アルクで人気NO.1の講座である「1000時間ヒアリングマラソン」を実際に契約しレビューしてみた感想と評価を紹介していきます。また、世間の評判と口コミもまとめてみました。1000時間ヒアリングマラソンは本当に効果があるのか、徹底分析していきます。
今回、1000時間ヒアリングマラソンをレビューするにあたり、英会話教材29商品を実際に購入し徹底的に分析しました。 他社の英会話教材と比較もしながら、1000時間ヒアリングマラソンの評価をしていきたいと思います。
《本記事の筆者の経歴》
名前 | 1000時間ヒアリングマラソン |
価格 | 30,800円(6ヶ月コース)・54,780円(12ヶ月コース)※両コース共に送料無料、税込 |
内容 | テキスト2冊(教材、副教材ENGLISH JOURNAL)+CD枚組 ※学習アプリ「ALCO」から音声付き電子書籍の利用も可 |
レベル | 上級者(大学受験英語が身に付いている方) |
レッスン数 | 全9項目(Basic Phonetics、Picturing、Sprited Speakingなど) |
1日の学習時間 | 3時間 |
学習の継続期間 | 1年間 |
返金制度 | なし |
サポート | メール |
無料試聴 | あり |
特典 | なし |
会社名 | 株式会社アルク |
代表者 | 田中 伸明 |
所在地 | 〒102-0073 東京都千代田区九段北4-2-6 市ヶ谷ビル |
設立 | 2011年11月 (創業 1969年4月) |
資本金 | 1億円 |
電話番号 | 0120-120-800 |
メールアドレス | csss@alc.co.jp |
FAX番号 | 不明 |
1000時間ヒアリングマラソンは、「生きた英語」をもとに最新の話題に触れながらリスニング力を鍛えることができる英会話教材です。 映画やニュースなど様々な媒体を介した英語や、非ネイティブの英語などあらゆる「英語」に対応できる「英語の耳」を作りげていきます。 出版社のアルクが制作している通信講座タイプ(毎月新しく制作される)教材で、内容は多岐にわたります。 政治や経済などのニュース英語、有名人のインタビュー、コメディ、ビジネス英語、日常会話、実際の映画のワンシーンなどです。 時事問題も多く取り上げられているため、英語学習以上に教養に繋がるものも多いです。 1000時間ヒアリングマラソンは、1年で1000時間「生きた英語」を聞くことで英語を英語のまま理解できるようになると考えています。 「生きた英語」とはネイティブ・非ネイティブのそのままの英語のことを指し、世界中で話されている様々な「生きた英語」が導入されています。例えばアメリカ英語、イギリス英語、オーストラリア英語、アジア訛りの英語などです。 他の英会話教材が使用している話すスピードが遅く発音の綺麗さにこだわったような「英語学習者向けに作られた英語」ではありません! そんな1000時間ヒアリングの教材は、一般的な英会話教材というよりは英語の専門雑誌のような構成になっています。 英語専門家である日本人編集者が日本人向けに制作している教材で、学習コンテンツが多岐に渡る点がとっても魅力的です。 例えば二重母音聞き取りのための穴埋め、「映像化」のための英語スケッチング、映画のシーンで生英語対応の耳を作るなど様々な角度から英語の知識を深めることができます。 (詳しくは後ほどご紹介します。) 教材の難易度が高校英語レベル(大学受験レベル)であることから、1000時間ヒアリングマラソンは本気で英語力を上げたい英語上級者におすすめです!
1000時間ヒアリングマラソンを販売している出版社「アルク」は1969年創業で、通信講座、出版物、研修、留学、eラーニング、Webサービス、デジタルコンテンツなど様々なサービスや商品を展開しています。英単語帳の「キクタン」シリーズや文法書の「英文法のトリセツ」などの英語教材、オンライン辞書「英辞郎」などです。 これまでに約4,000社がアルクの商品、サービスを採用し、受講者数は250万人にものぼります。 1000時間ヒアリングマラソンを含めた「ヒアリングマラソン」シリーズの受講者は2012年に120万人を突破し、多くの日本人が「英語の壁」を超えてきました。 楽天の三木谷浩史社長やジャーナリストの池上彰さんも1000時間ヒアリングマラソンを受講されていたそうです。 また、イード・アワード2014英語教材顧客満足度優秀賞、英語教材辛口ランキング(英会話部門)堂々1位などの実績もある英会話教材です。
1000時間ヒアリングマラソンは1年で1000時間の学習時間を確保することの重要性を謳っています。 英語を母国語のように半自動的に理解できるようになるためには、英語を「大量に聞く」ことが必須です。 そのためにはある一定期間「量」をこなし、適度な「圧力」をかけて英語学習を習慣化させることが非常に大切です。 1000時間ヒアリングマラソンでは1日3時間の学習時間を1年間という長期間推奨しているため、よく「スパルタ」「体育会系」などといわれます。
1000時間ヒアリングマラソンは英語の専門家である複数の著名人によって製作されています。 主任コーチの松岡昇さんは獨協大学で講師を務められています。 その他にも冨田 三穂さん(神田外語大学講師)、霜村 和久さん(横浜国立大学非常勤講師)、三吉 美加さん(東京大学大学院総合文化研究科研究員)、柏木 しょうこさん(映像翻訳家)などです。 英語に精通している方々が毎月製作されている英会話教材は質も量も申し分ない程素晴らしいです!
