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「補足」と「捕捉」の意味の違いと使い分けを例文つきで解説

「補足」と「捕捉」はどちらも「ほそく」と読む同音異義語です。「補足」は、不十分な点を補い、付け加えることという意味です。「捕捉」は、動物など何かを捕まえることという意味です。また、文章など内容を把握するという意味でも使われます。

「補足」と「捕捉」の違い

補足(ほそく)
不十分な点を補い、付け加えること。
捕捉(ほそく)
①とらえること・つかまえること。 ②文章の内容などを把握すること

「補足」と「捕捉」は、どちらも「ほそく」と読む同音異義語です。 「補足」の意味は、必要な事柄や不十分な所を付け足して補うことです。 例えば「説明を補足する」「補足資料をつける」などと使います。 「捕捉」の意味は、とらえたり、つかまえることです。 例えば「レーダーで飛行機を捕捉する」「敵を捕捉する」などと使います。 また、文章などの内容を把握するという意味でも使われます。 例えば「話の真意を捕捉する」「彼の思考は捕捉しがたい」などと使います。 「本の内容をほそくする」のように、どちらも使える場合があります。 「本の内容を補足する」は本の内容を付け加えて不十分な点を補うという意味になり、「本の内容を捕捉する」は本の内容を理解するという意味になります。

「補足」の意味と使い方

「補足」は「ほそく」と読みます。 「補足」の意味は「不十分な点を補い、付け加えること」です。 「補」には「おぎなう。つくろう」という意味があります。 「足」には「たす。加える。おぎなう」という意味があります。 「補足」は、必要な事柄や不十分な所を付け足して補うことをいいます。 例えば「先程の説明に少し補足させてください」などと使います。 これは、先にした説明の不十分な所に付け足しで説明させてほしいという意味です。

「補足」の例文

  • 先程提出した報告書に補足箇所があります。
  • 資料の説明をスライドを使って補足する。
  • パンフレットには劇中で言及されていない設定などの補足が記載されていた。

「捕捉」の意味と使い方

「捕捉」は「ほそく」と読みます。 「捕捉」の意味は「とらえること。つかまえること」です。 「捕」には「とる。とらえる。つかまえる」という意味があります。 「捉」には「とらえる。つかまえる」という意味があります。 「捕捉」は、とらえらたり、つかまえることをいいます。 例えば、「レーダーで未確認飛行物体を捕捉する」などと使います。 また、文章などの内容を理解するという意味もあります。 例えば「相手の意図を捕捉する」などと使います。 転じて「捕捉率」という使い方をすることもあります。 「捕捉率」は、「国税庁が国民の所得額を把握している割合」という意味です。 また、生活保護受給者の割合という意味で使われることもあります。 専門用語なので、日常生活ではあまり使われません。

「捕捉」の例文

  • この仕掛にかかればどんな大物でも捕捉することができる。
  • アメリカ軍に捕捉されているところを助けられた。
  • 表情だけでは彼女の感情を捕捉することはできない。

まとめ

「補足」と「捕捉」はどちらも「ほそく」と読む同音異義語です。 「補足」の意味は、不十分な点を補い、付け加えることです。 「捕捉」の意味は、とらえたり、つかまえることです。 例えば「生徒の解説に教師がほそくする」であれば、「補足」を使います。

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