「本垢(ほんあか)」は「本アカウント」の略で「メインで使っているSNSのアカウント」の意味です。主にTwitterなどで使われているネットスラングで、「本垢」以外のアカウントを「サブ垢」と言います。「サブ垢」には「趣味垢」や「愚痴垢」などがあり、「本垢」が特定されないように上手に使い分けてSNSを楽しんでいます。
「本垢」は「本アカウント」の略で「メインで使っているwebサービスのアカウント」の意味です。 「アカウント」を「アカ」と略し、パソコンの誤変換で「垢」と表示されたのが始まりで、その表記がネット上で使われています。 「本垢」とは友人などと繋がって、メインで使うアカウントになります。 なのでフォローもフォロワーも一定の数がいることが多いです。 ただフォロワー数の多さなどだけで本垢かどうか判断するのは難しくなっており、明確な定義はありません。 「本垢提示」とは「メインで使っているアカウントを提示してください」ということになります。 これは主にSNS上でチケットやグッズの転売・交換を行う際に用いられています。 「本垢」は知人・友人とも繋がっており、日常的なことを投稿する可能性が多いことから、本人であるという信頼があったり為人が分かったりします。 また詐欺などをされないように、本垢を知っておき、万が一のことがあった場合に「このアカウントに詐欺られました」と晒せるように、詐欺防止で「本垢提示」を希望する人が多くなっています。 一方「裏垢」は「裏アカウント」の略で「秘密裏で活用している匿名アカウント」となります。 自分自身であるとは分からないように、素性を隠して使われています。 「裏垢」は「サブ垢」「副垢」とも言われています。 「本垢」と「裏垢」の使い分けは本人の呼び方によるものが大きいです。 リア垢が「本垢」と表現されることも多いですが、リア垢では本当に仲の良い友人の数人とだけ繋がっていて「ヲタク用アカウント」では多くの人と関わり普段からよく投稿している場合はこちらが「本垢」となります。 本人の使用頻度やフォロワー数によって、「本垢」と「裏垢」は使い分けられています。 複数アカウントを持つことのリスクは本人が特定された時に、趣味などを隠していた場合にバレてしまったり、裏垢で愚痴などを投稿していた場合は社会的信頼を失うこともあります。 SNS以外でもゲームで「裏垢」持っている人もいるが、公式では禁止されていることが多くBANされてしまうことがあります。 基本的に1プレーヤー1アカウントとなっていることが多く、本来他のプレーヤーとやり取りすることで得られるものを1人で得られるようになってしまい、不正となります。
SNSでは「本垢」「裏垢」以外にも複数のアカウントを持つ人が多くなっています。
「本垢」とよく混同されるものに「リア垢」があります。 学校や社内など実際に知り合いの人と繋がるアカウントです。 友達と遊んだことや、子供のことを投稿する人が多くなっています。 その他にも「2.5次元垢」「声優垢」「美容垢」など一つの話題のみを語るアカウントも存在します。 このように複数のアカウントを所有し、使い分けていることを「複垢」と言います。