1000時間ヒアリングマラソンというだけあって、リスニング特化だと思っている人が多いと思います。 しかし、実際にはリスニング以外のスピーキング、ライティング、リーディングなどのスキル向上も目指すことができる英会話教材です。 1000時間ヒアリングマラソンの学習法は「英語を聞くだけ」スタイルの教材ではありません。 各コンテンツに応じて話す、書き取るなど様々なトレーニング方法が採用されていいます。
これらのトレーニング方法が適切なコンテンツごとに割り当てられています。 伸ばしたいスキルに応じて効果的なトレーニング方法で学習することで、リスニング以外の能力の向上が期待できます。
リスニング | リーディング | スピーキング | ライティング | 発音 | 語彙 | 文法・語法 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|
シャドーイング | ◎ |
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△ |
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○ |
|
|
ディクテーション | ◎ |
|
|
○ |
|
○ |
◎ |
音読 | △ |
○ |
◎ |
△ |
◎ |
○ |
◎ |
オーバーラッピング | ◎ |
|
△ |
|
○ |
|
|
リピーティング | ◎ |
|
△ |
|
○ |
|
△ |
リプロダクション | ◎ |
|
○ |
○ |
○ |
|
|
横軸:伸ばしたい力 縦軸:効果的な学習法 効果の度合い:◎>○>△ |
1000時間ヒアリングマラソンは、英語学習者のモチベーションを維持させるための仕組みが整っていることが大変魅力的です。 1000時間ヒアリングマラソンでは英語学習者の継続学習を支援するために、修了証の発行やディクテーションコンテスト、マンスリーテストを実施しています。 ディクテーションコンテストは英語を聞いて書き取った英文を出版社に送ります。(アプリ経由もしくは郵送での提出) 成績優秀者にはアルクオリジナルのグッズがプレゼントされます。 マンスリーテストは毎月郵送されるマンスリーテキストに同封されているTOEIC形式のリスニングテストです。 テストを出版社に提出すると、解答や解説、テスト結果が送られてきます。(テストの提出自体は任意です) 修了証はすべてのテストを受講期間内に提出した人に発行されます。 また、1000時間ヒアリングマラソンの製作者や受講者と交流ができる「ALC Learners' Club」というイベントを開催しています。 ヒアリングマラソンの製作者や有識者などによるセミナーや学習アドバイザーによる個別学習相談などを定期的に開催しています。 セミナーなどとは別に、教材についての質問や学習の進め方などを学習コーチに相談・質問ができるサービスもあります。 受講生専用サイトの「テストコ」経由で相談可能で、通常3営業日以内に回答してくれます。
1000時間ヒアリングマラソンは自由度の高い英会話教材です。 学習に充てられる時間や学習者の英語力、そしてモチベーションなどに応じてその日取り組むコンテンツを選択することができるからです。 他の英会話教材のように1ページ目から順を追って取り組むことが必須ではないので、個々人オリジナルの進め方が可能となります。 また、英語素材により英語の聞き方やアプローチ法が異なるため、1000時間ヒアリングマラソンでは素材に合わせたトレーニング法が詳しく紹介されています。 そのため効率的で質の高い学習ができます。(トレーニング法は後ほど紹介します) 1000時間ヒアリングマラソンは毎月教材が製作される通信講座タイプの英会話教材です。 毎月25日(12月のみ20日)までに申し込みすると、翌月9日までに教材が発送されます。(申込みのタイミングだけ注意しましょう!) コースは、12ヶ月コース、6ヶ月コース、体験コース(トレーニングの一部を体験できるキット)があります。 専用のサイトやアプリなどを使用し、教材を全てオンライン上で確認することも可能です。細部にもこだわった使いやすさも嬉しいですね。 受講料は12ヶ月コースで54,780円(税込)、6ヶ月コースは30,800円(税込)です。 年額提示なため一見高額に見えますが、1ヶ月あたり約2,600円〜の計算になるのでリーズナブルな教材といえます。 支払い回数は一括、もしくは分割で支払いが出来ます。クレジットカード、コンビニ後払いなどが支払方法として選択可能です。 支払い時に発生する諸々の手数料は自己負担となります。 受講方法は下記の3種類から、自身に合った学習ツールを選択可能です。
返金保証制度は無く、購入者特典もありません。
コース期間 | 年額(税込) | 月額 | 日額 |
---|---|---|---|
6ヶ月コース | 30,800円 | 約2,567円 | 約86円 |
12ヶ月コース | 54,780円 | 4,565円 | 約152円 |
体験コース | - | - | 550円 |
「1000時間ヒアリングマラソン」の他に、アルクは様々な英語レベルに応じた通信講座タイプの英会話教材を販売しています。
1000時間ヒアリングマラソンが難しく感じられる人に「「ヒアリングマラソン・ベーシック kikuzo!」と「ヒアリングマラソン中級コース」があります。 これらには「3ラウンド・システム」というヒアリング学習法が採用されています。(1000時間ヒアリングマラソンの一部のコンテンツにも採用されています) 「3ラウンド・システム」とは、回数を重ねるごとに学習の深度を徐々に深めていく学習法です。 1つの英文を日にちを変えて3回聞き取ることで、聞き取りのコツをつかみ効率良くヒアリング(リスニング)力を向上させるというものです。 この「3ラウンド・システム」により、「概要」だけでなく「細部」まで英語を聞き取ることができるようになります。
