オンライン英会話「30日間英語脳育成プログラム」を実際に購入しレビューした感想と評価を紹介します。本当に効果があるのか徹底分析しました!世間の口コミや評判もまとめています。
今回、30日間英語脳育成プログラムをレビューするにあたり、英会話教材29商品を実際に購入し徹底的に分析しました。 他社の英会話教材と比較もしながら、30日間英語脳育成プログラムの評価をしていきたいと思います。
《本記事の筆者の経歴》
名前 | 30日間英語脳育成プログラム 初級編 |
価格 | 21,450円(税込)※単品価格、中級とのセット価格は43,450円(税込)、いずれも一括の場合 |
内容 | オンライン教材(スマホ・タブレット・PC可) |
レベル | 中級者(中学英語が身に付いている方) |
レッスン数 | 30レッスン |
1日の学習時間 | 15分〜1時間 |
学習の継続期間 | 1〜3ヶ月 |
返金制度 | あり(8日間、但し諸条件あり) |
サポート | メール |
無料試聴 | あり |
特典 | オンライン英会話レッスン最大6回・ビデオセミナー・洋画を楽しむヒントマニュアル 計3点 |
会社名 | 株式会社IQ-Strategy |
代表者 | 青木 正一 |
所在地 | 〒154-0002 東京都世田谷区下馬3-13-10 |
設立 | 2002年12月9日 |
資本金 | 不明 |
電話番号 | 03-6450-9859 |
メールアドレス | info@iq-strategy.com |
FAX番号 | 03-6450-9859 |
30日間英語脳育成プログラム 初級編の最大の特徴はいくつもの「正しい学習理論」が提唱されている点です。 英語上達理論では見る(目)・聴く(耳)・話す(口)練習を効果的に組み合わせることで、早く・正確に英会話習得を図ります。 この理論では英語の理解が早まるだけでなく、長期記憶として脳に定着するともいわれています。 「30日間英語脳育成プログラム」では英会話力向上のための以下の5つの正しい上達理論が導入されています。
上記の通り複数の英語上達理論が採用されていますが、その内でも特徴的な理論が「聴順直脳訳」です。 「聴順直脳訳」とは「英語を英語の語順のまま理解する」ということです。 私たちは学校で「英文を訳すときは文末からさかのぼる」と習いましたが、英会話では相手の声は話された瞬間に消えていくので、文頭から意味を理解していく必要があります。 そのため、音声のスピードは比較的速く設定されており、英語を文末から訳す余裕を与えないようになっています。音声のスピードは0.8倍速でも確認ができるので、リスニングに自信がない人でも安心して取り組むことができます。 英語コーチング企業でも「英語を英語のまま理解する」という訓練は重きを置いていました。リスニング力を向上させるのにこのメソッドはとても大切です。 また「テキストを見ずに音をインプットする」という理論も紹介されています。 テキストを読みながら音声を聴くと、目からの情報に頼ってしまい耳で英語を聞き取り理解することができなくなってしまいます。 そのため、まずはテキストを見ずに繰り返し音声のみを聴くというステップが用意されています。 海外映画を英語字幕で見て学習する方も多いですが、まさにこの点に注意する必要ありです。 これらの理論を全て実績するために、全30レッスンあるのですが、1レッスンあたり8つのステップにわかれていて、「ストーリーの背景を理解する」→「繰り返し音声を聴く」→「聞き取れなかった部分を確認する」・・・→「テキストを見ないで声に出す」などと「聴く」「見る」「話す」を各ステップで効果的に組み合わせています。 これらの理論を習得できれば「英語脳」を手にしたことになります。
「30日間英語脳育成プログラム」は著名な言語学の教授らによって開発されているため、とても信頼性が高い英会話教材です。 「30日間英語脳育成プログラム」の開発に携わった人は下記の通りです。
開発監修者の御園和夫さんは、英語教員の指導者としても活躍し、「百万人の英語」「旺文社大学受験ラジオ講座」など数多くのテレビやラジオ番組を担当した経験があります。英語に関する著書も複数出版されています。 また、企業、省庁、教育機関など100社以上が「30日間英語脳育成プログラム」を研修用や自習用の教材として採用しています。 発売以来利用者は3万人以上にのぼり、楽天市場教育部門第1位、Amazon英会話教材で第1位を獲得したこともあります。
