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「づくし」と「ずくめ」の意味の違いと使い分けを例文つきで解説

「づくし」の意味は「同類の物を全てまたはできるだけ多く並べること」、「ずくめ」の意味は「同じ物・事しかみられないこと」です。「づくし」は同類のものを並べることを表し、「ずくめ」は同じものしかないことを表すという点が違います。例えば様々な野菜を使った料理なのであれば「野菜づくし」、トマトしか使っていない料理なのであれば「野菜ずくめ」となります。

「づくし」と「ずくめ」の違い

づくし
同類の物を全てまたはできるだけ多く並べること。
ずくめ
同じ物・事しかみられないこと。

「づくし」の意味は、その類のものを全てまたはできるだけ多く並べることです。 例えば「山菜づくし」は、タラの芽やふきのとうなど山菜と呼ばれる種類のものを並べることを表します。 「ずくめ」の意味は、それ以外の物が見られないことです。 例えば「たけのこずくめ」であれば、たけのこしかないことを表します。 マグロやサーモンなど色々な種類の海鮮を使った料理なら「海鮮づくし」、マグロのみを使った料理なら「マグロずくめ」となります。

「づくし」と「ずくめ」は、漢字にすると「尽くし」「尽くめ」となります。 現代仮名遣は、二語に分解できる場合は「づ」、二語に分解できないときは「ず」となります。 よって「海鮮尽くし」の場合は「づくし」、「海鮮尽くめ」の場合は二語に分解できないとして本則では「ずくめ」と書きます。 現代では「づくめ」も許容とされていますが、本来は「ずくめ」であることを覚えておきましょう。

「づくし」の意味と使い方

「づくし」の意味は、その類のものをすべて並べあげるです。 「づくし」は、動詞「つくす」の連用形からできた言葉です。 「つくす」の意味は「ありったけのものを出し切ってしまう」です。 「づくし」の漢字表記は「尽くし」です。 「づくし」を「ずくし」と書くのは誤りなので注意しましょう。 「づくし」は、同類のものを全てまたはできるだけ多く並べることを表すときに名詞の下に添えて使います。 例えば、「貝づくしメニュー」などと使います。 「貝づくしメニュー」は、ホタテやカキ、あわびといった貝に属するものを使った料理という意味になります。 ビジネスシーンなどでよく耳にする「心づくし」は、相手のことを思ってありったけの精魂をこめることをいいます。 例えば、相手に心のこもったおもてなしを受けたという場面で「お心づくしありがとうございました」などとお礼を伝えることができます。

「づくし」の例文

  • 旅館の夕食は初物尽くしでとでも豪華でした。
  • ここ3ヶ月はイベント尽くで出費が激しい。
  • お世話になった先輩のために心づくしの送別会を開いた。

「ずくめ」の意味と使い方

「ずくめ」の意味は「全体がそればかりであること」です。 元の用字は「尽くめ」です。 現代仮名遣いでは「づくめ」も許容とされていますが、「ずくめ」が正しい仮名遣いです。 「ずくめ」は、それ以外の物が見られないことを表すときに名詞の下に添えて使います。 例えば「全身黒ずくめの服」などと使います。 これは、トップスやボトムス、靴などすべてが黒いことを意味しています。 また、物だけではなく状態や状況に対して使うこともできます。 例えば「良いことずくめの一週間だった」などと使います。 これは、一週間良いことしかなかったということを意味しています。

「ずくめ」の例文

  • フカヒレずくめの料理に舌鼓をうった。
  • 彼女は緑が好きで衣服から持ち物まで緑ずくめだ。
  • あなたから聞く話は悪いことずくめで気分が悪くなる。

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