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「実績」と「 実積」の意味と使い方の違い

「実績」と「実積」は、どちらも「じっせき」と読む同音異義語です。「実績」の意味は、それまでに残してきた功績や成績です。「実積」の意味は、実際の面積や体積です。例えば、過去に売り上げ一位の業績を残したことがあるという場合は、「業績」を使います。

「実績」と「実積」の違い

実績(じっせき)
それまでに残してきた功績や成績。
実積(じっせき)
実際の面積や体積。

「実績」と「実積」は、どちらも「じっせき」と読む同音異義語です。 「実績」の意味は、過去において積み重ねられてきた業績という意味です。 例えば「売り上げを上げた実績がある」「学生時代に数々の実績を残してきた」などと使います。 「実積」の意味は、土地などを実際に図った時の面積や体積です。 例えば「この土地の実積は5000平方メートルだ」「実積率が大きくなる」などと使います。 漢字が似ているので紛らわしいですが、過去において積み重ねられてきた業績という意味で使う「実績」の「績」は「糸(いとへん)」、土地などを実際に図った時の面積や体積という意味で使う「実積」の「積」は「禾(のぎへん)」です。

「実績」の意味と使い方

「実績」は、「じっせき」と読みます。 「実績」の意味は、「それまでに残してきた功績や成績」です。 「実」には「ほんとう。ありのまま」という意味があります。 「績」は、仕事という意味の「責」と、糸を紡ぐという意味のある「糸(いとへん)」を組み合わせてできている漢字で、手柄を表しています。 「積」を含む熟語には「業績(ぎょうせき)」「事績(じせき)」などがあります。 「実績」は、過去において積み重ねられてきた業績という意味で使います。 例えば、過去に売り上げが最下位だったて店舗の売り上げを上位まで伸ばしたことがあるなどの功績を「実績」といい、「売り上げ最下位の店舗を上位にした実績がある」などと使うことができます。 また、過去に残した成績という意味で使うこともできます。 例えば、「学年1位をとった実績がある優秀な生徒だ」などと使うことができます。 「実積」は、英語で「performance(パフォーマンス)」です。

「業績」の例文

  • 前職で大きな実績を残した優秀な人材を手に入れた。
  • この病院は数々の難病を治療してきた実績がある。
  • 学生のうちに、それなりの実績を積んでから社会に出たい。

「実積」の意味と使い方

「実積」は、「じっせき」と読みます。 「実積」の意味は、「実際の面積や体積」です。 「実」には「ほんとう。ありのまま」という意味があります。 「積」は、仕事という意味のある「責」と、穀物を表す「禾(のぎへん)」でできている漢字で、稲を積み重ねた大きさや広さを表しています。 「積」を含む熟語には「積雪(せきせつ)」「鬱積(うっせき)」などがあります。 「実積」は、土地などを実際に図った時の面積や体積という意味で使われます。 例えば、「この土地の実積を教えてください」などと使います。 「実積」は、ほとんどの場合は「面積」や「体積」と言い替えられることが多いので、日常生活ではあまり使われません。

「実積」の例文

  • これはあくまでも予測なので、実積はもっと大きいと思います。
  • この土地の実積は、東京ドーム3個文です。
  • 実積率の高い骨剤を用いてほしい。

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