1000時間ヒアリングマラソンは通信タイプの英会話教材ですので毎月下記の教材が郵送されます。
なお、2019年10月29日をもって音声CDの提供が終了となり、代わりに受講生専用サイトもしくは学習アプリから音声のダウンロードが可能となりました。 そのため、今後郵送されるのはテキストのみとなります。
マンスリーテキストでは様々なジャンルのコンテンツが提供されています。 各コンテンツには、レベル・所要時間・身につく力・学習ステップが明記されているので、自身のレベルや伸ばしたいスキルなどに応じて学習に取り組むことができます。 ●コンテンツ
●レベル
●身につく力
マンスリーテキスト用の音声CDは各コンテンツの学習に必要なトラックが収録されています。 基本的には英語のみの収録です。 Monthly Test HEMHET用の音声CDは本編とは別に収録されています。 テスト形式はTOEICのリスニングパートのようになっており、質問は全部で26問です。 このテストを提出すると解答と解説、そしてテスト結果シートを取得することができます。(提出は任意です。)
ENGLISH JORNALは「英語を学び、英語で学ぶ」をコンセプトとした学習情報雑誌です。 1000時間ヒアリングマラソンでは副教材として使用されていますが、ENGLISH JOURNALは単体で書店でも販売されています。(電子版の定期購読アプリでも購入可能です。) 1冊1,540円(年間18,480円)の英語専門雑誌が副教材としてついてくる点はすごく良いですね! ENGLISH JOURNALでは英語学習だけではなく、連載記事や時事問題など幅広い角度で英語に触れることができます。 ●連載
●特集
●特別企画
ENGLISH JOURNALの英語学習学習コーナーは、インタビュー、ニュース、レクチャー、クイズ、エッセイ、フリートークなどで構成されています。 学習時間や目標に応じて下記より選択が可能です。
ENGLISH JOURNAL用の音声CDは各コンテンツのリスニングや学習に必要なトラックが収録されています。 基本的には英語のみの収録です。
1000時間ヒアリングマラソンは、1年間に1,000時間英語の音声を聞いて理解し、英語力を向上することを目的としています。 マンスリーテキストとENGLISH JOURNALを徹底的に活用していくと同時に、それ以外の英語に触れている時間も1,000時間に合算することが可能です。 例えば、下記のような方法です。
1000時間の作り方のコツは、1日の細切れの時間を有効活用することです。 時間の捻出方法は筆者がコンサルタント時代によく生徒さんにお話していたことです。 まずは現状の自分の時間の使い方を見直し、隙間時間などを有効活用することが大切です。 睡眠時間を削るのではなく、スマホやテレビを見る時間を減らしたり、通勤時間、お昼休憩、帰宅後就寝するまでの時間などで、「ヒアリング時間」の確保は案外スムーズに出来ます。 上記のような様々な方法で、生きた英語の「ヒアリング時間」を1日3時間確保することが理想です。 しかし、日に応じて学習時間にばらつきがあると思うので、週や月によって1日の学習時間が多少変わってもOKです。 大切なのは、「1年で1000時間」の時間を確保できる学習プランを立てることです。 1年で1000時間の完走が難しい場合は、ペースを落として2年での完走も可能です。 例えば、下記のようなペースが参考になります。
Basic Phonetics(これで聞ける!英語の音)では英語の音声変化のルールを学びます。 実際に話されている英語の聞き取りが難しいと感じられる理由にこの音声変化があります。 中学校や高校などの英語の授業やTOEICなどの試験で聞く英語は英語学習者が理解しやすいように一語一語をはっきりと発音する、いわば「作られた英語」です。 日本人は「作られた英語」で英語学習をしていますが、実際の英語の発音は大きく異なります。 音声変化のルールは様々ですが、代表的なものは、「音の連結」「音の脱落」「音の消失」などがあります。 これらのルールを身に付けるために、Basic Phoneticsでは「収録音声での聞き取りと生英語での聞き取りを行います。 学習方法は、最初に音声を聞き、テキストの空欄に当てはまる単語を聞き取ります。 その後、訳と後注で日本語訳を確認し、答え合わせをします。 単語のみを聞き発音練習するステップがある場合もあります。 音声変化のルール以外には「f」と「v」の発音方法の違いなど、日本人がつまづきやすい発音ポイントが丁寧に解説されています。
《Basic Phonetics(これで聞ける!英語の音)》
ナチュラルさ●●●●○ 速さ ●●○○○ 単語フレーズ●○○○○ 構文力 ●●○○○ 発話力 ●●○○○
Picturing(英語スケッチング)では英語の「映像化」を通した情報整理の方法を習得します。 人の話を聞いているときに頭の中に絵が浮かぶことを「映像化」と言います。 日本語では無意識に「映像化」できているものを英語でも同じようにできるようにトレーニングをします。 「映像化」のコツは5W1Hを捉えることです。 2つのストーリーを各6つの学習ステップ取り組みます。 STEP1:音声を一度聞いて頭の中でスケッチをする STEP2:ポーズ入りの音声を聞いてテキストにスケッチ(メモ)する STEP3:会話に出てくる表現と意味、用例を確認する STEP4:ポーズ入りの音声を再度聞いてさらに詳しくテキストにスケッチ(メモ)する STEP5:聞き取りの仕上げとしてSTEP1で聞いた音声を再度聞いてテキストに記載がある3つの質問に答える STEP6:作成したスケッチとSTEP5の内容をもとに話の内容を日本語か英語で声に出して説明する 単語やフレーズだけでなく、細かいニュアンスまで捉えるためのコツを習得します。 ストーリーはドラマ仕立てになっているので、楽しく学習を進めることができます。
