「身に付ける」と「身に着ける」の違いをご存知でしょうか。「身に付ける」は「知識・学問・技術などを自分のものにすること」、「身に着ける」は「衣服などを身にまとう」「物を持つ」ということです。今回は「身に付ける」と「身に着ける」の違いをそれぞれの意味と使い方と合わせて紹介しますのでぜひ参考ににしてください。
「身につける」の意味は、
です。 「付ける」は、
という意味があります。 したがって「身に付ける」は、知識や技術など自分のなかに付け加えていくことを言い表す場合に使用されます。 「着ける」は、
洋服など衣類を着用したり、アクセサリーなど身体に密着させる場合に「身に着ける」を使用します。 ただし、新聞など公用文書では「身に着ける」で統一されています。 どちらか迷った場合には「身に着ける」を使用すれば問題ありません。
「身に付ける」は「知識・学問・技術などを自分のものにする」という意味です。 学習や、訓練を通して知識や教養、技術などを自分の身に備えるということを言い表す場合には「身に付ける」を使用します。 知識や技術を自分の中に付け加えていく・定着させるという意味なので「付ける」を使用すると覚えておきましょう。
例文
「身に着ける」の意味は「衣服などを身にまとう」「物を持つ」です。 衣服など身体にまとうものや、アクセサリーなど肌に触れるものをつけることを「身に着ける」と言い表わします。 また、「護身用でナイフを身に着ける」というように武器を帯びたり、ハンカチなど外出に必要なものを携帯することを言い表す場合にも「身に着ける」を使用します。
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