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「センセーショナル」の意味と使い方、類語「エモーショナル」との違いを例文付きで解説

「センセーショナル」の意味は「人の興味や関心を強く惹く様子」で、良い意味でも悪い意味でも使います。「センセーショナルな事件/話題」などとよく使います。「センセーション」とすると名詞になります。

「センセーショナル」とは

「センセーショナル」の意味は「人の興味や関心を強く惹く様子」

「センセーショナル」の意味は「人の興味や関心を強く惹く様子」となります。 人々の感情を煽ったり、世間を騒がせたりするさまを表します。 ちょっと気を引く程度ではなく、大いに関心を寄せたくなるようなことです。

「センセーショナル」は良い意味でも悪い意味でも使う

良い意味で使ったら誤用、悪い意味で使ったら誤用ということではありません。 どちらの意味でも使われます。 良い意味でも悪い意味でも衝撃的な出来事に使います。 あっと心を奪われるようなことや、悲しい事件に対して「センセーショナル」といいます。

「センセーショナル」の使い方と例文

「センセーショナルな事件/話題/内容/報道/言葉」などと主に使う

「センセーショナル」は様々な単語と組み合わさって使われています。 例えば

  • センセーショナルな事件
  • センセーショナルな犯罪
  • センセーショナルな作品
  • センセーショナルな記事
  • センセーショナルな話題
  • センセーショナルな新聞
  • センセーショナルな大見出し
  • センセーショナルな内容
  • センセーショナルな報道
  • センセーショナルな言葉

など、ざっと書いてもこれくらいはあります。 報道やネットニュースなどでよく見ます。

「センセーショナルな人」などと人物に対しても使う

「センセーショナル」は人物に対しても使うことができます。 これは世間の話題になるような人のことを指します。 この場合でも良い意味にも悪い意味にもなります。 高い評価を得ている人にも、問題を起こしたりと周りに迷惑をかけるような人にも使います。

「センセーショナルに掻き立てる」などと副詞的にも使う

また「センセーショナル」は副詞的に使うこともあります。 例えば、

  • センセーショナルに掻き立てる
  • センセーショナルに報じる
  • センセーショナルに扱う
  • センセーショナルに取り上げる
  • センセーショナルに語られる

などと使われています。

「センセーショナル」の別表現

「センセーション」は名詞形

「センセーション」は「センセーショナル」の名詞形です。 「人々の感情を惹きつけたり、世間の目を引く事件や事柄」を指します。 また「感覚、気持ち」といった意味もあります。

「センセーショナリズム」は「扇情主義」

「センセーショナリズム」は「扇情主義」という意味です。 これは、故意的に人々や世間の感情を煽ったり、目を引かせて思惑通りに動かそうとする手法のことです。 政治家の報道やマスメディア、企業のマーケティングでも使われています。 思い通りにさせようとすることから、批判の対象とされています。

「センセーショナルファンタジー」は花

「センセーショナルファンタジー」は花の種類です。 「センセーショナルファンタジー」は春に開花するバラ科の耐寒性落葉低木です。 7月には結実して小さく赤い実を楽しむことが出来ます。

「センセーショナルエフェクト」はアイシャドウ

「センセーショナルエフェクト」はアイシャドウの名前です。 メイベリンニューヨークの商品で、グロスタイプのアイシャドウとなります。 4色展開しており発色やつややかな仕上がりが評価されています。

「センセーショナル・ヒロコ」は歌のタイトル

「センセーショナル・ヒロコ」は歌のタイトルです。 これはひょうたん三銃士による曲となっています。 ちなみにひょうたん三銃士は柳沢慎吾さん、光石研さん、岡竜也さんのトリオで、ここでいう「ヒロコ」とは薬師丸ひろ子さんのことになっています。

「センセーショナル」と類似表現との違い

「エモーショナル」は感情的

「エモーショナル」の意味は「感情的、情緒的」です。 「感情に動かされやすい様子」や「感情に強くうったえる様子」を表します。 昨今ではこの「エモーショナル」から派生して「エモい」という言葉がよく使われています。 意味は「感動的な、情緒的な」「感情が強く動かされる状態」「言葉にならない気持ち」です。 実際に「これ!」といった明確な意味があるわけではありません。 むしろ言葉にならないけど感情が高まることに対して「エモい」と表現しています。