《Picturing(英語スケッチング)》
ナチュラルさ●●●○○ 速さ ●●●○○ 単語フレーズ●●●●○ 構文力 ●●●○○ 発話力 ●●●○○
Spirited Speaking(スピーキング魂)ではビジネス英語を使ってリスニングとスピーキング力を身に付けます。 「自分で発音できる音は聞き取れる」ということが実感できるコンテンツです。 月ごとに1つのテーマが設けてあり、4つのセクション(全12ステップ)で会話に出てくる英語表現を瞬時に使える「英語スピーキング脳」を作ります。 Section1:会話全体の内容把握 Section2:インプット練習(ディクテーション、音読、リード&ルックアップなど) Section3:アウトプット練習(オーバーラッピング、シャドウイングなど) Section4:ロールプラクティス、自由会話 Spirited Speaking(スピーキング魂)では学習モードが2つから選択できるようになっています。
《Spirited Speaking(スピーキング魂)》
ナチュラルさ●●●●● 速さ ●●●●○ 単語フレーズ●●●●○ 構文力 ●●●○○ 発話力 ●●●●●
Talk Today(気になる話題でトーク!)ではネイティブ・ノンネイティブ話者のフリートークをもとにリスニングとスピーキング力を鍛えます。 音声は自然な英語で台本が無いため口ごもりや言い直しがあり、訛りもある英語です。 トークの内容はSNS、キャッシュレス決済、など話題の社会問題や流行になっています。 フリートークは約5分です。始めに会話全体を聞いて会話を3つのパートに区切って学習を進めていきます。 詳細の学習ステップは下記の通りです。 STEP1:会話全体を聞く(最初のみ) STEP2:キーセンテンスの穴埋め STEP3:会話の表現をチェック STEP4:概要を日本語でまとめる STEP5:英文、語注、訳を見て聞く 会話の学習が終わった後に自分の意見を述べる練習を行います。 STEP1:意見を選ぶ STEP2:理由を選ぶ STEP3:例を使って考えを述べる STEP4:日本語で考えを述べる STEP5:英語で考えを述べる ここでのスピーキングの練習はTOEICのS&Wにも対応しています。
《Talk Today(気になる話題でトーク!)》
ナチュラルさ●●●●○ 速さ ●●●○○ 単語フレーズ●●●●○ 構文力 ●●●○○ 発話力 ●●●●●
News Views(ニュースの斬り方)は実際に海外で放送されたニュースをもとにニュース英語の構造の理解を深めます。 3つの異なるニュースを題材に、9つの学習ステップで概要から詳細へと徐々にリスニングの精度を高めていきます。 ニュースの長さは約1分です。 STEP1:ニュースを聞き概要を日本語でまとめる STEP2:ニュースを聞き穴埋めをする STEP3:語注で内容を確認する STEP4:ニュースを聞いてテキストに記載のある質問に答える(内容把握問題) STEP5:ニュースを聞いてテキストに記載のある質問に答える(アウトプット訓練) STEP6:スクリプトを見ながらニュースを聞き、内容を確認する STEP7:語注、訳を参考に誤解している部分がないかを確認する STEP8:ポーズ入りの音声を聞いてリピーティング(直前に聞こえた英語をまねる)をする STEP9:ニュースを聞いて内容理解ができているかを確認する
《News Views(ニュースの斬り方)》
ナチュラルさ●●●●○ 速さ ●●●○○ 単語フレーズ●●●●● 構文力 ●●●●● 発話力 ●●●○○
Cultural Discovery(カルチャー再発見)では、物語を基に文化や考え方の違いを味わいながら英語の世界をより深く理解し想像力を身に付けます。 3つのセクションで物語の内容を理解し話の奥行きまでを感じます。(各セクションごとに詳細の学習ステップが設けてあります。) Listen:英文を聞き、内容を理解する Discover:文化や視点に注目し、理解を深める Reflect:英文を感情豊かに音読する Cultural Discovery(カルチャー再発見)では学習スタイルが2つから選択できます。
《Cultural Discovery(カルチャー再発見)》
ナチュラルさ●●●○○ 速さ ●●●○○ 単語フレーズ●●●●● 構文力 ●●●●● 発話力 ●●○○○
Screening Room(シネマ試写室)では、映画の生の英語を基に、スピードやリズムに対応する「英語耳」を作ります。 1つの映画から2つのシーンがピックアップされており、それぞれ5つの学習ステップで学習を進めます。 STEP1:テキストに記載のある表現が聞こえるかどうか確認する STEP2:日本語で概要をまとめる(テキストの穴埋め) STEP3:スクリプトを見ながら音声を聞きテキストの穴埋めをする STEP4:訳と語注を確認して内容理解を深める STEP5:スクリプトを見ずに音声を聞き仕上げる(シャドーイングができると尚良) 本編後の「Screening Room Lounge」では、ネイティブスピーカーの話を聞いて、映画について語る表現を学びます。
《Screening Room(シネマ試写室)》
ナチュラルさ●●●●● 速さ ●●●●● 単語フレーズ●●●○○ 構文力 ●●●○○ 発話力 ●●●○○
Dictation Contest(ディクテーション・コンテスト)は、受講者参加型のコーナーです。 1分間程度の音声を聞いて書き取り、書き取った英文を応募することができ、成績優秀賞には賞品が贈られます。 2カ月前のディクテーションコンテストの内容で、多く人が間違えたポイントを確認することもできます。 発音、文法、語彙、文脈などの観点から、英語を正確に聞き取る力を身につけます。 ディクテーションコンテストの応募は受講生専用サイト「テストコ」もしくは郵送で可能です。
《Dictation Contest(ディクテーション・コンテスト)》
