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「副業」の英語表現を徹底解説!「サイドビジネス」は和製英語?

「副業」の英語を解説していきます。「副業」を意味する英語表現は実はかなり多く存在し、それぞれニュアンスが違います。今回は「副業」の英語をすべて分かりやすく解説していきます。

「副業」の英語は「side job」

side job

「副業」の英語は「side job」です。 「side」は「わきの。横の」という意味の形容詞で、そこから転じて「副の。付帯的な」という意味を持ちます。 「job」は「仕事」です。 よって「side job」は「副業」です。

What is the best side job to boost my income?

収入を上げるために最高の副業は何か。

I edit videos as a side job.

副業として、動画編集しています。

side hustle / side gig

同じく「side」を使った、「副業」を意味する熟語には「side hustle」「side gig」があります。 「hustle」は「意欲をもって活動すること」という意味で、「gig」は「一時的な仕事」という意味です。 「side gig」は「短期的な副業」を指します。

These are 10 profitable side hustle ideas.

これらは10個の稼げる副業のアイデアです。

side business

「side」を使った「副業」の英語には「side business」もあります。 自分が雇われている身の場合は「business」というと大げさな感じがします。 会社員をやりながら、自営で副業をしている場合は「side business」が使えるでしょう。 日本語では「サイドビジネス」とよく使いますが、ネイティブはそこまで「side business」という言葉を使いません。 「side job」の方が圧倒的に頻繁に使用されます。 ジーニアス英和辞典では「side business」という言葉は使わないと書かれていますが、完全に使わないというわけではありません。 「side project」は日本語でもそのまま「サイドプロジェクト」といいますが、まだ収益化できていない副業です。 「プロジェクト」なので、「job」や「business」には至っていない状態です。 よって、「side project」は「副業」の英訳とはいえません。

sideline

「副業」の英語には「sideline」もあります。 もともと「sideline」は「(鉄道などの)副線」という意味で、そこから転じて「副業」を意味するようになりました。

on the side

「on the side」という表現で「副業で」という意味になります。 「make money on the side」ならば「副業でお金を稼ぐ」という意味になります。

「副業」の他の英語

second job

「副業」の英語には「second job」もあります。 「second job」は「2つ目の仕事」という意味です。 当たり前ですが、3つ目、4つ目の副業に対しては使うことができません。 「second job」は「side job」と同じだけ、よく使われる英語表現で、どちらを使っても間違いではありません。

moonlighting

「副業」の英語には「moonlighting」というおもしろい表現もあります。 「moonlighting」は「メインの仕事の雇い主に内緒で夜にやる副業」を意味し、使う場面は限定的です。 「moonlight」は「月光」という意味で、夜暗いなか月の光でのみ隠れて仕事する様子から生まれた言葉です。

I might lose my job if my boss finds out that I've been moonlighting.

自分が内緒で副業をやっているのを上司が知ったら、私は職を失うかもしれない。

by-job

「副業」の英語には「by-job」という表現もあります。 接頭辞「by-」は「副」という意味です。 「by-product」で「副産物」という意味になります。

「副業」の英語(だが注意が必要なもの)

extra work

「副業」を「extra work」とするのは誤りです。 「extra」は「余分」、「work」は「仕事」という意味です。 「extra work」は「余分に働くこと」を意味し、主に「残業」を指します。 「残業」は「overwork」ともいいます。 「extra work in other employment」と表現すれば、「他の仕事で余分に働くこと」という意味になり、間接的に「副業」を指す場合もあります。

secondary occupation

「secondary」は「2つ目の」、「occupation」は「職業」という意味なので、「second job」と同じく「secondary occupation」も「副業」の意味です。 ただし、「secondary occupation」は堅い語で、日常会話ではあまり使われません。 大企業などでの採用条件などで使われる文言で、「兼業」といった日本語がしっくりきます。

self-employed

「self-employed」は「自営業」という意味なので、「副業」という意味ではありません。 ただし、

She works for a large corporation, and is self-employed too.

彼女は大企業で働いているが、自営業者でもある。

などと表現すれば、自営で「副業」をしていることになります。

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