1. TOP
  2. 日本語
  3. 意味の違い
  4. 「小雨」と「弱雨」の意味の違いと使い分け

「小雨」と「弱雨」の意味の違いと使い分け

「小雨(こさめ)」の意味は、少しだけ降る雨です。天気予報では数時間降り続いても雨量が1㎜に満たないぐらいの雨を表します。例えば「小雨がぱらつく」などと使います。「弱雨(じゃくう)」の意味は、弱い雨です。天気予報では、1時間の雨量が3㎜に未満の強さの雨のことをいいます。「弱雨」は記号として使われ、実際には「弱い雨」などといわれます。

「小雨」と「弱雨」の違い

小雨(こさめ)
少しだけ降る雨。
弱雨(じゃくう・よわあめ)
弱い雨。小雨も含まれる。

「小雨(こさめ)」と「弱雨(じゃくう)」は、どちらも少ない雨の量を表す言葉ですが、気象庁の定義では明確な違いがあります。 「小雨」は、数時間降り続いても雨量が1㎜に満たない雨です。 雨量が1㎜に達しない程度の雨とは、地面が濡れない程度の雨のことをいいます。 「弱雨」は、1時間の雨量が3㎜に未満の強さの雨です。 どれぐらいの強さかわかりやすく言うと、傘がなくても歩ける程度です。 「小雨」よりも「弱雨」のほうが雨量が多く、「弱雨」には「小雨」も含まれます。

「小雨」の意味と使い方

「小雨」は、「こさめ」と読みます。 または、「しょうう」と読むことができますが、一般的には「こさめ」と読まれます。 「小雨」の意味は、「少しだけ降る雨」です。 「小」には「少ない。少し。わずか」という意味があります。 「雨」には「あめ。あめふり」という意味があります。 「小雨」は、大した雨量にならない細かに降る雨を表す語です。 気象庁では「小雨」を、数時間降り続いても雨量が1㎜に達しない程度の雨と定義しています。 雨量が1㎜に達しない程度の雨とは、地面が濡れない程度の雨のことです。 一般的な感覚でいうと、ぽつぽつと音がしない雨です。 例えば、天気予報では「小雨がぱらつくでしょう」などと使われます。 これは、小雨が断続的に降る可能性があるということを意味しています。 「小雨」の反対は「大雨(おおあめ)」です。

「小雨」の例文

  • 明日の午前中は小雨がぱらつくでしょう。
  • まだ小雨のうちに、走って家に帰ろう。
  • 小雨が振りはじめたと思ったら、すぐに大雨に変わった。

「弱雨」の意味と使い方

「弱雨」は、「じゃくう」と読みます。 また「よわあめ」と読まれることもあります。 「弱雨」の意味は、「弱い雨」です。 「弱」には「よわい。力がない」という意味があります。 「雨」には「あめ。あめふり」という意味があります。 「弱雨」は辞書には記載のない言葉で、主に天気予報で使われる予報用語です。 予報用語では正式には「弱い雨」といいます。 気象では「弱雨」を、1時間の雨量が3㎜未満の強さの雨と定義しています。 一般的な感覚でいうと、傘がなくても歩けるぐらいの雨です。 「弱雨」は、天気予報の記号で使われ、実際には「弱い雨が降る」などと言われます。 「弱雨」の反対は「強雨(きょうう)」です。

まとめ

「弱雨(よわあめ)」は、1時間雨量が3㎜未満の強さの雨のことで、「弱雨」には「小雨(こさめ)」も含まれます。「小雨」は、数時間降り続いても雨量が1㎜に達しない強さの雨です。

トレンド

カテゴリーランキング

  1. TOP
  2. 日本語
  3. 意味の違い
  4. 「小雨」と「弱雨」の意味の違いと使い分け