もともと「30日間英語脳育成プログラム」はCD版で販売されていましたが、2018年5月頃にオンライン版へと完全リニューアルされたことでより使いやすくなりました。(AmazonではCD版の販売がまだありますが、公式サイトでCD版の販売はされていません。) CD版はWindowsのみ対応でありパソコン必須であったことや、学習履歴が自動保存されなかった点からマイナスな口コミが多かったです。リニューアルされたオンライン版はWindowsとMac両方に対応しており、スマートフォンやタブレットなどパソコン以外のデバイスからも学習が可能となりました。また、学習記録が自動保存される機能も追加され、英語学習者にとってより便利な英会話教材になりました。 オンライン版の唯一の欠点は、インターネット環境が必須という点です。 職場やカフェなどの無料Wi-Fiを使用できればさほど問題はないかと思いますが、インターネット環境が無い電車内などでは学習を進めることができないため少々不便です。使用する際はデータの通信量に注意する必要があります。
30日間英語脳育成プログラム 初級編は、19,500円(税別)(一括払い時)で販売されています。 別途販売されている中級編とのセット購入は39,500円(税別)となり単体購入より2,500円お得に購入が出来ます。 「英語克服完全セット(中級編、副教材、オンライン英会話最大6回分付属のセット)」というものが以前は販売されていたようですが、現在公式サイトでの販売はされておらず、Amazonなどのサイトでは確認ができます。 代引引換手数料とクレジットカード決済手数料は無料、コンビニ・銀行・郵便局での支払い手数料は自己負担となります。 30日間英語脳育成プログラムはオンライン上の英会話教材ですので郵送される教材はありません。 申込み後に発行されるシリアルナンバーを端末上で入力すればプログラムが使用できるようになります。 30日間英語脳育成プログラムは期間無期限で使用できるため、使用期限に縛られることなく学習を継続できます。 「30日間」と教材名に入っていますが、一度購入すると無期限で使用できます。 また「30日間英語脳育成プログラム」を購入すると、3つの特典がもらえます。
これらの特典はメールで案内が届くので、届き次第特典が確認できます。
「30日間英語脳育成プログラム」は、8日間無料で体験が出来ます! 厳密には一度教材を購入する必要があるのですが、8日以内であればキャンセルが可能という制度です。 但しこの制度にはいくつか注意点があるのでしっかり確認をしておくことをおすすめします。
「30日間英語脳育成プログラム 初級編」の続編として中級編が販売されています。 初級編は、TOEIC300〜500点また英検4級〜準2級のレベル感の人向けの教材ですが、中級編はTOEIC500〜700点、英検準2級〜2級程度の英語力がある人向けの英会話教材です。 8つの学習ステップとレッスン数(30レッスン)は初級編と同じです。 初級編と中級編の違いは教材のレッスンレベルの変化です。 初級編ではレッスン1からレッスン30に向けて徐々に難易度が上がります。 一方で、中級編では初級編のレッスン30くらいのレベルが横ばいで続くイメージであまり難易度は上がっていきません。 したがって、初級編のレッスン1から学習を始めて、自分に合った教材であれば中級編に進むと良いでしょう。
30日間英語脳育成プログラムはオンライン英会話教材ですので、郵送の教材はありません。 オンライン英会話教材ですので、インターネット環境があればスマートフォン・タブレット・PC・Macなど様々なデバイスから接続可能です。
メインレッスンと並び最初に配置されているのがプログラムの進め方です。 ここには30日間英語脳育成プログラムの学習ステップが詳しく記載されています。 各レッスンには8つの学習ステップがあり、下記の通りです。(詳しい内容は後ほどご紹介します。) STEP1:ストーリー背景理解 STEP2:音声を聴く STEP3:音と文字のズレの確認 STEP4:英文理解 STEP5:テキストリスニング STEP6:音声を聴く STEP7:音読 STEP8:シャドーイング
