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「stay gold」の意味と使い方の正しい解釈

「stay gold」の意味と使い方の正しい解釈

「stay gold」は「輝き続けろ」という意味で和訳されることが多く、実際ネイティブでもこの意味合いで使う人がいますが、本来はその意味ではありませんでした。 「stay gold」がはじめて使われた詩やそれを引用している映画や楽曲での使われ方をみると違うニュアンスをもったフレーズであることがわかります。むしろ「輝き続けろ」とは逆の意味とも取れます。 今回はそんな分かりづらい「stay gold」の正しい意味と使い方について解説したいと思います。

「stay gold」の一般的な意味

「Stay gold.」は命令文で一般的には「いつまでも輝け」「輝き続けろ」という意味で使われます。 動詞「stay」は「stay in...」「stay at...」の形で「...に滞在する」という意味で使うのが基本ですが、 stay+形容詞(...) の形で「...のままでいる、のままである」という意味になります。 例えば、スティーブ・ジョブズ氏の有名な言葉である「Stay hungry. Stay foolish.」も「貪欲であれ。馬鹿であれ」という意味です。この「stay」は「stay gold」と同じ用法になります。 「gold」は、名詞で「金(きん)」という意味です。「stay gold」では「gold」は形容詞として使われていて、「金のような色の」という意味です。 よって、「stay gold」は直訳すると「金のような色であり続けろ」ということになります。 「gold」=「お金」「成功」「美しさ」「他者よりも優れている」などのワードが連想されますよね。 したがって、「輝き続けろ」という意味で使われています。 上記で解説した通り、「stay gold」には確かに「輝き続けろ」「成功者であり続けろ」「美しくあり続けろ」というニュアンスがあり、その意味で使うネイティブも実際に存在します。 しかし、「stay gold」という言葉を初めて使用した詩やそれを引用している映画や楽曲では、全然違う意味で使っていることがわかります。。なので、本来の正しい意味はこれではないことになります。

「stay gold」の本来の解釈

ロバート・フロストの「Nothing gold can stay.」

「stay」と「gold」という単語がはじめて一緒に使われたのはロバート・フロストという詩人の「Nothing gold can stay.」という詩になります。 下記が実際の詩になります。

Nature’s first green is gold, Her hardest hue to hold. Her early leaf’s a flower; But only so an hour. Then leaf subsides to leaf. So Eden sank to grief, So dawn goes down to day. Nothing gold can stay. 自然の最初の色は黄金。 大いなる母の最も強い色合い。 自然の最初の葉は花。 しかし一時間で枯れていく。 葉は葉に沈みゆく。 そしてエデンは悲しみにくれ、 夜明けは今日になる。 黄金のままではいられない。

この詩からわかるように、「gold」は「黄金」ではあるのですが、この「黄金」をどのように解釈するかが問題です。 最初一文でも「first green」が「gold」である、と定義付けています。 よって、「若さ」「子供」「純粋」「無垢」「初々しさ」=「gold」と解釈することができます。 「自分自身に素直でいる童心」こそが「gold」である、とこの詩では言っています。 「Nothing gold can stay.」は「若さは続かない」「無垢のままではいられない」という意味で、つまり「すべてのものが老いていく」「時間は刻一刻と流れていってしまう」と解釈することができます。日本語の「諸行無常」に近いです。 「Stay gold.」の「gold」を分かりやすい単語に言い換えると、 ・ true(素直、正直) ・innocent(無垢) ・uncorrupted(純粋) ・unblemished(汚れのない) などになります。 冒頭で説明した「gold」=「お金」「成功」などとは真逆のニュアンスが本来の「stay gold」であることがおわかりいただけたかと思います。

映画『アウトサイダー』のセリフ「Stay gold.」

「Stay gold.」という言葉が一般に広く知られたのは「アウトサイダー」という映画の中のセリフで使用されたことがキッカケでした。この映画の「Stay gold.」も上記で説明したロバート・フロストの「Nothing gold can stay.」から引用されています。 ちなみにこの映画では若かれし日のトム・クルーズ氏も出演しています。当時はまだ無名でした。 この映画は「青春映画」であり、若い男子が登場します。この時点で「stay gold」の「gold」が「青春」と関連付けられていることが想定できます。ラストシーンで1人の男の子が死ぬときに、もう1人の男子に「Stay gold.」といいます。 この「stay gold.」も「若いままでいろ」「青春をいつまでも忘れるな」という意味になります。

この映画では、スティービー・ワンダーの「Stay gold.」という楽曲がテーマソングとして使われいます。 この「stay gold.」という曲にも「young(若い)」「carefree(のんきな)」「age(年をとる)」などの言葉が使われています。 このことからも「stay gold.」が「子供心を忘れるな」というニュアンスであることがわかります。

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