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「ストラテジー」の意味と使い方、類語「タクティクス」との違いとは?

「ストラテジー」とは事業や販売活動での目標達成のための高度な戦略のことを指します。語源は英語の「strategy」です。類語「タクティクス」は戦術のことで、より具体的で細かい部分を表します。

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「ストラテジー」の意味と使い方

「ストラテジー」の意味は「戦略」

「ストラテジー」は「戦略」という意味で使われています。 「ビジネスにおける事業目標達成のための高度な戦略」「組織などを運営するにあたり将来を見通した方策」などを指します。 「ステラテジー」とも言われることがあります。

「ストラテジー」は元々軍事用語

「ストラテジー」は元々軍事用語であり「大規模な作戦を遂行するための、総合的な方策」といった意味で使われていました。 それが現代社会ではビジネス、コンサルティング、医療、IT、スポーツ、産業、経済など様々な場面で使われています。 理学療法の世界では「ストラテジー」では「姿勢戦略」という意味になります。 これは、人が立っている時にバランスを保つためのもので、体の中に3つあります。 「足首」「股関節」「ステッピング(足を踏み出す)」です。

例文

  • 新事業成功のため、3つのストラテジーを作る。
  • B社のストラテジーには、いつも驚かされる。
  • 直前でストラテジーを変更したのが功を奏した。

「ストラテジー」の語源は英語「strategy」

「ストラテジー」の語源は英語で、綴りは「strategy」です。 発音はカタカナ語と似ていて「ストラテジー」で、「ラ」の部分にアクセントが置かれます。 「strategy」は元々軍事用語だと言いましたが、英語「strategy」の語源であるギリシャ語の「stratos」は「軍」という意味です。

「ストラテジー」の類語との違い

「タクティクス」は「戦術」

「タクティクス」は「戦術」という意味で「ストラテジー」の類語となりますが、より抽象度が低い言葉です。 「タクティクス」も元々軍事用語であり、戦闘に勝つために兵士や兵器の運用を意味する言葉でした。 「ストラテジー」は総合的な方策であるのに対し、「タクティクス」は具体的な方法や手段を指します。 ビジネスにおいて「ストラテジー」なくして「タクティクス」は存在しえません。

「オペレーション」は「作戦」

「オペレーション」は「ストラテジー」と「タクティクス」の間に位置し、「作戦」となります。 企業において、一つのストラテジー(=戦略)があるとします。 これは企業が目指す目標を達成するためのシナリオとなります。 そのストラテジー(=戦略)を実現するために、プロジェクトをいくつか用意します。 そのプロジェクトをどのように運営していくかがオペレーション(=作戦)となります。 さらに、オペレーション(=戦略)を成功に導くための細かい方法が必要となります。 それがタクティクス(=戦術)となります。

「スキーム」は計画的な枠組み

「スキーム」の意味は「枠組みを持った計画・設計、または、計画的な枠組み」です。 主に「目標を達成するための大筋がある計画」などのことを「スキーム」と言います。 また、目標に向けた「やり方」や「仕組み」のことを意味しています。 ちなみに似た言葉に「スキーマ」がありますが、若干意味が異なります。 「スキーム」が具体的に完成された計画を意味するのに対して、「スキーマ」はそれ以前のおおまかな状態(概念)の計画を指します。

例文

  • 次のプロジェクトのスキームを、早急にまとめてください。
  • スキームの構築は常に初期段階で行うべきである。

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「プラン」は計画

「プラン」の意味は「物事を実行するためにその方法や順序を考えること」です。 語源は英語「plan」です。 「プラン」は日本語にすると「計画」で、「ストラテジー」より意味が広いです。 「事業目標達成のための長期間の計画」が「戦略」ですので、「プラン」という言葉は「ストラテジー」を内包します。 「旅行のプラン」「プランを立てる」などと日常生活にも使います。 「グランド・プラン(grand plan)」とすると「壮大な計画」という意味になり、「戦略」と意味合いが近くなります。

「プロセス」は経過

「プロセス」の意味は「物事を進める過程や手順、物事が変化するときの経過」です。 「結果」の反対の言葉として、「結果よりもプロセス」などと用いられています。 「プロセスを踏む」とした場合は「過程をたどる、経過をたどる」、「プロセスを経る」は「過程を経る」といった意味になります。

例文

  • 結果も大事だが、同じくらいプロセスも大事だ。
  • 今後も今まで通りのプロセスで進めてください。

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「タスク」は対義語

「タスク」の意味は「一定の期間内に成すべき仕事、課題、職務」となります。 「ストラテジー」は将来を見通した方策であるのに対し、「タスク」は自分自身がやるべき日々の業務や短期間で成すべき課題のことを指します。 同じような意味で使われているものに「TO DO」があります。「TO DOリスト」などと聞いたことがあるかと思います。 また、特定の日にちや時間に毎回行っている作業のことを「ルーチンタスク」といった使い方をすることもあります。

