1. TOP
  2. 日本語
  3. 意味の違い
  4. 「使用」と「利用」の意味の違いと使い分けを例文つきで解説

「使用」と「利用」の意味の違いと使い分けを例文つきで解説

「使用(しよう)」の意味は、物や人を使うことです。例えば「ボールペンを使用する」などと使います。「利用(りよう)」の意味は、役に立つように使うことです。例えば「古紙を利用して作品を作る」などと使います。「使用」は、用途に応じて単に物や人などを使用することを表すのに対して「利用」は、そのものの利点を生かして役に立つように使うことを表します。

「使用」と「利用」の違い

使用(しよう)
物や人を使うこと
利用(りよう)
役に立つように物や人を使うこと

「使用(しよう)」と「利用(りよう)」は、どちらも使うことを意味します。 「使用」は、具体的な用途に応じて人や物、場所などを使うことを広く表します。 例えば「体育館を使用する」「公衆電話を使用する」などと使います。 「利用」は、そのものの持つ利点を積極的に活かして使うことを表します。 例えば「火力を利用して発電をする」「日帰りができるように飛行機を利用する」などと使います。 また、本来そのためにあるわけではないものを上手く使って何かに役立たせることを表す場合もあります。 例えば「空き瓶を花瓶に利用する」「空き箱を利用して椅子を作る」などと使います。 上記のように「利用」の方が「使用」よりも意味が限定的です。 例えば、単にスマホを使うだけなら「スマホを使用する」と表現します。 一方、インターネット接続などの利点を活かして使うを強調したいときは「スマホを利用する」と表現します。 また、使う対象が人の場合、「使用する」は単に仕事をさせることを意味し、「利用する」は自分にとって都合の良いようにその人を使うというネガティブな意味になります。

「生かす」と「活かす」の違いと使い分け

WURK

「使用」の意味と使い方

「使用」は「しよう」と読みます。 「使用」の意味は「物や人を使うこと」です。 「使」には「つかう。用いる」という意味があります。 「用」には「もちいる。つかう。役立てる」という意味があります。 「使用」は、具体的な用途に応じて人や物、場所などを使うことを表します。 例えば「体育館を使用する」などと使います。

「使用」の例文

  • 武器を使用して攻撃するのは卑怯だ。
  • 記入には鉛筆ではなくボールペンを使用してください。
  • このフライパンは魚を焼くときに使用するのに向いています。

「利用」の意味と使い方

「利用」は「りよう」と読みます。 「利用」の意味は「役に立つように使うこと」です。 「利」には「よい。役に立つ。つごうがよい」という意味があります。 「用」には「もちいる。つかう。役立てる」という意味があります。 「利用」は、そのものの持つ利点を積極的に生かして使うことを表します。 例えば「火力を利用して発電をする」などと使います。 また、本来そのためにあるわけではないものを上手く使って何かに役立たせることを表します。 例えば「空き缶を利用して貯金箱を作る」などと使います。

「利用」の例文

  • 使い終わった割り箸を利用して何か作れないか考えているところだ。
  • このプールの利用者は年間1万人を超える。
  • 友達を利用して恋人と復縁をした。

まとめ

「使用(しよう)」は、物や人を使うことです。「利用(りよう)」は、役に立つように物や人を使うことです。 例えば、鉛筆を使って記入するという場合は「使用」を使います。

トレンド

カテゴリーランキング

  1. TOP
  2. 日本語
  3. 意味の違い
  4. 「使用」と「利用」の意味の違いと使い分けを例文つきで解説