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「その心は」の意味と謎掛け・大喜利での使い方、類語、英語を例文つきで解説

「その心は」とは、なぞかけにおいて、相手の発言の真意や根拠を問いただす表現です。「○○とかけまして△△と解きます。その心は、どちらも▲▲でしょう」が、なぞかけのお決まりのフレーズです。日常生活ではあまり耳にする言葉ではありませんが、お笑い番組やツイッターの企画などで、なぞかけを大喜利でやる場合もあります。日常生活では「真意は?」などと言い換えて使用されます。

「その心は」の意味

「その心は」の意味は「なぞかけで、答えの成り立つ根拠」です。 「その」は、発言や行動を指します。 「心」は、人間の体の中にやどり意思や感情など精神活動のもとになるものです。 「その心」で、「なぞかけで答えの成り立つ根拠」を意味します。 「〜の心」という使い方で「物事にこもっている本質的なもの」をさします。 「その心は」で「本当の意味は」「真意は」という、行動や発言に対する真意を意味する言葉になります。

「その心は」の使い方と例文

なぞかけ

「その心は」は、なぞかけで答えの成り立つ根拠を表すフレーズとして使われます。 「なぞかけ」は関係のない言葉が結びつくことに面白さを感じる言葉遊びです。 「○○とかけまして△△と解きます。その心は、どちらも▲▲でしょう」というように、一見何の関係のない○○と△△の共通点として▲▲をあげてオチをつけます。 例えば、「睡眠不足とかけまして、計画と解きます。その心はどちらも時間をかけて(寝る・練る)ことが大切です」というように▲▲は、○○と△△に共通する同音異義語になることが多いです。 お笑い番組やツイッターの企画などで、なぞかけを大喜利でやる場合もありますよね。 結婚式や新年会・忘年会の余興でその場面にあったなぞかけをしてその場にいる人を盛り上げるということもあるでしょう。 なぞかけは、お笑い芸人のねずっちのように完全に一人でする人もいますが、2人など複数人ですることもできます。 二人以上でなぞかけをする場合は、出題者が「○○とかけまして△△と解きます。その心は」と言ったら一拍おきます。回答者は、○○と△△の共通点を見つけて▲▲▲と回答をします。

例文

  • 「手すりとかけまして、稲川淳二と解きます」「その心は」「そこには階段(怪談)があるでしょう」
  • 「携帯電話とかけまして、転勤と解きます」「その心は」「どちらも圏外(県外)は避けたい」

日常会話

日常生活では、なぞかけのように、自ら「その心は...」と言うよりは、相手の発言に対して「その心は?」と尋ねて真意を探るときに使用されることが多いです。 ただ、誰かの発言に対して「その心は?」と問うのは相手にオチをつけさせて笑いをとるためであることがほとんどです。 そのため、何もないのに「その心は?」と問われても面白いことなんて言えないし困る...という人も多いです。日常生活で使うときは注意しましょう。

「その心は」の類語

「その心は」の類語はありません。 日常会話では「その真意は?」「本当のところは?」「本当の意味は?」などで言い換えることも可能です。なぞかけをするわけでなければ、言い換えて使用されることがほとんどです。

「その心は」の英語

「その心は」の英語は、

  • What do you mean by that?
  • What does that mean?
  • Means?

などがあります。 「What do you mean by that?」は相手の言った意味が分からない時に使える大変便利な表現です。 直訳すると「それによって、あなたが意味することは何ですか」です。 相手が言い終えた後すぐに続けて「Means?」とすることも可能です。「つまり?」のようなニュアンスです。

まとめ

いかがでしたか? 「その心は」について理解を深めていただけたでしょうか。 「その心は」といえば、やはり「なぞかけ」ですよね。 なぞかけは、言葉遊びとして盛り上がるものなので余興などで盛り上げることができるように、○○とかけまして△△と解きます。その心は、どちらも▲▲でしょう」の形でしっかり覚えておきましょう。

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