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「ストラトクラシー」は軍人政治

「ストラテジー」と同語源の言葉に「ストラトクラシー」があります。 これは「軍人政治」という意味です。軍部が政権を掌握している政治体制のことです。 このことからも「ストラテジー」が軍事用語であったことがわかります。 軍人の政治への介入を防ぐことを「文民統制」といいます。

「ストラテジー」を含む言葉

ストラテジーゲーム

ゲーム業界には「ストラテジーゲーム」というものがあります。 これはコンピュータゲームのジャンルの①つです。 シミュレーションゲームとも近く、勝つために様々な戦略や策略を熟考することにフォーカスを当てたゲームとなります。

ストラテジスト

「ストラテジスト」とは、金融の分野におけるストラテジーを立案する専門家のことです。 経済動向や企業の動向などを分析して、さまざまな視点から投資等の戦略を立てる専門家のことを「ストラテジスト」と呼びます。 その立てた戦略を投資家やファンドマネージャーに提供をしています。

ストラテジー取引

「ストラテジー取引」も金融で使われいてる言葉です。 意味は「先物・オプション取引において、複数の限月や種類のポジションを選択して組み合わせ取引を行うこと」です。 ちなみに「先物取引」とは「ある商品を将来の決められた日に、取引の時点で決められた価格で売買する取引」です。 「オプション取引」とは「ある商品を将来の決められた日に、取引の時点で決められた価格で売買する”権利”を売買する取引」です。

ストラテジック アライアンス

「ストラテジック アライアンス」の意味は「企業が持つ資産をお互いが共有し合うことで、協力的な契約を結ぶことでお互いにメリットを享受すること、その関係」です。 「ストラテジック アライアンス」は要するに「戦略的な同盟」のことです。 お互いの得意である技術で補い合ったり、リスクを軽減したりすることが出来ます。

ストラテジーシート

「ストラテジーシート」とは、「強度行動障害」などを持っている子供たちの行動を理解するために使われる表のことです。 とある行動に対して、その事前の様子と事後の様子を詳しく記入して、それに対する対応を考えるために用います。

「ストラテジー」構築のフレームワーク

5forces分析

「5forces(5フォース)分析」とは、事業環境の分析を行うためのフレームワークのことです。 これはマイケル・Eポーター教授が公案したもので、経営戦略を練る際に競争要因を知ることが重要であると説いています。 その競争要因には5つあり、それが5フォースとなります。 その5つとは

  • 売り手の交渉力
  • 買い手の交渉力
  • 競争企業間の敵対関係
  • 新規参入業者の脅威
  • 代替品の脅威

となります。

PESTEL分析

「PESTEL分析」とは、企業が展開していく業務・計画や置かれている環境を6つの視点から分析することで、判断を下すときに考慮すべき要素を浮き彫りにするものです。 この6つの視点の頭文字をとって「PESTEL」となります。

  • Political:政治的
  • Economic:経済的
  • Sociological:社会的
  • Technological:技術的
  • Legal:法的
  • Environmental:環境的

となります。

3C分析

「3C分析」とはマーケティングの環境分析をするためのフレームワークです。 3Cとは

  • Customer:市場・顧客
  • Competitor:競合
  • Company:自社

の頭文字となります。 3C分析をすることで、マーケティング環境を抜け漏れなく把握することが出来ます。

バリューチェーン分析

「バリューチェーン」とは「企業が、原材料を調達してからサービスや商品が顧客に届くまでに行う活動の連鎖を『物の連鎖』『価値の連鎖』として考えたものです。 それを分析するのがバリューチェーン分析です。 バリューチェーンは5つの活動で構成されており

  • 購買物流:原材料を調達するための活動
  • 製造:原材料を最終製品に製造するための活動
  • 出荷物流:最終製品を顧客に出荷するための活動
  • マーケティング・販売:顧客目線になり、購買意欲を引き立てる戦略などを立てる活動
  • サービス:製品価値をより高めるための活動

となります。

SWOT分析

「SWOT分析」とは、自社を取り巻く外部環境(競合・法律・市場トレンドなど)と自社のの内部環境(ブランド力・資産・価格・品質)を、プラスな面とマイナスな面それぞれを分析することです。 SWOTも頭文字から構成されており

  • Strength:強み
  • Weakness:弱み
  • Opportunity:機会
  • Threat:脅威

となります。

まとめ

「ストラテジー」とは「ビジネスの目標達成のための長期的な計画。戦略」を意味する英単語です。 語源の英語の綴りは「strategy」で、もとは軍事用語でした。

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