1. TOP
  2. 日本語
  3. 敬語
  4. 「ご参加賜りたくご案内申し上げます」の意味と敬語、使い方を例文つきで解説

「ご参加賜りたくご案内申し上げます」の意味と敬語、使い方を例文つきで解説

「ご参加賜りたくご案内申し上げます(ごさんかたまわりたくごあんないもうしあげます)」は、参加してもらいたく案内するという意味です。式典などの案内状などで使います。

「ご参加賜りたくご案内申し上げます」とは

意味

「ご参加賜りたくご案内申し上げます」は「ごさんかたまわりたくごあんないもうしあげます」と読みます。 「ご参加賜りたくご案内申し上げます」は、「参加してもらいたく案内する」という意味です。 「ご参加」には「団体や活動に仲間として加わること」という意味があります。 「賜りたく」は「もらいたく」という意味です。 この場合の「ご案内」は「日時などを知らせて、会合や催し物に招くことや知らせ」という意味です。 「申し上げます」は「する」という意味です。 「ご出席賜りたくご案内申し上げます」と言い換えることもできます。 「ご出席」は「授業や集会・儀式などに出ること」という意味です。

敬語

「ご参加賜りたくご案内申し上げます」は品詞分解すると、「ご」+「参加」+「賜り」+「たく」+「ご」+「案内」+「申し上げる」+「ます」となります。 「参加」についている「ご」は尊敬を表す接頭辞です。

接頭辞「ご(お)」敬語の種類は文脈によって尊敬語・謙譲語・丁寧語のどれにもなります。

  • 相手の動作を高めて敬意を示すためにつける接頭辞「ご」は、尊敬語
  • 自分の動作をへりくだって相手に敬意を示すためにつける接頭辞「ご」は、謙譲語
  • 言葉をただ丁寧にいうだけにつける接頭辞「ご」は、丁寧語

「参加」についている接頭辞は、相手の動作に対してつけているので尊敬語になります。 「賜り」は、「もらう」の謙譲語です。 「案内」についている接頭辞「ご」は謙譲語です。 この場合は、自分の動作に対してつけているので謙譲語になります。 「申し上げる」は、本来「いう」の謙譲語ですが、「ご〜申し上げる」で「する」という意味の補助動詞になります。 補助動詞は平仮名で表記するという決まりがあるので、本来は「ご案内もうしあげます」と書くのが正しいですが、慣例的に「ご案内申し上げます」と漢字で書くことが多いです。 「ます」は丁寧語です。

「ご参加賜りたく」と「ご参加いただきたく」の違い

「ご参加いただく」は「参加」に尊敬を表す接頭辞「ご」をつけて「もらう」の謙譲語「いただく」をつけています。 「ご参加賜りたく」と「ご参加いただく」は、どちらも「もらう」の謙譲語を使った「参加してもらう」という意味の敬語表現です。 しかし、「賜る」が「いただく」よりも一段と恐れ多い気持ちを込めて使われる謙譲語であるため、「ご参加いただく」よりも「ご参加賜る」のほうが謙虚でかしこまった表現です。

使い方と例文

式典などの案内状で使う

「ご参加賜りたくご案内申し上げます」は、式典などの案内状で使います。 例えば、会社の創業記念パーティーに招待するときなどです。 かなりかしこまった表現なので、社内の人に対してはあまり使用しません。 取引先など社外の人に対して使うのに適しています。

ビジネスメール例文

パーティーの案内

【件名】 記念パーティーのご案内 【本文】 株式会社あいうえお 代表取締役社長 松岡稔様 日頃は格別のお引き立てを賜り誠にありがとうございます。 株式会社かきくけこ、代表取締役武田です。 この度弊社は創立100年を迎えることになります。 これもひとえに皆様のご支援の賜物と深く感謝申し上げます。 つきましては、日頃お世話になっている皆様に感謝の意を表したく、創立記念パーティーを開催することとなり、松岡様にご参加賜りたくご案内申し上げます。 日時:12月23日(金)18:00〜20:00 場所:プリンセスホテル 8F ホールA 松岡様のご来臨心よりお待ちしております。 お忙しいとは存じますが、よろしくお願い申し上げます。 武田

