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「ggrks」は死語?意味と使い方、元ネタ、類語、返し、関連語を徹底解説

「ggrks」は「gugurekasu」とローマ字にした際の母音を抜いた言葉で「ググれカス」と読み、「自分でGoogleで調べろ」という意味になります。主にネット掲示板やSNSなどで簡単なことを質問をしてきた初心者に対して「そんなことくらい自分でGoogleで検索しろカス野郎」と罵倒し突き放す言葉です。

「ggrks」の意味と語源

「ggrks」とは「ググれカス」を「gugurekasu」とローマ字にした際の母音を抜いた言葉です。 要するに「自分でGoogleで調べろ」という意味になります。 「ググれ」は「ググる」の命令形であり、「カス」はただの悪口です。 「ググる」とは「Googleで検索すること」です。 「ggrks」は、ネット掲示板やSNSなどで簡単なことを質問をしてきた初心者に対して「そんなことくらい自分でGoogleで検索しろカス野郎」と罵倒し突き放す言葉です。 元ネタは2ちゃんねる(現5ちゃんねる)において、ネットで検索したり過去ログなどを読めばすぐに分かること聞いてきた初心者に対してそう答えたことです。 「ggrks」に対する返しは特にありません。 「すみません」「調べてきます」と、素直に自分で調べに行くのが一番でしょう。 ちなみに「ふたばちゃんねる」では、ネタとして古代ローマの博学者・思想家のググレカスという架空の人物の設定が作られており、現在でもWikipediaの削除された悪ふざけとナンセンスのページに残されています。 すべてが架空なのに、事細かに書かれておりその熱量にはあっぱれです。

「ggrks」は死語?

「ggrks」は、すでに若者には通じないと言われています。 昨今では、悪質なキュレーションメディアなどの増加による、Google検索エンジンに対する信用度が下がってきていることもあり、そもそもGoogle検索しないと言われています。 若者はGoogle検索せずに、Twitter検索やInstagram検索が増えてきています。 その背景には、生の声が聞きたいという層が増えていることがあります。 TwitterやInstagramでは一般の人が実際に言ったり使ったりした感想が載せられており、その方が参考になると言われています。

「ggrks」の類語

「ggrks」のようにネット上で初心者に注意喚起または罵倒するスラングを紹介します。

半年ROMれ

「半年ROMれ」は「はんとしろむれ」と読みます。 意味は「掲示板のルールや雰囲気、状況が分かるまで半年間は発言せずに黙って見てろ」となります。 「ROM」は「Read Only Member」の略で、掲示板などで閲覧だけしているユーザーのことを指します。 そこから、「る」を付けて動詞化され「ROMる」で「発言せずに閲覧だけする」といったネットスラングが生まれました。 掲示板の主旨や雰囲気などが分からない初心者や、場の空気を読めていない発言をする人に対して使います。 この「半年ROMれ」は様々な捉え方が出来ると言われています。 一つは「インターネット上にはマニアックな人も多く、ちょっとした発言が地雷となり命取りになり、いつ自分が非難されることになるか分からないから、ちゃんと色々な人を見てインターネット上で他人と関わるということを理解してから参加するべきだ」とポジティブな捉え方。実際に半年ROMった人は、その間に何人もの人たちがミスった発言により吊るし上げられたり叩かれたりしたのを見て勉強になったこともあったそう。 そしてもう一つは「初心者はとっとと消えて」というネガティブな捉え方です。初心者に対してすごく厳しい人たちって一部いますからね。「目障りだ」とう意味が込められています。というのも、長く続いてるスレッドってローカルルールがあったりしており、それを理解しようともせずに自己主張する人は長い利用者からすると邪魔になってしまうんですよね。「郷に入っては郷に従え」ではないですが、インターネット上でも初心者側も風習やルールに従う姿勢が大事であるということです。

