「同級生(どうきゅうせい)」「同期生(どうきせい)」「同窓生(どうそうせい)」の違いをご存知ですか。耳にすることはあっても違いを理解している人は少ないのではないでしょうか。今回は「同級生」「同期生」「同窓生」の意味と違いを紹介しますのでぜひ参考にしてください。
「同級生(どうきゅうせい)」の意味は、同じ学校で同じクラスだった人です。 本来は、同じ学年であってもクラスが違うのであれば「同級生」ということはできません。 しかし、「同級生」の「級」には「学年」という意味もあるため、広義では「同じ学年の人」を指して使うこともあります。 例えば、「彼は中学2年生のときの同級生」「今年20歳ということは同級生だ」などと使います。 「同期生(どうきせい)」の意味は、同じ年度に入学・卒業した仲間や同じ年度に入社した人です。 本来は同じ学校・会社である場合に使いますが、広い意味では学校や会社が違う場合でも同じ年度に入学・卒業、入社したのであれば「同期生」ということができます。 例えば、「2018年に入社した同期生で集まる」などと使います。 「同窓生(どうそうせい)」の意味は、同じ学校で学んだ人です。 「同窓生」は、クラスが違ったり学年が違っても同じ学校の出身者であれば使うことができます。 例えば「上司は明治大学の同窓生だ」などと使います。 同じ学校で同じクラスであれば「同級生」「同窓生」、クラスが違っても同じ学年であるならば「同期生」「同窓生」、学年が違っても同じ学校であるならば「同窓生」となります。
「同級生」は「どうきゅうせい」と読みます。 「同級生」の意味は「同じ学級の生徒」です。 「同級生」は、同じ学校で同じクラスだった生徒を表す語です。 例えば、「彼は中学2年生のときの同級生」などと使います。 本来は、同じ学年であってもクラスが違うのであれば「同級生」ということはできません。 しかし、「同級生」の「級」には「学年」という意味もあるため広い意味では「同じ学年の人」を指して使うこともできます。 現代ではクラスが違っても同じ学年であれば「同級生」と呼ぶことが多いです。 「同級生」は「同学年」と言い換えることができます。
「同級生」の例文
「同期生」は「どうきせい」と読みます。 「同期生」の意味は「学校や訓練所などで、同じ年度に入学・卒業した人」です。 また同じ年度に入社した人のことをいいます。 「同期生」は、同じ年度に入学・卒業した仲間や同じ年度に入社した人を指して使います。 例えば、「2018年に入社した同期生は10人いる」などと使います。 同じ学校や同じ会社である場合に「同期生」ということが多いですが、広い意味では学校や会社が違う場合でも同じ年度に入学・卒業、入社したのであれば「同期生」ということができます。
「同期生」の例文
「同窓生」は「どうそうせい」と読みます。 「同窓生」の意味は「同じ学校の出身者」です。 「同窓生」は、同じ学校で学んだ人を指して使います。 「同窓生」は、クラスが違ったり学年が違っても同じ学校の出身者であれば使うことができます。 例えば「上司は明治大学の同窓生だ」などと使います。
「同窓生」の例文