新製品発表会の案内

【件名】 新製品発表会のご案内 【本文】 株式会社OTYA 営業部 大谷様 平素よりお世話になっております。 株式会社COFFEEの青木です。 かねてより開発中でありました新製品「△△△」が、この度12月25日に発売する運びとなりました。 つきましては、発売に先立ち新製品について発表する機会をいただきたく、下記の通り新製品発表会を開催いたします。 青木様にはぜひともご参加賜りたくご案内申し上げます。 日時:11月11日(月)(水)午前10時から(1時間程度) 場所:弊社5F 多目的ホール ご不明な点があれば、青木までお気軽にご連絡ください。 よろしくお願い申し上げます。 青木

敬語の言い換え

ご参加ください

「ご参加ください」は、「参加」に尊敬を表す接頭辞「ご」と、「くれ」の尊敬語「ください」をつけた敬語表現です。 正しい敬語表現ですが命令文なのでやや上から目線で、目下の人や同等の立場の人に対して使うのは問題ありませんが、親しくない上司や社外の人に対して使うのは避けた方がよいでしょう。 「ご参加くださいませ」とすると柔らかいニュアンスになります。 「くださいませ」は、「ください」に「ませ」をつけた敬語表現です。 「ませ」は「丁寧な気持ちを込めて、相手にある動作を要求する意」を表します。 「くださいませ」とすることで、「くれ」を丁寧にするだけでなく柔らかい印象を与えることができます。

ご参加いただけますか

「ご参加いただけますか」は、「参加」に尊敬を表す接頭辞「お」と、「もらう」の謙譲語「いただく」に丁寧語「ます」と疑問の終助詞「か」をつけた敬語表現です。 「ご参加ください」では丁寧さに欠けますが、「参加してもらえますか?」と疑問形にすることで、柔らかい依頼の表現になります。 「ご参加いただくことは可能でしょうか」という敬語表現もあります。 「ご参加いただくことは可能でしょうか」は、「参加してらうことはできるだろうか?」と可否を確認する表現で、依頼をするときに使用される正しい敬語表現です。 しかし、やや強意的であるためビジネスシーンでは使用を避ける人もいます。

ご参加願います

「ご参加願います」は、「参加」に尊敬を表す接頭辞「ご」と、「願う」に丁寧語「ます」をつけた敬語表現です。 「ご参加願います」も正しい敬語表現ではありますが、「願います」が「願う」という言葉の丁寧語であるという点で丁寧さに欠ける(謙虚な態度が感じられない)表現であるため、親しくない上司や社外の人に対して使うは避けた方が無難です。 上司や社外の人に使用する場合は、「お願いいたします」などより丁寧な敬語表現を使用しましょう。

ご参加のほどよろしくお願いいたします

「ご参加のほど」は、「参加」に尊敬を表す接頭辞「ご」と、断定を避ける表現の「ほど」を使った敬語表現です。 「〜のほど」を用いることで相手に強制することなくお願いをすることができます。 「ほど」は漢字で書くと「程」ですが、漢字にはしません。 「程」の本来の意味は、「物事の経過に伴う様子、程度」です。 そこから転じて断定を避ける表現として用いられています。 このように、本来の意味とは違う使い方をする場合は、漢字ではなくひらがな表記にします。 「お願いいたします」は、「お願いする」の謙譲語+丁重語+丁寧語です。 「お」は謙譲語で、動作の対象を敬う接頭辞です。 「いたす」は丁重語で、聞き手・読み手を敬う補助動詞です。 「お願いいたします」の「ます」は丁寧語です。 「お願いいたします」の「いたす」は補助動詞なのでひらがなで表記するのが正しいです。