メインレッスンはSTORY1〜30まであります。 対話形式のレッスンとなっていて、ストーリーは下記のような内容です。 STORY1:It’s new!(おニュー!) STORY2:June rain(6月の雨) STORY3:I love beer.(ビールが好き) STORY4:Burger King is No.1!(バーガーキングが1番!) STORY5:My sweetheart(コ・イ・ビ・ト) など
オンラインページ下部に「御園和夫の異文化英語」があり、ここでは日本と異なる国の文化を英語で学びます。 御園和夫さんは、この教材の開発者で、教材の基となっている英語上達理論の発案者でもあります。 全部で5つの話題があり、各話題で日本語での説明と英語の音声があります。
30日間英語脳育成プログラムは、1日1ストーリーを学習することで30日で完結するプログラムとなっています。 推奨学習時間は1日15分〜1時間となっています。 しかしあくまで推奨で英語習得のスピードは一人ひとり違いますので、難しいと感じるレッスンがあったら30日という期間には縛られず、じっくり学習を進めることをおすすめします。 30日間英語脳育成プログラムでは各レッスンで8つの学習ステップを行います。 各ステップ毎に画面が切り替わり、ページを移動することで前後のステップの確認ができます。
学習ステップの詳細は下記の通りです。 全てのステップは画面に指示が表示されるので使い方に迷うことはありません。 STEP1:背景の理解(会話の背景を推測することで聴き取りのヒントにする) STEP2:音声を聴く(流れてくる英語を集中して聴く) STEP3:聴き取れなかった部分の確認(テキストを見て英語を確認する) STEP4:英文理解(聴こえた順番に文頭から意味を理解する) STEP5:音声を聴く(テキストを見ながらリスニングをする) STEP6:音声を聴く(テキストは見ずに再度耳に意識を集中させる) STEP7:音声練習(テキストを声に出して読む) STEP8:シャドーイング(テキストは見ず聴こえた英語を声に出す) 「30日間英語脳育成プログラム」の英語は英語学習者向けに録音された綺麗で理解しやすい英語ではなくネイティブスピーカーの英語です。 音声は通常スピードの他に0.8倍速と1.5倍速があるので、初心者でも無理なく学習を進めることができます。
ステップ1は英会話の内容理解です。 画面に表示される日本語とイラストを参考にステップ2で聴く英会話のイメージを膨らませます。 (「30日間英語脳育成プログラム」に登場する人物や場所は全てフィクションです。)
ステップ2では英会話の音声を聞きます。 ステップ2の画面にはテキストは表示されませんので、流れてくる英語に耳を集中させ最低5回は繰り返して聴きます。 回数は画面上に「あと5回」などと表示がされます。残りが0回になっても一時停止ボタンを押さない限りはループ再生されます。 音声スピードはネイティブの自然な速さですので、推奨されている5回以上聴くことをおすすめします。 音声速度が画面上で調整できるので、通常スピードが速すぎると感じる場合は0.8倍速に変更して聴くと良いです。 ステップ2で実施するとさらに効果的なのがディクテーションです。 ディクテーションとは聴き取った英語を書き起こすことです。 聴き取れた英語を文字化することでレッスン前のリスニング力を可視化することができます。 スペルが曖昧な場合はカタカナでもOKです。
ステップ3ではステップ2で聴いた英語のスクリプトが表示されます。 耳からの情報と目からの情報のズレを無くします。 聴き取れた単語と聴き取れなかった単語をそれぞれ文字情報で確認します。 ステップ2でディクテーションを実施する場合は、スクリプトと見比べます。 ステップ3はあくまで情報のズレの確認が目的なので、英会話の意味を理解する必要はありません。
ステップ4では「聴順直脳訳」を行います。 「聴順直脳訳」とは「英語を英語の語順のまま理解する」ということです。 目的はあくまで英語の意味の理解となり、きれいな日本語に翻訳することではありません。 画面上の英文の真下に日本語訳が表示されるので、表示されている順番で理解していきます。 自然な日本語ではないため違和感を感じるかもしれませんが、「聴順直脳訳」を徹底的に身につけることが重要です。 英文の理解が難しい場合で解説が必要な時は、画面上のノートマークをクリックすると文法の解説が表示されます。 この解説は他の英会話教材と比較してもとても丁寧で結構詳しい解説です。