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「センシティブ」は感じやすいさま

「センシティブ」の意味は「(人が)感じやすいさま」「(物事が)慎重に扱われるべきであるさま」です。 物事を感じ取りやすく、敏感である様子を表します。 「センシティブ」は人に対しても物事に対しても使うことができます。 「センシティブ」の語源は英語「sensitive」で、同じ意味で使います。

「アバンギャルド」は前衛的

「アバンギャルド」の語源は、フランス語の「アバンギャルド(avant-garde)」という単語です。 「アバンギャルド」は元々、軍隊用語として使われた言葉で、敵陣を偵察して奇襲する役割を担っていた部隊である「前衛」という意味で使用されていました。 しかし、20世紀以降諸島に起きた芸術運動により、「革命的な物」というような意味合いで使用されるようになりました。 現代では、芸術分野において「規制の芸術概念に囚われない新しい物を作り上げる思想」といった意味で使用されていて、「前衛的」「最先端」「革命的」「奇抜」といったニュアンスを含む言葉です。

「センセーショナル」の類語・言い換え

良くも悪くも使う言い換えは「扇情的」「衝撃的」「刺激的」

センセーショナルの類語で、良くも悪くも使うことが出来るものを紹介します。 ●扇情的 読み方は「せんじょうてき」です。 意味は「感情や感心、情欲を煽り立てるさま」です。 異性に対する性的な欲望を煽ることも指します。 また「煽情的」とも書きます。 ●衝撃的 読み方は「しょうげきてき」です。 意味は「心を強く動かされるさま」です。 驚くなど衝撃を覚えることを表します。 ●刺激的 読み方は「しげきてき」です。 意味は「気持ちを興奮させるさま」「知覚や感覚に影響の強いさま」です。 様々な感覚を刺激して興奮させられるような時に「刺激的だ!」と使います。

良い意味の類語は「大評判」「ブーム」

良い意味だけを持つ類語を紹介していきます。 ●大評判 読み方は「だいひょうばん」です。 意味は「人々に広く知られ大きな話題となること」「たいへんな評判」です。 多くの人から良い評判を得たものに対して使います。 ●ブーム 意味は「一時的にすごく盛んになること」「熱狂的な人気の対象」です。 「ブームを呼ぶ」「スポーツブーム」などと使います。 多くの人が関心を持ったものに対して使います。

悪い意味の類語は「悪評」「不評」

悪い意味だけを持つ類語を紹介していきます。 ●悪評 読み方は「あくひょう」です。 意味は「悪い評判、噂」のことです。 悪評が立つ、などと使います。 一つの物事全体が悪いというよりも、細かい悪い評価が上がったことを指します。 例えば「この商品はだめだ」ではなく、「この商品の操作性が悪い」「コスパが悪い」「長持ちしない」といったものが悪評となります。 ●不評 読み方は「ふひょう」です。 意味は「評判の悪いこと」「評価が低いこと」です。 「不評」は物事全体の評判が悪いことを指します。 例えば「不評の映画」「あの商品は若者から不評」などと使います。

対義語は「存在感のない」 「耳目を集めない」「無視される」など

対義語は

  • 存在感のない
  • 耳目を集めない
  • 注目が集まらない
  • 日の目を見ない
  • 関心が寄せられない
  • 無視される
  • 目立たない

などがあります。

「センセーショナル」の英語

sensational

「センセーショナル」の語源は「sensational」ですので、当たり前ですが英語は「sensational」です。

Readers love sensational crime stories.

読者はセンセーショナルな犯罪記事が大好きだ。

thrilling/exciting

「センセーショナル」を、「興奮させる」を意味する「thrilling」「exciting」と表現することもできます。

まとめ

いかがだったでしょうか? 「センセーショナル」について理解できたでしょうか? 「センセーショナル」の意味は「人の興味や関心を強く惹く様子」です。 語源は英語「sensational」で、良い意味でも悪い意味でも使う言葉です。

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