ご参加くださいますようお願い申し上げます

「ご参加くださいますようお願い申し上げます」は、「参加してくれるようお願いする」という意味です。 「ご参加くださいますよう」は、「参加」に尊敬を表す接頭辞「ご」をつけて、「くれ」の尊敬語「ください」と丁寧語「ます」、婉曲表現の「よう」をつけています。 「くださいますよう〜」とすることで、断定を避けた柔らかい依頼表現になります。 「お願い申し上げる」は、「お願いする」の謙譲語です。 「お〜申し上げる」で、動作対象を敬う謙譲表現になります。 「申し上げる」は本来「言う」の謙譲語ですが、この表現では「する」という意味の補助動詞です。 「お願い申し上げます」の「ます」は丁寧語です。 「申し上げる」も補助動詞なので、本来は「お願いもうしあげます」と書くのが正しいですが、慣例的に「お願い申し上げます」と漢字で書くことが多いです。 「ご参加くださいますよう〜」は「ご参加いただきますよう」と言い換えることもできます。 「ご参加いただきますよう」は、「参加してもらうよう」という意味です。 「参加」に尊敬を表す接頭辞「ご」をつけて、「もらう」の謙譲語「いただく」と丁寧語「ます」、婉曲表現の「よう」をつけています。

ご参加いただきたく存じます

「ご参加いただきたく存じます」は、「参加」に尊敬を表す接頭辞「ご」をつけて、「もらう」の謙譲語「いただく」と「思う」の丁重語「存ずる」、丁寧語「ます」をつけた敬語表現です。 「ご参加いただきたく存じます」で、「参加してもらいたいと思う」と柔らかくお願いをする表現になります。 「ご参加いただければと存じます」とするとより丁寧です。 「いただければ」は、上述した通り「してもらえたら〜」という仮定の表現で願望を表す丁寧な言い回しです。

ご参加いただけますと幸いです

「ご参加いただけると幸いです」は、「参加」に尊敬を表す接頭辞「ご」と「もらうと」の謙譲語「いただけると」と、「幸い」に丁寧語「です」をつけた敬語表現です。 「幸いです」は、そうしてもらえれると幸せですという気持ちを表します。 よって「ご参加いただけると幸いです」は、「参加してもらえると嬉しい」という意味の丁寧な表現になります。 「ご参加いただけますと幸いです」としても意味は同じですが、より丁寧になります。 「いただけますと」は、「もらう」の謙譲語「いただく」にさらに丁寧語「ます」をつけた丁寧な敬語表現です。 「ご参加いいただければ幸いです」とすると仮定のニュアンスが加わり柔らかい表現になります。 「いただければ〜」の「れば」は仮定を表し、「してもらえれば嬉しい」という願望を表す丁寧な言い回しになります。 また、「幸いです」は「幸甚です(こうじんです)」とすることもできます。 「幸甚」は、この上なく嬉しい気持ちやありがたく思っている気持ちを表すかしこまった表現です。

ご参加賜りますようお願い申し上げます

「ご参加賜りますようお願い申し上げます」は、非常に丁寧な依頼表現です。 「賜りますよう」は、「もらう」の謙譲語に丁寧語「ます」と婉曲表現の「よう」をつけた敬語表現です。 「ご参加賜りますようお願い申し上げます」で、「参加してもらうようお願いします」という意味になり、丁寧にお願いをすることができます。 ちなみに、「賜れますよう」は誤用です。 「賜れますよう」の「れ」は助動詞「れる」の連用形です。 助動詞「れる」の意味は主に尊敬・可能で使います。 「賜る」が、敬語なので敬語の助動詞を使うのは不適切です。 「れる」が可能の意味ならば「してもらうことができますように・・・」という意味になります。 無理矢理、可能の意味で捉えることもできますが、このような使い方は一般的ではりません。

トレンド

カテゴリーランキング

  1. TOP
  2. 日本語
  3. 敬語
  4. 「ご参加賜りたくご案内申し上げます」の意味と敬語、使い方を例文つきで解説