「オンスケ」という言葉をご存知ですか?「オンスケ」とはビジネス用語で「スケジュール通り」という意味です。「オンスケ」のビジネスでの使い方を分かりやすく解説します。「オンスケ」には反対の意味を持つビジネス用語がたくさんあるのでそちらも紹介します。
「オンスケ」は、「オン・スケジュール」を略した言葉です。 「オン・スケジュール」という言葉の意味は、「予定通りに進んでいること」です。 例えば、ビジネスシーンで何かプロジェクトを進めているといった場合に、
というように、進捗状況を報告するのに使用する言葉です。 また、作業に問題ないかを確認する場面でも、「オンスケで進めることができていますか」といったように使用することも可能です。
「オン・スケジュール」は英語「on schedule」が語源です。 意味はもちろん「予定された通り」です。 「to scgedule」「according to scgedule」ともいいます。 例文です。
The bus has arrived on schedule.
バスはオンスケで到着した。
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「リスケ」は、「リスケジュール」を略した言葉です。 「リスケジュール」とは、「予定を組み直す」という意味で「日程の再調整」というニュアンスで使用されます。 例えば、日常生活でも 「飲みに行く約束していた日、会議が入ったからリスケで〜」 というように、予定していたことをキャンセルして別の日に変更してほしいという意味合いで使用されます。 ビジネスシーンでも同じように、急なキャンセルや予定変更をお願いしたいときに、 「リスケでお願いします」 といったように伝えることができますが、砕けた表現であるため使用する相手には注意が必要です。
「ペンディング」は、
という意味のある言葉です。 英語の「pending」が語源で、「未解決の」「未定の」といった意味のある単語です。 ビジネスシーンでは、何か問題が起きたり、課題が見つかったときに「まだ未解決である」という意味合いで使用されます。 「未解決である」「保留中である」という意味であって、「中止にする」というニュアンスは含まれないということに注意してください。 「今のところ未解決ですが、近いうち解決されます」という意味のある「To Be Determined」の頭文字をとって、「TBD」と表記することも多いです。
「ビハインド」は、英単語の「behind」をカタカナにしたものがそのまま日本でも使用されるようになった言葉です。 元々の「behind」は、
という意味で使用されている単語で、日本では、主にスポーツの試合などで「負けている」ということを言い表す言葉として使用されています。 ビジネスシーンでは、「計画がスケジュールより遅れている」という意味で使用されます。
「リード」「スピードアップ」は、「予定より前倒ししている」という意味で使用される言葉です。 ・リード ・・・ 先発って引っ張ること 先頭を切ること ・スピードアップ・・・ 速度をあげること 能率が上がること 例文
「キャンセル」は、「ストップ」「中止」という意味で使用される言葉です。 ・キャンセル・・・契約や予約を取り消すこと ・ストップ・・・止まること 止めること 例文
「オンスケ」は、何かの計画を遂行している場合に、進捗状況を伝える場面で使用することができる言葉です。
といった言い回しで、「予定通りに問題なく進んでいます」という進捗状況を伝えることができます。
「オンスケ」はカタカナ語なので、日系企業などでは一般的に使用しない会社も多い言葉です。 外資などではよく使われるますが、一般企業ではあまり耳にしない言葉であるといえるでしょう。 そもそも、「オンスケ」は略語なので砕けた表現であるため、目上の人や社外の人に使用するのは失礼であると言えます。 どちらかというと、自分と同等の立場の人間や、目下の人、親しい柄の人に対して「今回の件はオンスケで〜」というように軽い話し言葉として使用されることの多い言葉です。
例文
「計画通り」・・・物事が画策した通りに進むこと 例文
「予定通り」・・・「あらかじめ決めていた通りに物事が進むこと」 例文
「遅延なし」・・・「予定されていた期日時間に遅れることなく」 例文
「狙い通り」・・・「物事が、事前に予想していたとおりに進むこと」 例文
「計算通り」・・・「予め、こうなることを想像していた通りに」 例文