ナチュラルさ●●○○○ 速さ ●●○○○ 単語フレーズ●●●○○ 構文力 ●●●○○ 発話力 ●●○○○
Monthly Test HEMHET(マンスリーテストHEMHET)も受講生参加型のコーナーです。 「HEMHET」はHearing Marathon Hearing Testの略です。 TOEICのリスニングパート形式のテスト(全26問)でリスニング力の伸びを定期的に測ることができます。 Monthly Test HEMHET(マンスリーテストHEMHET)の提出は「テストコ」のみとなっています。 マークシートを入力し提出すると、解答と解説、テスト結果シートが提出翌日以降にダウンロードできるようになります。 成績優秀者は2ヶ月後のマンスリーテキストに名前が表示されます。
1000時間ヒアリングマラソンの受講初月は、テキストの冒頭から学習手順通りに進めることが推奨されています。 テキストの構成や進め方に慣れるために、まずは全体の内容をしっかり把握するためです。 教材は冒頭が初級レベル、中盤は中級レベル、そして後半は上級レベルとなっています。 まずは初級レベルから、各コンテンツ毎に記載のある学習ステップに従って学習を進めていきます。 学習ステップはテキストにわかりやすく記載されていますので、安心して取り組めます。
1000時間ヒアリングマラソンを継続して受講している人は、受講開始時に一度全てのコンテンツで学習を経験しているので、自身のレベルに合った内容や、コンテンツに対する興味の有無が明確になってくるはずです。 そのため受講2ヶ月目以降の人は、自身に合った方法で学習を進めて構いません。 進め方の例ですが、
などがあります。 注意点ですが、教材の難易度が異なるため、自身に合ったレベル内で取り組む教材を選定するようにしましょう。 初級者レベルの人が上級者レベルのコンテンツで学習をすると非効率になってしまいます。 英語学習で一番大切なことは「継続学習」になりますので、自身が楽しいと感じられる形で学習に取り組みましょう。
1000時間ヒアリングマラソンは英語が大好きな人にはたまらない英語の専門雑誌のような英会話教材です。 英語にとても詳しい日本人が日本人向けに制作している教材で、学習コンテンツが多岐に渡ります。 通信教材ならではの作りで時事問題なども多く取り上げられており、英語以前に内容が教養に繋がる点もこの教材の特徴です。 ビジネスやニュースなどが題材になっていることが多いため、ビジネスパーソンに超おすすめです!試験対策や面接対策などにもなるため大学生にも最適な教材でしょう。 ただ、英語のレベルはかなり高く高校英語レベル(大学受験レベル)の英語力が必要です。 すでに高校レベルの英語力がある人や、帰国子女など耳が英語に慣れている人にはぜひおすすめしたい英会話教材です。 公式サイトにはTOEIC550点以上、英検2級レベルの英語力がある人が対象となっていますが、正直この程度の英語レベルの人にはおすすめしにくいです。 英語の基礎が無いと辞書に頼りっぱなしになったり、学習の継続が困難になってしまうかもしれません。 まだそこまでの英語力が無い人は、英語の基礎を固めた後に1000時間ヒアリングに取り組むと良いでしょう。 1000時間ヒアリングマラソンのレベル感を購入前に把握したい方は副教材であるENGLISH JOURNALの中身を書店で確認することをおすすめします。 難易度が高い教材ですが、1000時間ヒアリングマラソンで学習をするとネイティブの速くて聞き取りづらい英語も難なく理解できるようになるでしょう。 英語字幕なしで映画やドラマをほとんど理解したり、ビジネスの場での英会話もこなせるようになるはずです。 英語「を」学ぶ学習スタイルから英語「で」学ぶ学習スタイルへとレベルアップすることもできそうです。
1000時間ヒアリングマラソンの良い点は、がっちり決められた学習方法や学習時間が無い点です。 豊富なコンテンツから自分のレベルや興味に合ったものだけをピックアップして学習を進められる「カスタマイズ感」がとても良いなと感じました。 個人の生活スタイルやリズムが違うように、英語学習に充てられる時間なども異なるはずです。 1000時間ヒアリングマラソンの学習ツールも豊富で、学習スタイルに合わせたツールで効率良く学習できる点も魅力的です。 マンスリーテキストやENGLISH JOURNALだけでなく他の英語学習方法もたくさん紹介してくれているので、継続させることは問題ないでしょう。 各コンテンツの進め方もしっかり書いてあるので、勉強方法で迷うことが無いのも良いです。
1000時間ヒアリングマラソンはTOEICや英検などの試験対策にもおすすめな英会話教材です。 実際、TOEIC対策の意識をしていなくても、結果としてスコアが上がっていたという受講者が多いようです。 1000時間ヒアリングマラソンの英語は全て「生きた英語」です。 話すスピードが速く、理解できるハキハキとした発音ではありません。 英語学習者向けにゆっくり理解しやすい英語で話されているTOEICなどの試験よりも難易度が高いため、は生きた英語に触れリスニング力を鍛えればTOEICのスコアアップも期待できるでしょう。 リスニングとリーディング(L&R)だけでなくスピーキングとライティング(S&W)のTOEIC対策にもなります。 また、時事問題などを多く含んでいるため、英検の二次試験対策や仕事の面接対策にもなります。 ただし、試験対策だけを目的としている方は専門の教材などで学習することが一番です。
リスニングだけでなく語彙力アップにもなるのが1000時間ヒアリングマラソンの魅力のひとつです。 英語上級者の語彙力アップにも最適な英会話教材です。 1000時間ヒアリングマラソンのコンテンツは海外ニュースやインタビューなどを取り入れており、内容は専門性が高いものが多いです。 世界情勢や経済など専門用語が多く出て来るため上級者のさらなる語彙力習得に最適です!
