「バブみ」の由来は男性が年下の女性にの母性本能や包み込むような優しさを感じ「赤ちゃんのように甘えたい」という気持ちを表現した言葉です。「バブみがある」「バブみ強い」と使います。また「バブみを感じてオギャる」とも使われています。今回はそんな「バブみ」の意味と語源について詳しく解説していきます。使い方と例文も紹介しますので、是非参考にしてみてください。
「バブみ」とは年下の女性に対して男性が「赤ちゃんのように甘えたい」という感情を表現した言葉です。 女性の母性本能や包み込むような優しさを男性が感じた時に使う言葉です。 元はアニメキャラクターに対して使われていたオタク用語ですが、現在ではアイドルや女優さんなど人間に対しても使用されます。 年下の女性に対して使うことから「萌え」の一種で気持ち悪いと感じる人もいます。 「バブみ」の語源は赤ちゃんの声「バブー」に、「そういう性質や状態」「そういう感じ」を意味する「み」が付いたものです。 特に元ネタがあるわけではありませんが、2014年くらいにTwitter上で使われたのが発祥です。 「◯◯み」のスラングには「わかりみ」「尊み」などがあります。 上記の意味から転じて、現在では女性が男性に母性を見出した時にも使います。 可愛らしい言動だったり幼く見える表情をした時に「子どもみたいで可愛い!!」といった感情と共に母性が溢れる時に使われています。 これは本来は誤用ですがテレビ番組でもこの意味で紹介され一般化しています。 「バブい」とも使われます。これは形容詞的に用いられ「赤ちゃんみたい」といった意味があります。 最近では「バブみメイク」なるものも存在します。 これは赤ちゃんっぽいメイクアップのことですので、本来の意味とは異なります。 透明感のある肌や涙袋をぷっくりとさせるなどの特徴があります。
女性キャタクターでは『新世紀エヴァンゲリオン』の綾波レイや『らんま1/2』の天童かすみにバブみを感じる人が多いようです。 女性芸能人では石原さとみさんや有村架純さんなどに見出すファンが多いようです。 有村架純さんの優しくてふんわりとした雰囲気に包容力を感じるのでしょう。 また石原さとみさんはしっかり者の役柄を演じたこともあり、甘えて叱られたり面倒を見られたくなるようです。 女性が男性芸能人に対して母性が溢れるといった意味で「バブみ」を感じるのは俳優の千葉雄大さんや中村倫也さんです。千葉雄大さんは童顔で年下の女性からも母性が溢れる!といった声があります。中村倫也さんはくしゃっとなる笑顔が可愛い!と広い層の女性から人気が高いです。
「バブみ」は対象となる相手がいてはじめて使います。 アニメやドラマなどを観ている時に掲示板やTwitterなどで多用されます。 主な言い回しは
となります。 通常運転の場合は「バブみを感じる」「バブみがある」となります。 そして「バブみ」の度合いが大きい場合には「バブみが強い」「バブみが高い」「バブみが深い」となります。 「バブみが深い」は、相手からとんでもない母性を感じており今すぐにでも赤ちゃんになりたい…というしみじとした気持ちが伝わってくる表現です。 そして2017年には「バブみ」を超える「これは俺を妊娠している」という言葉まで誕生しました。 男性はやっぱり、女性に母性を感じたいものなんでしょうか。
「バブみ」の例文
「バブみ」の類語には「オギャる」があります。 「オギャる」は「幼児退行をして世話をしてもらいたい状態」のことを表します。 これは赤ちゃんが泣いた時の「オギャー」に動詞化する「〜る」がついて出来た言葉です。 母性愛を向けられたい、癒やされたいという気持ちが含まれた言葉です。 さらに進むと「生まれたい」「産声をあげたい」などと表現される場合もあります。 ちなみに同じ発音で「汚ギャル」がありますが、これは不潔な若い女性のことを指します。 他にも「バブみ」の類語には「母性を感じる」「包容力がある」などがあります。 これはネット用語だけではなく、一般的も広く使われている言葉ですね。 「バブみ」の対義語には「保護い」があります。 これは「保護して守りたい」と、庇護欲を刺激された時に使う言葉です。 特に可愛い言動をした男性アイドルや声優、キャラクターに対して、女性ファンの母性が生まれ保護者のような気持ちになって愛でる時に発せられます。 他にも主に男性アイドルが可愛い言動をした時に女性ファンが母性を感じて使う言葉に「保護」「保護したい」「養いたい」「飼いたい」などがあります。