ステップ5ではテキストを見ながら英会話を再度聴きます。 耳からの情報と目からの情報を一致させることがステップ5の目的です。 8つ全ての学習ステップの中で音声と文字が同時に確認できるのはこのステップ5のみです。 画面に表示されるスクリプトは音声と連動して自動にスクロールされます。 ステップ5でも英会話を反復的に聴いていきます。最低3回、5回以上のリスニングがおすすめです。 ステップ4で「聴順直脳訳」を経験しているので、話される英語の順番のまま意味理解が出来ているはずです。
ステップ6ではテキストは見ずに英会話を聴きます。 目からの情報が無くても耳だけでしっかり英語が聴こえかつ意味が理解できるかを確認します。
ステップ7からはスピーキングの練習です。 音声を再生しスクリプトを見ながら英語を声に出し音読をします。 ポイントは反復的に聴いてきたネイティブの発音やリズムを真似ることです。 声に出すこと自体がとても重要ですので、頭の中でリピートするだけでは効果が薄れてしまいます。
最後のステップはシャドーイングです。 シャドーイングは英語のリズム、イントネーション、アクセント、そしてスピードを習得することが目的です。 シャドーイングはスクリプトは見ず音声だけを頼りに英語を声に出します。 英語が聴こえたら直後に発音をし音声を影(シャドー)のように追っていきます。 シャドーイングは英語学習法の中でも難易度が高い学習法ですので、慣れるまではリピーティング(一文聴いてリピートする)やオーバーラップ(音声に被せて話す)などから初めても良いです。 音声速度を0.8倍速に調整しても良いでしょう。
30日間英語脳育成プログラムは、英語初心者の人でも無理なく学習が進められる体制が整っていると感じました。 TOEIC300〜500点、英検4級〜準2級と英語初心者向けに開発されていて、公式サイトには「45歳以上」とありますが、英語初心者であれば何歳でも問題ないと思います。(45歳というのはおそらく宣伝のためでしょう) 単語と文法は中学英語レベルで一文の長さや会話の長さが短いので、英語初級者の方に最適です。 音声スピードはネイティブのナチュラルなスピードではありますが、0.8倍速と遅い速度に調整が出来るので心配ありません。 各学習ステップの方法や文法の解説などがとても丁寧になされている点も英語初級者にとっては心強いことです。 オンライン教材であることから、わからない単語や文法が出てきたとしてもその場ですぐに調べることができる点も良いです。 また、学習が完了したステップは色が変化するので、進捗具合が目に見えてわかる点がモチベーションアップにも繋がります。 「30日」という短い日数設定もやる気がでやすいのではないでしょうか。 しかし、正直中学英語がマスターできていないと、30日で英会話を習得することは難しいかもしれません。 なぜなら、全30レッスンの長さや難易度に大きな差があるからです。 比較したところ、最初のレッスン(STORY1)は約26秒(語数40語)に対し、最後のレッスン(STORY30)は約1分15秒(語数212語)でした。 難易度をWPM(Words Per Minute、1分間あたりに話される語数)で示すと、STORY1はWPM92でSTORY30はWPM170になります。要するに、最初と最後のレッスンで話すスピードが約2倍になります。 WPM100以下は子供番組のようにゆっくりと話すスピードですが、WPM170はTOEICなどのリスニングパートよりも速い速度です。 1つの教材でWPMにこれだけの振り幅は他の英会話教材ではなかなかありませんが、それだけやりがいはある英会話教材ともいえます。 実際に英会話を聴いたり話したりする回数はかなり少なめに設定されているので、回数をプラスして行う方が良いです。
筆者の感想ですが、この教材は反復的な学習ステップでリスニングを中心に鍛えることができる英会話教材だと感じました。 「リスニング」には、「音声知覚」→「意味理解」というプロセスがあります。 「音声知覚」とは「英語の音を正しく認識すること」 「意味理解」とは「認識した音を日本語のデータベースを参照して意味を理解すること」 「音声知覚」を鍛えるために効果的な学習がこの教材には含まれています。 例えば、テキストを見ずに音声だけを聴いたり、シャドーイングを行うなどの学習です。 これらは全て「音声知覚」にフォーカスしている学習方法で、リスニング能力向上のファーストステップである音声知覚を直接的に鍛えることができます。 