説いています。

『ピカソトリガー リーサルエンジェルズ』

「ピカソトリガー リーサルエンジェルズ」は、1998年に制作されたアメリカ映画です。 ブロンド美女たちが財宝を狙う犯罪組織「ピカソトリガー」と戦います。 やたらと脱ぐシーンが多いエロティックアクション映画。

まとめ

「リーサル」について理解を深めていただけたでしょうか? 「リーサル」について最後に簡単にまとめます。

  • 「リーサル」の意味は「致命的な」
  • 「リーサル」は日本ではゲーム用語
  • 「リーサル」はタイトルにも多く使われている

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