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「内税」と「外税」の意味の違いと使い分けを例文つきで解説

「内税(うちぜい)」の意味は、表示価格に消費税が含まれていることです。「外税(そとぜい)」の意味は、表示価格に消費税が含まれていないことです。例えば、100円の商品で、消費税を含んだ110円と表示してある場合は「内税」です。

「内税」と「外税」の違い

内税(うちぜい)
表示価格に消費税が含まれていること。
外税(そとぜい)
表示価格に消費税が含まれていないこと。

「内税(うちぜい)」と「外税(そとぜい)」は、どちらも商品価格の表示方法です。 「内税」は商品価格にあらかじめ消費税を含んだ表示方法です。 「総額表示」または「税込み」ともいいます。 「外税」は商品価格に消費税を含まない表示方法です。 「税抜」または「税別」ともいいます。 現在では、法律で商品価格に消費税を含んだ内税で表記することが義務付けられています。 ただし、事業所間の取引は対象外です。 事業所間でやりとりをする場合の「見積書」「契約書」などでは外税で表記することが可能です。

「内税」の意味と使い方

「内税」は、「うちぜい」と読みます。 「内税」の意味は、「表示価格に消費税が含まれていること」です。 日本では、商品を販売するときには、商品価格に消費税を合わせた金額を支払ってもらいます。 「内税」は、商品価格にあらかじめ消費税の金額を含めて表示する価格表示の方式です。 例えば、100円の商品を購入するときには、消費税を合わせて110円を支払います。 このときに販売する商品にあらかじめ「110円」と表記しておくのが「内税」です。 平成16年から商品価格に消費税を含んだ内税で表記することが義務付けられているため、現代では内税で価格が表記されています。 「内税」は、「総額表示(そうがくひょうじ)」「税込み(ぜいこみ)」などと言い換えることができます。

「外税」の意味と使い方

「外税」は「そとぜい」と読みます。 「外税」の意味は、「表示価格に消費税が含まれていないこと」です。 「外税」は、商品価格に消費税を含めない金額を表示する価格表示の方式です。 例えば、商品価格が100円の商品に消費税を合わせると108円になりますが、「100円」と表記するのが外税です。 「外税」は「税抜(ぜいぬき)」「税別(ぜいべつ)」と言い換えることができます。 上述したように、消費者が商品のサービスや役務を受ける場合は必ず内税で表記しなければならないという決まりがあります。 しかし、内税にすることで消費者に「商品価格が高い」という印象をあたえ、消費者の購買活動に 影響が出るため、令和3念3月までは特別処置として外税表示を認めているケースもありました。 その場合は必ず外税であることをわかりやすくしておく必要があり、

  • 100円(税抜き)
  • 100円(本体価格)
  • 100円(税別)
  • 100円+税

のような表示方法をしていました。 もしくは、店内のわかりやすい場所に「外税で表示しています」などの表示をしておくのであれば外税で表記することができます。 また、事業所勘の取引においても外税で表記することができます。 例えば、事業所間の取引における見積書や請求書、契約書などは外税で書くことが可能です。 しかし、経理処理をする場合に消費税の納付額を計算するため、消費税額はきちんと明記しておく必要があります。

まとめ

商品の価格表示について、商品価格に消費税を含めて表示する形式を「内税(うちぜい)」または「税込み(ぜいこみ)」といい、商品価格に消費税を含めずに表示する形式を「外税(そとぜい)」または「税込み(ぜいこみ)」といいます。平成16年までは「外税」が一般的でしたが、16 年からは法律によって「内税」で金額を表示することが義務付けられています。

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