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「お品書き」と「メニュー」の意味と使い方の違い

「お品書き(おしながき)」と「メニュー」は、どちらも品物の名を書き並べたものという意味で、飲食店などで使わている言葉です。「お品書き」は日本食を出しているお店で多く使われ、「メニュー」は洋食を出しているお店で使われることが多いです。

「お品書き」と「メニュー」の違い

お品書き(おしながき)
品物の名を書き並べたもの。和食のお店で使われる。
メニュー
「お品書き」の意味と同じ。洋食のお店で使われることが多い。 

「お品書き(おしながき)」と「メニュー」は、どちらも品物の名を書き並べたものという意味で、料理の名前や値段をお客様に知らせるもののことをいいます。 また、「献立」という意味で、出てくる料理の名前や順番を書き記していることもあります。 「お品書き」は「品書き」に接頭辞「お」をつけて上品にした言葉で、主に日本食を出す料理店で使われます。 「メニュー」は、英語「menue(メニュー)」が語源のカタカナ語で、主に洋食を出すお店で使われます。 「メニュー」は、品物の名を書き並べたものという意味以外にも、コンピューターで画面に表示される実行可能な機能の一覧という意味や、用意されている項目という意味でも使われます。 例えば「メニュー画面をクリックする」「運動メニューを考える」などと使うことができます。

「お品書き」の意味と使い方

「お品書き」は、「おしながき」と読みます。 「お品書き」の意味は、「品物の名を書き並べたもの」です。 「お品書き」は、「品書き」に接頭辞「お」をつけた言葉です。 接頭辞「お(ご)」の敬語の種類は文脈によって、尊敬語・謙譲語・丁寧語(美化語)のどれにでもなります。 この場合の接頭辞「お」は、「お天気」「お菓子」のように名詞につけることで物を上品にいう「美化語」です。 「お品書き」は、料理店で料理の名前や値段をお客様に知らせるために使われます。 また、「献立」という意味で使われることもあります。 「献立」という意味の場合、お客様にどの順番で何の料理が出てくるかを知らせます。 例えばうどん屋さんやお寿司屋さんのように、和食を提供するお店では「お品書き」と表記されていることが多いです。

「メニュー」の意味と使い方

「メニュー」の意味は、

  1. 料理品目を記した表。献立表
  2. コンピューターで画面に表示される実行可能な機能の一覧
  3. 用意されている項目。またその内容

です。 「メニュー」は、「menue(メニュー)」が語源のカタカナ語です。 「メニュー」の一つ目の意味は、「お品書き」と同義です。 主に、イタリアンのお店など洋食を出すお店で使われます。 二つ目のコンピューターで画面に表示される実行可能な機能の一覧という意味では、例えば「メニューからファイルを選択する」などと使います。 三つ目の用意されている項目。またその内容という意味では、例えば映像を区切って選択した場面の映像を見ることができる機能を「チャプターメニュー」といいます。

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