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「ご留意」と「ご注意」の意味の違いと使い分け

「ご留意」と「ご注意」は、どちらも何かに気を付けてほしいと伝える言葉です。「ご留意」の意味は、ある物事を心に留めて常に気をつけることです。「ご注意」の意味は、気持ちを集中させること、悪い事態にならないように用心すること。です。例えば「飛び出しに気をつけてほしい」など、瞬間的なことであれば「ご注意」を使います。

「ご留意」と「ご注意」の意味と使い方

ご留意(ごりゅうい)
抽象的なことを長期的に気をつけること。心に留めておくこと。
ご注意(ごちゅうい)
具体的なことを瞬間的に気をつけること。警戒・用心すること。

「ご留意(ごりゅうい)」と「ご注意(ごちゅうい)」のどちらも、何かに気を付けることという意味がありますが、ニュアンスに違いがあります。 「ご留意」は「留意」に尊敬を表す接頭辞「ご」をつけています。 「留意」の意味は、ある物事を心に留めて常に気をつけることです。 例えば「壊れやすいのでご留意願います」などとつかいます。 「ご注意」は、「注意」に尊敬を表す接頭辞「ご」をつけています。 「注意」の意味は、気持ちを集中させること、悪い事態にならないように用心することです。 例えば、「落下にご注意ください」などと使います。 「注意」はあることに神経を集中させること、「留意」は心にとどめておくことに、それぞれ重点をおいて気をつけることを指します。 よって、「踏切り注意」など瞬間的または具体的なことには「注意」が使われ、「健康に留意する」など抽象的である程度時間が継続する場合には「留意」が用いられる傾向にあります。 例えば、「扉が閉まります。ご注意ください」ということはあっても、「扉が閉まります。ご留意ください」とはいいません。

「ご留意」の意味と使い方

「ご留意」は、「ごりゅうい」と読みます。 「ご留意」の意味は、「ある物事に意を留めること」です。 「留」には「とめる。とどめる」という意味があります。 「意」には「こころ。きもち。思い。考え」という意味があります。 「ご留意」は「留意」に尊敬を表す接頭辞「ご」をつけています。

接頭辞「ご(お)」敬語の種類は文脈によって尊敬語・謙譲語・丁寧語のどれにもなります。

  • 相手の動作を高めて敬意を示すためにつける接頭辞「ご」は、尊敬語
  • 自分の動作をへりくだって相手に敬意を示すためにつける接頭辞「ご」は、謙譲語
  • 言葉をただ丁寧にいうだけにつける接頭辞「ご」は、丁寧語

「ご留意」についている接頭辞「ご」は、相手が留意することに対してつけているので尊敬語になります。 「留意」は、気をつける対象の物事が抽象的な場合や、今すぐ問題が生じるのではなく念のためにある程度継続して気にかけてほしいとお願いをするときに使います。 例えば「健康にご留意ください」などと使います。 これは、体調を崩さないように気にしながら生活をするべきだという意味です。 「留意」は少々固い言葉なので、日常生活では「気に留めておく」などと言い換えられることが多いです。

「ご留意」の例文

  • 今度のレセプションパーティーでは上層部や関係者が大勢参加するので、スピーチするにあたり服装に留意くださいますようお願いします。
  • 今後の業務遂行の環境にご留意いただければと存じます。
  • まだ暫定であるということをご留意いただければ幸いです。
  • 夏季休業など、定休日以外にもお休みをいただくことがあるのでご留意くださいませ。
  • なお、価格は変更になる可能性があるのでご留意願います。

正しい敬語?「ご留意」の意味とビジネスでの使い方!類語・言い換えも紹介

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「ご注意」の意味と使い方

「ご注意」は、「ごちゅうい」と読みます。 「ご注意」の意味は、「ある物事に気を付けること、警戒・用心すること」です。 「注」には「一点にむける。あつめる」という意味があります。 「意」には「こころ。きもち。思い。考え」という意味があります。 「ご注意」は、「注意」に尊敬を表す接頭辞「ご」をつけています。 「ご注意」は、対象となる物事に対して神経を集中させてほしいと願いをするときに使います。 例えば「ミスのないようご注意願います」などと使います。 また、危険などに合わないように警戒する・用心するという意味で、瞬間的なことや具体的なことに対しても使うことができます。 例えば「自転車の飛び出しにご注意ください」などと使います。

「ご注意」の例文

  • 市場調査を行うにあたり、以下の点にご注意をお願いします。。
  • 雪道が続くので足元にご注意ください。
  • このあたりは事故が多いで、ご注意くださいませ。
  • 荷物の取り違えにご注意くださいますようお願いいたします。
  • 壊れやすい商品ですので取り扱いには何卒ご注意いただければ幸いです。

まとめ

「ご留意(ごりゅうい)」と「ご注意(ごちゅうい)」は、聞き間違いも多く使い分けも難しい言葉です。 「ご留意」が「心に留めて継続的に気をつける」という意味で使われるのに対し、「ご注意」は「瞬間的に注意を向けて気をつける」という意味で使われます。

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