「言う」と「云う」は、どちらも「いう」と読む同訓異字です。「言う」の意味は、自分が思ったり考えたことを言葉にすることです。「云う」の意味は、多くの人がそう述べて、そう認めていることです。例えば「自分の意見をいう」であれば「言う」を使います。
「言う」は「いう」と読みます。 「言う」の意味は、
です。 「言」には「いう。話す。述べる」という意味があります。 一つ目の「口を動かして思っていることを言葉で表す」は、例えば子犬を見て「かわいい」と口に出すことです。 二つ目の「ある語をあるしかたで発音する」という意味では、例えば「かわいいは英語でcuteという」というような使い方をします。 三つ目の「物事などをことばで表現する」という意味では、例えば「これを人は奇跡と言う」というような使い方ができます。 四つ目の「記号や言葉がある内容を表す」という意味では、例えば「この標識は、この道が一方通行であることをいってる」というように使用します。 五つ目の「多くの人がそう述べ、そう認めていることを表す」という意味では、例えば「〜と言われる」の形で「このままでは職を失う人が増えると言われている」というように使用します。
「言う」の例文
「云う」は「いう」と読みます。 「云う」の意味は「言う」と同じです。 「云」には「いう。いわく。〜という」という意味があります。 「云う」は、特に他人の言葉や聞いたことを述べるときに使用されます。 例えば、「彼女によると彼の年齢は23歳だと云う」というような使い方をします。 ただし、「云う」は常用外漢字なので新聞などでは使用されません。
「云う」の例文
「言う(いう)」は、自分の思いや考えを口にするときに使います。「云う(いう)」は、多くの人がそう述べてそう認めるときに使います。