「way to go」の意味と使い方を解説していきます。「way to go」はネイティブが日常会話で使うフレーズです。「way to go」は1つではなく複数の使い方がありますので、1つずつ解説していきます。「way to go」以外にも、「way」と「go」の組み合わせた表現が存在していますので、紹介したいと思います。
※音声付き例文がありますので、発音の確認にご活用ください。なお、音声はアメリカ英語になっております。
「Way to go!」は「よくやった!」という意味になります。相手が何か素晴らしいことをしたときに、褒めたり、一緒に喜んだりするときに使います。「That's the way to go!」を省略して「Way to go!」となります。 元々はスポーツで良いプレーした選手に対して使う言葉でしたが、1960年代からスポーツ以外のあらゆる場面で使われるようになりました。 「Way to go!」は、失敗した相手に対して「皮肉」として使うこともあります。 「やってくれたね」「やっちまったね」というニュアンスです 「よくやった」という意味の「Way to go!」への返事は「Thank you.」などとお礼を言えばOKです。 皮肉の「Way to go!」に対しては、「Shut up.(うるせえ)」「Come on.(おい)」「Fuck you.(うっせ)」などと返事することができます。どれも強意的なフレーズなので、正式な場面やビジネスシーンでは言わない方がよいでしょう。「Thank you」と、皮肉に対して皮肉で返すこともできます。 類似表現は
などがあります。 例文を見てみましょう。
I heard you guys won the contest. Way to go! I'm proud of you!
お前たちコンテストで優勝したんだってね!よくやった!お前たちはおれの誇りだ!
Way to go, Steve! Your future will be bright!
スティーブ、おめでとう。あなたの未来は明るいね
You failed to pass the class?? Way to go!
落第したって?おめでとう
「a long way to go」と表現すると、「まだまだやることがたくさんある」「これからまだ先は長い」という意味になります。 物理的に距離があるときも使えますし、距離ではなく業務があるというときも使えます。どちらにせよ、「時間と努力がまだ必要だ」、という意味合いには変わりありません。 「目標達成するために、対応しなくてはいけないことが依然たくさんあり、大変だ」というニュアンスで使います。 「still have a long way to go before/until.....」というフレーズで「...までまだたくさんやることある」という意味で使います。 「have a long way to go with...」で「...はまだまだ」という意味になります。 アメリカ英語の口語では「a ways to go」ということもあります。 冠詞「a」と複数形「s」を一緒に使うのは正式には不適切な文法ですが、アメリカの口語では使います。 「たくさんやることある」を表現するために、複数形にしています。
I am comfident in English but I have a long way to go with Chinese.
英語には自信がありますが、中国語はまだまだです。
We still have a long way to go before we are ready to compete with the competitors.
競合と争う準備ができるまでには、まだまだ時間がかかる。
Here's another task for you. You've got a ways to go!
これ次の仕事ね。まだまだやることあるぞー!
方法や手段が最善の選択であるときに使うのが「the way to go」といいます。 必ず「the」が付きます。 強調するときは「the only way to go」や「the best way to go」などと言います。 「__ should be the way to go」で「__がベストの選択に違いない」となります。
I think you should move to Tokyo. It's the only way to go!
あなたは東京に引っ越すべきだと思うよ。それがベストな選択肢だ。
Going abroad after you graduate from high school is the only way to go.
高校卒業した後は留学するのが一番いいよ。
「the only way to go」は直訳のまま「唯一行く方向」という意味で使う場合もあります。 この意味で「the only way to go」を使った有名なフレーズがあります。
When you hit the rock bottom, the only way to go is up.
どん底まで落ちたら、あとは上がるだけ。
「the way to go to」は直訳的に「___への行き方、道順」という意味もあります。 「way」には色々な意味がありますが、最も基本的な意味は「道、方向」です。 「to」は不定詞になります。
Can you tell me the way to go to the hospital?
病院までの行き方教えてください。
「the way to go」は、口語では「how to go to」や「how to get to」と言うことが多いです。
I don't know how to get to Meguro Station.
目黒駅へどう行けばよいのか分かりません。
「way to go」ではないですが、「way」と「go」を使ったフレーズに「go out of your way to__ 」があります。 「go out of one's way to 動詞」で「__するために努力する、尽力する」という意味になります。 「go out of one's way」は直訳すると「自分のやり方を出て」という意味なので、「努力して、苦しい思いをして」というニュアンスを含みます。
She went out of her way to take her company public.
彼女は会社を上場させるために尽力した。
John went out of his way to make her feel welcome.
彼女を歓迎するためにジョンは努力してくれた。
「go all the way to__ 」で「わざわざ___まで行く」という意味になります。 「go all the way back to__ 」で「はるか__まで戻る」という意味になります。 「go all the way」は、
という意味もあります。 「go all the way and ...」で「徹底的に...する」という意味になります。 例文です。
I went all the way back to Osaka to see my dad.
父に会うためにはるばる大阪まで戻った。
He will go all the way and finish it.
彼は徹底的にやって、それを終わらせるだとう。
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