「音声知覚」の次は「意味理解」のステップです。 「意味理解」に必要なことは英語を英語の語順のまま理解することです。 日本語と英語は文法が全く異なり、語順も違います。 しかし、英語を日本語の語順に置き換えて理解しようとすると時間がかかったり、本来の意味を捉えることが難しくなります。 この教材では学習ステップSTEP4にあたる英文理解が「意味理解」の向上に繋がります。 聴こえた順番に文頭から理解することで、この教材の狙いである「英語脳」が形成され「意味理解」の強化に繋がります。 したがって、この教材は中学英語レベルの英語力がありリスニング能力を向上したい人におすすめです。 英語の基礎が固まっていない人やスピーキングも一緒に伸ばしたい人は他の教材が良いでしょう。 他のおすすめの英会話教材は本記事の最後でご紹介します。
「30日間英語脳育成プログラム」はTOEIC対策としても使用できる英会話教材だと思います。 特にリスニングパートのスコアアップは期待できるでしょう。 「30日間英語脳育成プログラム」は学習ステップ8つの内6つがリスニングのトレーニングで多めに組み込まれています。 様々な英語上達理論が導入されていますが、その中でも「聴順直脳訳」は英語を英語の語順で理解できるようになるスキルです。 このスキルを身につければ「意味理解」が強化されます。 「意味理解」はリスニングとリーディング共通のステップになります。 リスニングは「音声知覚」→「意味理解」 リーディングは「文字知覚」→「意味理解」 ただし、「30日間英語脳育成プログラム」だけでTOEICのスコアアップを目指すのは難しいです。 TOEICの点数だけを上げたい人はTOEIC専門の教材での学習をおすすめします。
「30日間英語脳育成プログラム」は全レッスン共通で8つの学習ステップを踏むとご紹介しました。 毎日繰り返し同じステップを踏む学習スタイルは、勉強自体が苦手に感じる人でも続けやすいです。 逆に言うと毎日同じパターンなのでかなり単調に感じられます。 そのため、飽きっぽい性格の人は継続学習が困難に感じられるかもしれません。 しかし、よく考えてみれば他の英会話教材でも同じようなことが言えます。 学習ステップは全レッスンを通して同じものを採用している英会話教材がほとんどです。 ですので「単調な学習」という面で見れば他の教材と何ら変わりのないのではないかと筆者は感じます。 大切なことは、どんなに単調な学習でも根気強く継続する力です。 英語力向上のために時間の投下は避けて通れないので、本気で英語を習得したいのであれば自分に合った英会話教材で毎日継続して学習することが、英会話習得のための一番の近道なのです。
こちらは、とにかく英語をしつこいくらいに聞き倒して耳を鍛え、次に意味を理解し、自分で英語を発する。それも何度も繰り返し。というステップ式になっています。日本語を耳から入れることは一切しません。聞き流すだけのタイプの物とは違って、じっくりと取り組まなければならないけど、確かにその間は英語脳に近づいている気がします。真剣に、長く続けることができれば、身になるのではないかと感じます。 9人のお客様がこれが役に立ったと考えています。
片道1時間の通勤電車の中で初級の音声CDをひたすら聞き、仕事から帰宅後、パソコンで指示にある通りのレッスンを行って、1週間が経ちました。最初は全く聞き取れなかった部分が、次第に聞き取れるようになり、声に出す練習でも徐々に口が講師のスピードに追い付けるようになってきているのが分かるため、モチベーションを保ちながらレッスンすることが出来ています。中級だけを購入するか、初・中級セットを購入するか迷いましたが、セット購入で初級から始めて正解だと感じています。順調に中級に進み、英会話が上達している自分の姿を想像しながら、楽しく続けることができそうです。
斬新な方法に初めはとまどいました。話しているスピードも速いし、最初は全く聞き取れなかった単語が、不思議と聞こえてくるようになりました。
色々な教材がある中で、実績の多さといちばん理にかなった方法だと思って購入。半信半疑の部分もありましたが、実際に使ってみての感想は、超本格的ながらシンプルな教材なので気負わずに電車の中などで気楽に出来るから継続しやすいこと。 自分にとってそこがいちばんのポイントで継続できることが何より。そして4日目の今日、電車の中で会話をしていたネイティブな英語が、以前より理解できるようになっていたことが驚きでした!