英語学習を始めた時は高かったモチベーションも、時間の経過とともに下がる人が多いのではないでしょうか。 1000時間ヒアリングマラソンは1日3時間と他の英会話教材と比較すると勉強時間が長いので、途中で挫折する人がチラホラいるようです。 1年間で1000時間を達成するために非常に重要なのが目標設定です。 「朝早く起きて1時間勉強する」「大好きなテレビを1年間我慢する」などと実現不可能に近い目標を立ててはマラソンは完走できません。 英語コンサルタントとして働いていた時も、全ての生徒さんと目標について深い議論をしていました。 具体的には、長期目標(1年)、短期目標(1ヶ月)、毎日の行動計画をそれぞれとしっかり考える必要があります。 目標を立てる際に重要なことは、現状の自分のレベルを把握し、そのレベルを基準にしてどうなっていたいかを具体化することです。 例えば、「現状TOEIC700点→1年後は850点を取る」などです。単に「英語をもっと話せるようになる」という漠然なものではいけません。 また、実現可能な目標を設定することも大切です。 「TOEIC300点を1年で満点にする」という目標は現実的に達成が大変難しいので、「1年間でまずは600点と取る」とするなどです。 目標達成率の可能性が大きいと今後のモチベーションにも繋がります。 毎日のスケジュール、タスク管理は毎朝1日の活動が始まる前に行うことが良いです。 自身の行動を事前に把握し、いつどこで何の勉強をするかを計画することで時間の有効活用ができます。 ここでも達成可能な範囲のタスクを割り当てることが大切です。 万が一タスクが達成出来なかった場合にモチベーションが低下し、英語学習における意欲が無くなってしまうからです。 目標や計画を立てる際は細部にこだわって具体的に考えることがとても大切です。ぜひノートなどに書いて「見える化」すると良いです。 ここ無しで闇雲に英語学習を始めても、うまくいかなくなってしまった場合に立て直しが難しくなります。 最後に、常にフルスピードで頑張りすぎるとどこかで燃料切れになってしまうので「ご褒美制度」などを取り入れるとさらに楽しく英語学習ができます。 例えば「毎日3時間学習できたら、週末に外食にいく」「TOEICの点数が上がっていれば欲しかった洋服を買う」などです。 逆に自身に罰を与えること(サボったらお酒1週間禁止など)も効果的な場合もあります!
他の英会話教材は「1日5分」「好きな時に好きなだけ」のようにとても短い学習時間を推奨しているものの方が多い中、1000時間ヒアリングマラソンでは1日3時間の学習時間を推奨しています。 1日3時間の学習時間と聞くと、「忙しいから無理」「そんなに勉強しなくちゃいけないの?」と感じる人も多いと思います。 しかし1000時間ヒアリングマラソンの考え方を簡単に表現すると「英語力をつけたければ圧倒的な量をこなす必要がある」ということです。 英語は楽をして身につくものでは決してなく、質の高い英語に多く触れることがとても大切と謳っています。 私が英語コンサルタントとして勤務していた時も1日3時間の学習時間にはマイナスなイメージを持っている人がほとんどでした。 確かに社会人として働いていて、夜や取引先との会食や友人との飲み会があると1日3時間という時間は現実的に捻出不可能と思いがちです。 そこで私は生徒さんと、「そもそもなぜ1日3時間も学習時間が必要なのか」と話していました。 まずこの英会話教材でもあるようになぜ「1,000時間」なのかというと、英語習得に必要な時間は2,000時間〜3,000時間と言われています。 日本人は高校までに英語の授業を通して約1,000時間程度は学習をしますが、残りの1,000〜2,000時間は社会人以降で補う必要があるのです。 そのため、1000時間ヒアリングマラソンでは1日3時間×1年=1,000時間の学習時間を捻出すると英語力が上がると謳っているのです。 1年じゃなくて5年、10年かけて1,000時間を捻出すればよいのでは?と感じる方もいるかもしれません。 確かにその方法でも間違いではないでしょう。 ただしここでお伝えしたいのが、英語を習得したいのであればより短期間での時間の投下が欠かせないということです。 英語習得の目的は人によって様々です。しかし目的は違えど、目的達成のためには必ずまとまった時間の投下が必ず必要になります。 大人になり英語を学習する中で大きな問題となるのがこの「継続」です。 「継続」させるためには「習慣」にすることがとても重要になります。 「続けなくては」という意識で取り組むのではなく、続けることが自然に体に身についているような状態を作ることです。 「習慣化」のために必要なことが毎日同じことを同じタイミングで、同じ時間をかけて取り組むということです。 つまり1日3時間の学習を「継続」していればそれが気がつけば「習慣」になっていくのです。 逆に1日3時間の学習時間が捻出出来ないようなスケジュールで動いている人は仕事の取り組み方や人との付き合い方に大きく問題があるので、英語学習の前に見直す必要があります。
日本の英語の教材はゆっくり解りやすく話すものが多い中で、ヒアリングマラソンはナチュラルスピードで話しますのでネイティブと話すときにスピードのギャップがなくて助かっています。また、時事ネタで構成されているので、聞いていて楽しいです。また、新しい本などの紹介もあり、世界が広がります。今後も続けていきたいです。
効果絶大だと思います。リスニング力アップには英語を聴く絶対的な量と、精聴と言われる質を重視した学習、両方が必要だという理論にもとづき、両方のバランスが考えられた教材です。TOEICなどとちがい、街中の雑音の中での会話やナチュラルスピード&スラングも混じった構成になっているのでメキメキ実力がつきます。TOEICのリスニングが綺麗かつ明瞭すぎて簡単に聴こえるようになります!