ヤフれ

「ヤフれ」は「Yahoo!で検索しろ」という意味です。 これは「ググれ」から派生した言葉であり、「ググれ」の方が一般的であまり使われていません。 「ググれ」が流行ったことからネタで使われていることがほとんどでしょう。 この「体言+る」は日本語でも多く使われています。 例えば「タピる(タピオカドリンク+る)」「ディスる(ディスリスペクト+る)」「ドヤる(ドヤ顔+る)」「パシる(使いパシリ+る)」「ググる(グーグル+る)」などもそうです。 また普通に使っている「ヤスる(ヤスリで削ること)」も、正しい動詞ではなく「ヤスリ+る」で出来た若者言葉なんです。 ちなみに「ザビる」の意味は分かりますか?これは「禿ている、髪が薄い人」を指す言葉で、フランシスコ・ザビエルの「ザビ」に「る」を付けた言葉です。

「ggrks」の関連語

「ggrks」と同じく母音を抜いたスラングを紹介していきます。 この母音を抜いたスラングは、主に掲示板で入力をする際にできるだけ早くタイピング出来るようにと使われるようになったと言われています。

mjk

「mjk」は「まじか(majika)」のことです。 「本当に?」「嘘でしょ?」といった意味を込めて使います。 主に相手から驚くようなことを言われた返信で用いられています。 また「mjdk」もあり、これは「まじでか(majideka)」のことです。 「mjk」と同じ使い方がされています。 例えば友達から「赤点だった」と連絡が来た際に「mjk」と返せば「まじか!」と言ったこととなります。

ktkr

「ktkr」は「キタコレ(kitakore)」のことです。 「来たこれ」のことで、期待していたことが実現した時の、テンションが上がっていることを表します。 そのまま「キタコレ」と使われることもある言葉です。 「キターーー!」同じ意味合いになります。 例えば「新曲ktkr」「神アプデktkr」などと使います。 神アプデとは、神がったアップデートのことであり、アプリゲームなどがアップデートされた際に追加された機能などが良い時などに使います。

wktk

「wktk」は「ワクテカ(wakuteka)」のことです。 「ワクテカ」は「ワクワクテカテカ」の略で、「ワクワクと楽しみにしていること」を表します。 例えば「配信wktk」「出番そろそろかなwktk」などと使います。 この「ワクテカ」は2ちゃんねるで用いられていたAA(アスキーアート)が由来となっています。 最初はワクワクと期待している様子を表すAAがありました。 これは猫が正座をして、放送や発表などを楽しみにしています。    ∧_∧  ( ・∀・) ワクワク  (  ∪ ∪  と__)__)  旦~ このAAがワクワク感が高まったことで、身体がテカテカするほど期待しているというAAに変化しました。  +   +    ∧_∧ +  (0゜・∀・) ワクワク  (0゚ つと) +テカテカ  と__)__)  + このように猫の身体がテカテカとしはじめ、ここから「ワクワクテカテカ」が使われるようになり、それが略されて「wktk」となりました。

kwsk

「kwsk」は「くわしく(kuwashiku)」のことです。 「詳しく」を意味するネットスラングです。 例えば「やばいことが起きた」というつぶやきに対して「kwsk」とだけ返信をすれば「何があったの?詳しく教えて」といった意味になります。また誰かに対してではなく、「え?新曲?kwsk」や、「推しがトレンド入りしているkwsk」などと使うことも出来ます。 「詳しく教えて」「詳しく知りたい」という意味が含まれています。

gkbr

「gkbr」は「ガクブル(gakuburu)」のことです。 「ガクガクブルブル」を略したもので、怯えている様子を表します。 身が震えるほど恐怖心を抱いた際に使います。 ただ、実際に恐怖心を煽るようなホラー的な場面でも使われますが、お金を使いすぎた時や幸せ過ぎて怖いといった場面でも使われます。 例えば「推しのURガチャに課金にしまくってクレカの請求どうなるか今からgkbrしてる」「1回目で推しとの撮影会自引きしたgkbr」などと使います。

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