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「面談」と「面会」の意味の違いと使い分け

「面談(めんだん)」と「面会(めんかい)」は、どちらも直接会うことを表す言葉です。「面談」は直接会って会話をすることを意味するのに対して「面会」は直接会うことのみを表す言葉です。したがって、取引先の相手に営業をするために会う約束をするのであれば「面談」を使うのが正しいです。

「面談」と「面会」の違い

面談(めんだん)
直接会って話をすること。
面会(めんかい)
直接会うこと。

「面談(めんだん)」の意味は、じかに会って話をすることです。 相手にアポととって直接会って話をするときに使います。 例えば「A社の社長と面談をする機会をもらった」などと使うことができます。 「面会(めんかい)」の意味は、相手を訪ねてじかに会うことです。 特定の人と改まった手続きを踏んで会うときに使います。 例えば「入院している友人に面会する」などと使うことができます。 「面談」と「面会」は、どちらも直接会うことを意味する言葉ですが、「面談」は直接会って話をすることを表すのに対して「面会」は直接会うことのみを表し、会話をするという意味は含まれません。 例えば、営業をするために取引先の相手に会う時間をもらうのであれば「面談」を使うのが正しいです。

「面談」の意味と使い方

「面談」は「めんだん」と読みます。 「面談」の意味は「直接会って話をすること」です。 「面」には「向き合う。顔を合わせる」という意味があります。 「談」は「かたる。はなす。はなしあい」という意味があります。 「面談」は、じかに会って話をすることを表します。 基本的に来客者など近親者以外の人と会って会話をする場合に使います。 なので、「久しぶりに両親と面談する」などの使い方は不自然です。 例えば、「保護者と教師が面談する」などと使います。

「面談」の例文

  • A社の取締役社長と面談をする。
  • 本日は取引先と面談をする予定があります。
  • お忙しい中恐縮ですが、一度ご面談いただきたくお願い申し上げます。

「面会」の意味と使い方

「面会」は「めんかい」と読みます。 「面会」の意味は「訪ねていってその人に会うこと」です。 また、訪ねてきた人と会うことをいいます。 「面」には「向き合う。顔を合わせる」という意味があります。 「会」には「あう。であう」という意味です。 「面会」は、人と直接会うことを表します。 特に、特定の人と改まった手続きを踏んで会うときに使います。 例えば「入院している父と面会する」などと使います。 この場合は、受付などで面会をする手続きをとらなければならないので正しい使い方です。 「離れて暮らす兄と面会する」など、特別な手続きをとらない場合などに使うことはできません。

「面会」の例文

  • 面会希望のお客様が待合室でお待ちです。
  • 養育費の支払いがあれば子供と面会する権利が得られる。
  • 拘置所にいる友人と面会したくご連絡いたしました。

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