毎月、新しい内容で届くので、飽きずに続けることができます。私は小さい子供がいて、家事と育児に忙しく、集中して勉強する時間がないのでCDをかけっぱなしにしていますが、それでもTOEICのリスニングには効果が出ています。
常に最新の話題で生きた英語に触れられる教材の構成はかなり高評価のようです。 また英語学習者のことをよく考え、ネイティブの英語をそのまま使用したり、他におすすめな英語学習方法を惜しみなく教えてくれている点もとても良いようです。
教材の内容が全く興味ない内容だと聞くのも苦痛になるのが難点です。すべて興味のない内容ということはなかったですが、1つか2つ必ずありました。あと興味がない以上に知識がない内容だと英語以前に内容がよくわからないという問題もあります
用意されたトピックに興味があれば面白くついていけるとおもうのですが、やっぱり日本語である程度の知識のある話題じゃないと聴くだけでは英語は身につかないと思いました。 ヒアリングの練習に使うにしても自分なりにいろんな工夫をしないとテキストに頼りすぎてしまいます。 きちんと自分でスケジュール管理できるタイプではないと、毎月送られてくる教材をきちんと聞かないうちに次が来てしまうということがあると思いました。
通信教育なので毎月CDが送られてくるため、忙しい時期には教材に手が付けられずたまってしまうことが頻繁にありました。1ヶ月分のボリュームが社会人にとっては多かったです。その割には復習のテストがあまり充実していないかなと思います。
2点あります。1点目は価格がやや高いことです。付録の雑誌などがつかない、期間が1年ではなく数ヶ月で終了するなどのライト版の発売もあったようですが総じて決して安くはないです。2点目は初心者には敷居が高いと思います。英検2級くらいからとありますがそれくらいでもまあまあ厳しい内容ではないかと思います。現在はより内容が優しいバージョンのヒアリングマラソンもあるのかもしれませんが…。
教材の値段と内容について言及されている低評価な口コミが目立ちました。 確かに、教材のトピックに採用されている話題の中には話しが難しいものもチラホラあります。 ビジネスや経済についての話題が多い印象はあるので、そもそもこれらの話題に興味が無い人は不向きかもしれません。(もちろん他にもたくさんの話題が取り上げられています!) 教材の金額が高いという口コミも多いようでした。6ヶ月コースは30,800円、12ヶ月コースは54,980円ですのでたしかに平均より少し高いです。 しかし月単位で計算すると6ヶ月コースは約5,100円、12ヶ月コースは約4,500円ですので、他の英会話教材と変わらないくらいもしくは安い金額になります。 筆者的にはこれだけクオリティーが高い教材をこの値段で提供してくれいるのでコスパはかなり良い英会話教材だと強く感じました。
1000時間ヒアリングマラソンは、出版社アルクの通信講座型の英会話教材です。 毎月旬の話題をもとに英語に触れることができ、学習コンテンツが多岐に渡ります。 「ヒアリングマラソン」とありますが、リスニング以外のスキルアップも望める英会話教材です。 難易度が高く、高校英語レベル(大学受験レベル)がある方が好ましく、英語初心者の方は学習を継続するモチベーションを保つのが難しいかもしれません。 筆者は今回29商品をレビューしましたが、1000時間ヒアリングマラソンの教材のクオリティーが最も高く感動しました!筆者も申し込もうと考えております!
いかがでしたか? 1000時間ヒアリングマラソンは通信講座の良さを活かし、毎月最新の話題で英語に触れることができます。 コンテンツは毎月異なるので、学習に飽きることなく継続しやすそうです! 教材の質としてもかなりレベルが高く、筆者もぜひ購読したいなと思っています。
1000時間ヒアリングマラソン以外のおすすめ英会話教材を紹介していきたいと思います。 題材がよりバラエティーの富む英会話教材や上級者におすすめできる英会話教材も存在しますので、紹介していきます。 本記事では、1000時間ヒアリングマラソンとはひと味違う特徴を持ったおすすめの英会話教材を3つご紹介したいと思います。 英会話教材29商品全部のレビュー記事は下記になります⬇
スーパーエルマー VOAコースは、英語を英語の語順のまま理解する力を身につけ定着させるメソッド(SIM同時通訳方式)を採用しています。 「英語を英語のまま理解する習慣」=「ネイティブ思考法」であり、円滑なコミュニケーションに必須な能力です。 スーパーエルマーにはVOAコース(初〜中級者向け)、CBSコース(中級者以上向け)の2つのコースがあるのですが、VOAコースでも結構レベルが高いです。 大学受験英語のレベルが身に付いている方でも十分に満足のいく内容となっています。 それもそのはずで、VOAコースは米国の放送局VOA(Voice o America)のSpecial Englishという実際の英語放送を題材にした英会話教材です。 内容はビジネス特化ではありませんが、題材がニュースであり、使用されている単語やフレーズのレベルが高いので、仕事で英語を使うビジネスパーソンに超おすすめです! スーパーエルマーでしっかり学習すれば、自然とTOEICの点数も上がると思います。 ちなみに、またTOEICテストの「スコアアップ・コンテスト」と「満点コンテスト」を実施しており、受講生でTOIC点数が上がった人には、報酬金として10,000円が贈呈されます。(太っ腹!)