いろいろある教材の中で迷っていましたが、評判のよかったこちらを購入しました。英語はあまり好きではなく、いつも挫折していましたが、これは内容も面白く購入からまだ3日ですが、毎日少しだけ楽しみになっています。最初はほとんど聞き取りできず無理かな・・・と思いましたが30日間という目標をもって頑張りたいと思いました。
30日間英語脳育成プログラムの音声のスピードは確かに速いです。 しかし8つの学習ステップを踏み反復的に練習をすることで確実にリスニング力がアップされている方が多いようです。 オンライン教材で物理的な教材を使用しなくて良いので通勤の電車などでも気軽に学習できるという点も高評価なようです。
初級編と言えど、結構なスピードでの会話であり、ある程度の実力がないとついていけないのではないでしょうか。 ダイアローグの訳はありますが、文法等の解説は申し訳程度です。 シャドーイングがメインの訓練になりますが、発音やリエゾンなどの解説は無いので、 別途自習する必要があると思います。
毎日聞いていますが、特にこの教材ならでは、という点もないかな。30日聞けば、聴けて話せるんでしょうか。ちょっと値段が高すぎるように思います。グラマーは、中学の英語すらわからない人用に。
中学レベルの英語がマスターできていない人や、ネイティブの英語に耳が慣れていない人にとっては確かに少し難易度は高いかもしれません。 文法・発音などの基礎を学びたい人は、この教材と併用して(もしくはそれ以前に)他の教材で基礎を固めるとさらに効果を感じられるでしょう。
いかがでしたか? 「30日間英語脳育成プログラム」は科学的根拠のある英語上達理論に基づいた学習です。 見る「目」・聴く「耳」・話す「口」練習を効果的に組み合わせることで、早く・正確な英語理解を可能にします。 「初級編」ではありますが、後半のレッスンは難易度が高いため英語初級者が飛躍的に英語力を伸ばすことも可能でしょう。 今流行のペーパーレスで英語学習したい英語初級者の人にもおすすめの英会話教材です!
30日間英語脳育成プログラムはこんな人におすすめ!
30日間英語脳育成プログラム以外のおすすめ英会話教材を紹介していきたいと思います。 本記事では、30日間英語脳育成プログラムとは違う特徴を持ったおすすめの英会話教材を3つご紹介したいと思います。 英会話教材29商品全部のレビュー記事は下記になります↓
今回レビューした全29商品の中で最も王道でたくさんの英語学習者の方々にとって有益だと思った英会話教材がNative English(ネイティブイングリッシュ)です。 Native English(ネイティブイングリッシュ)はとにかく教材の質が高いです。 基本的な挨拶からはじまり、自己紹介、天気、頼みごと、電話、日本文化、カフェ、ホテル、レストラン、空港など様々なシチュエーションの英会話が紹介されています。 また、それぞれのレッスンで使われた重要フレーズに解説がついており、これがとても分かりやすく好評です。 ラジオのDJ風に英語フレーズを解説してくれるCDをも付いています。 中学英語が基礎になってはいるものの、ネイティブスピーカーのナチュラルな英語が再現されており、中学英語が不安な初心者の方も中学英語はある程度できている中級者の方も満足のいくコンテンツになっています。 リスニングとスピーキングをバランスよく学びたい方は、Native English(ネイティブイングリッシュ)は超絶おすすめです!
