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「同志」と「同士」の意味の違いと使い分けを例文つきで解説

「同志」と「同士」は、どちらも「どうし」と読む同音異義語です。「同志」の意味は、自分と同じ意見や目的・理想をもつ人です。「同士」の意味は、互いに同じ関係にある人です。例えば「同じ夢をもつどうしで集まる」の場合は、「同志」を使います。

「同志」と「同士」の違い

同志(どうし)
同じ志をもつ人。
同士(どうし)
同じ関係にある人。

「同志」と「同士」は、どちらも「どうし」と読む同音異義語です。 「同志」の意味は、自分と同じ意見や目的・理想をもつ人です。 例えば、「プロを目指す同志」「同志の人々」などと使うことができます。 「同士」の意味は、互いに同じ関係にある人です。 例えば「独身の者同士」「恋人同士」などと使います。 「同士」は単に同じ関係や状況にある人を表し、「同志」は同じ志をもつ人を表すという違いがあります。 例えば「会社のどうし」のようにどちらも使うことができることもあります。 単に同じ会社で働く人という意味ならば「会社の同士」、同じ志をもって共に働く人という意味ならば「会社の同志」と書くのが正しいです。

「同志」の意味と使い方

「同志」は「どうし」と読みます。 「同志」の意味は、自分と同じ意見や目的・理想を持つ人です。 「同」には、「なかま。みな」という意味があります。 「志」には、「こころざす。こころざし。心のめざすところ」という意味があります。 「同志」は、サッカーのチームメイトや、同じことに興味をもって極めている仲間など同じ理想や目的、主義・主張をもっている者のことをいいます。 例えば「同志を募る」などと使います。 「同志を募る」は、同じ主張や意見をもっていたり、同じ目的をもつ人を集めるという意味です。

「同志」の例文

  • カンボジアに学校を建てるにあたって一人では難しいので同志を募ることにした。
  • 彼は学生時代に大会優勝を目指して苦楽を共にした同志だ。
  • SNSを通じて同じ俳優を応援する同志を集めて親睦を深めた。
  • 彼女はアイドルを目指す同志でありよきライバルだ。

「同士」の意味と使い方

「同士」は「どうし」と読みます。 「同士」の意味は、「互いに同じ関係にある人」です。 また、同じ種類に属す人をいいます。 「同士」は「親しい仲間」という意味のある和語「どち」が、「どし」となり「どうし」と変化した言葉です。 「同士」は、双方が共にそのような性質を持つことをいいます。 例えば「失恋したもの同士慰め合う」などのように、接尾語的に使います。 これは、双方が失恋をしたという同じ状態であることを表しています。 「○○同士」のように他の語につく場合は、「どうし」とかな書きされることも多いです。

「同士」の例文

  • 接し方を見ていてこの二人が恋人同士であることを悟った。
  • 彼とは幼馴染で、親同士も仲が良かった。
  • 企業した者同士、愚痴を言い合ったり相談をし合ったりして支え合った。
  • 中学の頃から友達同士で出かけることのほうが多くなった。

まとめ

「同志(どうし)」は、同じ志をもつ人を意味する言葉です。自分と同じ意見や目的・理想をもつ人を呼ぶときに使われます。「同士(どうし)」は、同じ関係にあることを意味します。例えば「仲間同士」のように、接尾語的に使われることが多いです。

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