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「出展」と「出典」の意味の違いと使い分け

「出展」は、展覧会・展示会に出品することという意味です。品物を販売する目的である場合は「出店」を使います。「出典」は引用文などの出所という意味です。「典拠」ともいいます。

「出展」と「出典」の違い

出展(しゅってん)
展覧会・展示会に出品すること。
出典(しゅってん)
引用文などの出所。

「出展」と「出典」は、どちらも「しゅってん」と読む同音異義語です。 「出展」の意味は、展示会や展覧会などに作品や製品を出すことです。 例えば「作品を出展する」「出展企業が揃う」などと使います。 「出典」の意味は、故事・引用文などの出所である書物や資料です。 例えば「出典を明らかにする」「出典『雑誌名』1990年発行」などと使います。

「出展」の意味と使い方

「出展」は「しゅってん」と読みます。 「出展」の意味は「展示会・展覧会などに出品すること」です。 「出」には、「でる。外に出る。外へだす」という意味があります。 「展」には、「ならべる。ひろげる。つらねる」という意味があります。 「出展」は、展示会や展覧会などに作品や製品を出すことをいいます。 例えば、「その作品は去年展覧会に出展されたものだ」などと使います。 展示会や展覧会とは、品物や作品などを陳列して一般の人に公開する会のことをいいます。 公開する目的ではなく、品物の販売を目的とする場合は「出店(しゅってん)」になります。

「出展」の例文

  • 最近は絵画展に出展するための作品を書いています。
  • 現在、11月に開催予定の展覧会の出展者を募集しています。
  • 出展企業が各ブースで新製品の紹介をしている。

「出典」の意味と使い方

「出典」は「しゅってん」と読みます。 「出典」の意味は、「故事・成句・引用文などの出所」です。 また、それの載っている書物のことをいいます。 「出」には、「産まれ。出」という意味があります。 「典」には、「ふみ。書物」という意味があります。 「出典」は、故事・引用語などの出所である書物や資料という意味で使われます。 例えば、何かの書物に書いてある文章を引用した場合に「出典○○」と書きます。 論文などで書籍から得た情報を記載する場合、誰が書いたどの本かを「出典」として記す必要があります。 自分の書いたものときちんと区別することで、著作権法違反を防ぐためです。 さらに情報を得た出どころを「出典」として記載することで、信ぴょう性が増すことができます。 「出典」の書き方は、何が出典かによって異なります。 それぞれの出典の書き方は、下記の記事を参考にしてください。

「出典」とは?意味と使い方、類語「引用・出所」との違い、英語を解説

WURK

「出典」の例文

  • 出典を明らかにする。
  • 語源は古語とされていますが、出典は明らかになっていません。
  • 出典として下記の資料を用いています。

まとめ

「出展」と「出典」は、どちらも「しゅってん」と読む同音異義語です。 「出展」の意味は、展覧会・展示会に出品することです。 「出典」の意味は、故事・引用語などの出所である書物や資料です。 例えば「作品をしゅってんする」であれば、「出展」を使います。

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