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「早急(そうきゅう)」と「早急(さっきゅう)」の違いと使い分け

「早急」という言葉には「そうきゅう」と「さっきゅう」の2つの読み方がありますが、違いをご存知でしょうか。今回は「早急(そうきゅう)」と「早急(さっきゅう)」の意味と使い方の違いを紹介します。

「早急(そうきゅう)」と「早急(さっきゅう)」の違い

早急(そうきゅう)
慣用読みの発音
早急(さっきゅう)
音読みの正しい発音

「早急(そうきゅう)」と「早急(さっきゅう)」に意味の違いはありません。 「早急(そうきゅう)」と「早急(さっきゅう)」は発音の違いです。 「早急(そうきゅう)」の「ソウ」は、慣用読みです。 慣用読みとは、誤読する人が多いために一般に通用されるようになった読み方のことをいいます。 「早急(そうきゅう)」の本来の読み方が「早急(さっきゅう)」です。 「早」は音読みで「サツ」と読みます。 正しい読み方は「早急(さっきゅう)」ですが、現代では「早急(そうきゅう)」と読む人のほうが多く、「早急(そうきゅう)」と読んでも問題ありません。

「早急(そうきゅう)」の意味と使い方

「早急」の読み方は「そうきゅう」です。 「早」は音読みで「ソウ」、「急」は音読みで「キュウ」と読みます。 「そうきゅう」は、慣用音または慣用読みといわれる読み方です。 「早急」の意味は「大変急なこと」です。 非常に急ぐことを言い表します。 「早」には「すぐ。すみやか。速度が早い」という意味があります。 「急」には「いそぐ。せく」という意味があります。 「早急」は、意味を強調するために同じ意味のある言葉を重ねています。 「急いで」のよりかしこまった表現として、ビジネスシーンなどで多く使用される言葉です。 「早急に○○をする」「早急な○○」という使い方をします。 例えば「早急に対応する」で「非常に早く対応する」という意味になります。

「早急」の例文

  • お客様からのクレームには早急に対応する必要がある。
  • 早急に対処してもらえたお陰で、大惨事に至らず助かった。
  • 早急にご対応いただき誠にありがとうございました。
  • お忙しい中早急なご返信ありがとうございます。

「早急(さっきゅう)」の意味と使い方

「早急」は「さっきゅう」とも読みます。 「早」はもともと「サツ」と読む漢字で、「さっきゅう」が正しい読み方です。 「さっきゅう」と読んでも意味や使い方は「そうきゅう」と同じです。 現代では「そうきゅう」と読む人のほうが多いですが、「さっきゅう」が本来の読み方であり、アナウンサーなどは「さっきゅう」と読みます。

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