スーパーエルマーの詳細レビュー記事はこちら⬇
PRIME ENGLISH(プライムイングリッシュ)の1つ目の特徴は、レベルの高いネイティブ英語が学べる点です。 「What's up?」「Yeah.」「No way!」など学校では習わない生の英語表現がたくさん登場します。 音声CDの会話のスピードもセンター試験やTOEICのリスニングの問題よりも断然速く、本当のネイティブのスピードとなっています。 シェアハウスやバーなどのストーリー設定が今どきでリアルなのも他の英会話教材にはない魅力です。 2つ目の特徴は、スピーキングに力を入れている点です。 よくある「聴くだけで〜」的な学習方法は一切謳っていません。「楽に英語学習すること」ではなく「英会話ができるようになる」ための教材です。 スピーキング練習に取り組みやすいように、発音のカタカナ表記と音声変化表記を取り入れています。 前職で英語をコーチングしていた際に、「英語の発音のカタカナ表記が助かる!」とおっしゃっていた生徒が本当に多かったです。(発音記号をマスターしてる人は逆に分かりづらいかもです) ネイティブの発音に極めて近いカタカナ表記なので、いわゆる「カタカナ英語」のような発音になる心配はありません! レベルが高い分、英語学習初心者の方には難しく感じるかもしれません。 難易度が高い文法やイディオムが出てきますが、細かい解説がない箇所もあります。 中学英語レベルの文法がチンプンカンプンという人はまず基礎的な文法は押さえから、PRIME ENGLISH(プライムイングリッシュ)にチャレンジするとよいでしょう。
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30日間英語脳育成プログラムの特徴は、いくつもの「正しい英会話上達理論」が提唱されている点です。 その一つが「聴順直脳訳」です。 「聴順直脳訳」とは「英語を英語の語順のまま理解する」ということです。 私たちは学校で「英文を訳すときは文末からさかのぼる」と習いましたが、英会話では相手の声は話された瞬間に消えていくので、文頭から意味を理解していく必要があります。 そのため、音声のスピードは比較的速く設定されており、英語を文末から訳す余裕を与えないようになっています。音声のスピードは0.8倍速でも確認ができるので、リスニングに自信がない人でも安心して取り組むことができます。 英語コーチングスクールでも「英語を英語の語順のまま理解する」という訓練は重きを置いていました。リスニング力を向上させるのにこのメソッドはとても大切です。 様々な理論を実績するために、全30レッスンあるのですが、1レッスンあたり8つのステップにわかれていて、「ストーリーの背景を理解する」→「繰り返し音声を聴く」→「聞き取れなかった部分を確認する」・・・→「テキストを見ないで声に出す」などと「聴く」「見る」「話す」を各ステップで効果的に組み合わせています。 これらの理論をすべて習得できれば「英語脳」を手にしたことになります。 30日間という学習期間は英会話教材の中でも短い方ですが、30日間英語脳育成プログラム(初級編)のレッスン1とレッスン30では難易度がかなり違います。 英語習得のスピードは一人ひとり違いますので、難しいと感じるレッスンがあったら30日という期間には縛られず、じっくり学習を進めることをおすすめします。
30日間英語脳育成プログラムの詳細レビュー記事はこちら⬇
英会話教材は「聞く力」と「話す力」を伸ばすことに重点を置いており、文法の習得を目的としていません。 英文法に自信のない方は、英文法の参考書を併用することをおすすめします。 筆者が実際に使ってみておすすめな英文法書を3冊ご紹介いたします。
こちらは中学3年間の英文法をたった30日間で復習するために作られた英文法参考書です。 今後の発展的な英語学習に生かす土台をつくりあげることが可能です。 インプットとアウトプットの量が同じくらいに設定されており、他の英文法参考書と比べてアウトプットの比重が大きいのが特徴です。 具体的には「前回レッスンの復習問題」と「その日に学んだメインレッスン演習」の2つがあり、空欄を埋めるなどの簡単な復習ができます。 英語自体は中学レベルですが、日本語の説明が論理的かつ長めです。 論理的に英文法を学習&復習したい人向けです。 筆者が英語コーチングスクールで教えていた際は、この教材が苦手だという女性生徒さんが多かった一方で、男性生徒さんには人気でした。
こちらも中学英語文法を一冊にまとめた英文法参考書です。 本当に基礎の基礎だけをまとめたもので、英文法の難易度はMr. Evineよりも低いです。 説明も短めでイラストが多く、Mr. Evine よりも読みやすいものになっています。 演習問題もありますが、そちらもコンパクトに作られています。 感覚的に英語を学習したい方におすすめです。 英語コーチングスクールでは女性生徒さんに大変人気でした。
「一億人の英文法」は、スピーキングのための英文法書で、英会話を学んでいる方にピッタリな一冊です。 こちらの参考書は、上記の2冊よりもかなりレベルの高く、TOEIC対策にもおすすめです。 「社会人がどの英文法書を買うべきか迷ったら、これ!」です。 著者の大西泰斗先生は英単語のイメージ解説で有名な方です。NHKのラジオ英会話にも出演されています。 本書でも動詞や助動詞の持つニュアンスをイラスト付きでわかりやすく解説してくれています。 「Mr. Evine の中学英文法を修了するドリル」と「中学英語をもう一度ひとつひとつわかりやすく。」はどちらも基礎的な英文法の参考書ですので、初級者の方は自分のタイプに合うどちらか一方を購入されればよいかと思います。 ワンラック上の文法力を目指すなら「一億人の英文法」です。 まずは「Mr. Evine の中学英文法を修了するドリル」か「中学英語をもう一度ひとつひとつわかりやすく。」で基礎を固めた後に、より高度な英文法を会得するために購入するのもアリです。