Native English(ネイティブイングリッシュ)の詳細レビュー記事はこちら⬇
スーパーエルマー VOAコースの特徴は、英語を英語の語順のまま理解する力を身につけ定着させるメソッド(SIM同時通訳方式)を採用している点です。 「英語を英語のまま理解する習慣」=「ネイティブ思考法」であり、円滑なコミュニケーションに必須な能力です。 スーパーエルマーにはVOAコース(初〜中級者向け)、CBSコース(中級者以上向け)の2つのコースがあるのですが、VOAコースでも結構レベルが高いです。大学受験英語のレベルが身に付いている方でも十分に満足のいく内容となっています。 内容はビジネス特化ではありませんが、題材がニュースであり、使用されている単語やフレーズのレベルが高いので、仕事で英語を使うビジネスパーソンに超おすすめです! スーパーエルマーでしっかり学習すれば、自然とTOEICの点数も上がると思います。
スーパーエルマーの詳細レビュー記事はこちら⬇
1000時間ヒアリングマラソンは英語が大好きな人にはタマラナイ、英語の専門雑誌のような英会話教材です! 英語専門家である日本人編集者が日本人向けに制作している教材で、学習コンテンツが多岐に渡る点が最大の魅力です。 例えば、二重母音聞き取りのための穴埋め、「映像化」のための英語スケッチング、映画のシーンで生の英語に対応できる耳作りなどがあり、様々な角度から英語の知識を深めることができます。 通信教材ならではの作りで時事問題なども多く取り上げられており、英語学習以上に内容が教養に繋がる点もかなりおすすめポイントです。 ビジネスやニュースなどが題材になっていることが多いため、ビジネスパーソンに超おすすめです。 筆者は今回20種類近くの英会話教材をレビューしましたが、1000時間ヒアリングマラソンの教材のクオリティーが最も高く感動しました!自分でも申し込もうと考えております!
1000時間ヒアリングマラソンの詳細レビューはこちら⬇
英会話教材は「聞く力」と「話す力」を伸ばすことに重点を置いており、文法の習得を目的としていません。 英文法に自信のない方は、英文法の参考書を併用することをおすすめします。 筆者が実際に使ってみておすすめな英文法書を3冊ご紹介いたします。
こちらは中学3年間の英文法をたった30日間で復習するために作られた英文法参考書です。 今後の発展的な英語学習に生かす土台をつくりあげることが可能です。 インプットとアウトプットの量が同じくらいに設定されており、他の英文法参考書と比べてアウトプットの比重が大きいのが特徴です。 具体的には「前回レッスンの復習問題」と「その日に学んだメインレッスン演習」の2つがあり、空欄を埋めるなどの簡単な復習ができます。 英語自体は中学レベルですが、日本語の説明が論理的かつ長めです。 論理的に英文法を学習&復習したい人向けです。 筆者が英語コーチングスクールで教えていた際は、この教材が苦手だという女性生徒さんが多かった一方で、男性生徒さんには人気でした。
こちらも中学英語文法を一冊にまとめた英文法参考書です。 本当に基礎の基礎だけをまとめたもので、英文法の難易度はMr. Evineよりも低いです。 説明も短めでイラストが多く、Mr. Evine よりも読みやすいものになっています。 演習問題もありますが、そちらもコンパクトに作られています。 感覚的に英語を学習したい方におすすめです。 英語コーチングスクールでは女性生徒さんに大変人気でした。
「一億人の英文法」は、スピーキングのための英文法書で、英会話を学んでいる方にピッタリな一冊です。 こちらの参考書は、上記の2冊よりもかなりレベルの高く、TOEIC対策にもおすすめです。 「社会人がどの英文法書を買うべきか迷ったら、これ!」です。 著者の大西泰斗先生は英単語のイメージ解説で有名な方です。NHKのラジオ英会話にも出演されています。 本書でも動詞や助動詞の持つニュアンスをイラスト付きでわかりやすく解説してくれています。 「Mr. Evine の中学英文法を修了するドリル」と「中学英語をもう一度ひとつひとつわかりやすく。」はどちらも基礎的な英文法の参考書ですので、初級者の方は自分のタイプに合うどちらか一方を購入されればよいかと思います。 ワンラック上の文法力を目指すなら「一億人の英文法」です。 まずは「Mr. Evine の中学英文法を修了するドリル」か「中学英語をもう一度ひとつひとつわかりやすく。」で基礎を固めた後に、より高度な英文法を会得するために購入するのもアリです。