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「字幕」の英語表現2選を例文つきで解説!

「字幕」の英語は「subtitle」といいます。「Japanese subtitles」で「日本語字幕」の意味です。「耳が不自由な人のための字幕」は英語で「caption」といいます。

「字幕」の英語①「subtitle」

「字幕」を意味する英語は「subtitle」です。 「日本語字幕」は「Japanese subtitles」です。「subtitles in Japanese」とはあまりいいません。 「subtitle」の品詞は名詞または動詞です。 動詞の場合「〜に字幕を付ける」という他動詞になります。 「...に字幕を付ける」は「add subtitles to...」「give ... subtitles」とすることもできます。 「subtitle」は「sub」と略すこともあります。 外国語のネット動画に無料で字幕を付ける人のことを「subber」といいます。 「subtitle」の形容詞には「subtitular(字幕付きの)」という単語がありますが、あまり使用されません。 「subtitle」は本・書籍に対して使うと「副題」という意味になります。 日本語でも「サブタイトル」といいますよね。 「映画の副題」を英語でいう場合は「alternative title」を使います。

I watch American movies with English subtitles to study English.

英語学習のために、アメリカ英語を英語字幕で見る。

I wish this video had English subtitles!

この動画、英語字幕あればいいのに!

「動画」は英語で?動画を撮る、動画にハマる、動画を配信するなどの表現も紹介

WURK

Ms Natsuko Toda is the most famous subtitle translator in Japan.

戸田奈津子さんは日本で最も有名な字幕翻訳家だ。

American people tend to avoid subbed movies.

アメリカ人は字幕映画を避ける傾向にある。

Part of this video hasn't been subtitled! So frustrating!

この動画の一部に字幕がない!超イライラする!

The MV was fan-subbed, so it does not make sense sometimes.

ミュージックビデオはファンによって字幕が付けられたので、たまに意味が不明だ。

アメリカ人がよく使う「make sense」の2つの意味!返事としての使い方も解説

WURK

「字幕」の英語②「caption」

「字幕」を意味する英語にはもう一つ「caption」があります。 「caption」はもともと「説明文」という意味です。 日本語でもインスタグラムなどで「キャプション」とそのまま使われることがありますよね。 映画用語の「caption」は、耳が不自由な人のために制作された「字幕」を指します。 よって、「caption」には、「subtitle」と違い、セリフ以外の描写も書かれます。 例えば「一同笑い(laughter)」「息切れ(panting)」などです。 英語学習者にとっても、「caption」は英単語を学ぶよいツールです。 ネットフリックスなどで字幕を選択するときに「英語[CC]」をよく見かけると思います。 この「CC」とは「closed captioning」の略です。 「closed」は「open」の対義語で、「選択しなければ表示されない」という意味で、特に深い意味はありません。

「字幕」の関連英語

「吹替」の英語は?

「吹き替え」の英語は「dubbing」です。 「dub」は「〜に吹き替えを付ける」という意味の動詞です。 「dubbed」で「吹き替えされた」という意味です。

Bad dubbing kills a good movie.

吹き替えがおかしいと萎える。

「字幕スーパー」の「スーパー」って何?

最近の若者はあまり聞き馴染みがないかと思いますが「字幕スーパー」という言葉があります。 「字幕スーパー」とは、テレビや映画で字幕の出る場所、または字幕そのものを指します。 この「スーパー」は「superimpose」を略したのが由来です。 「superimpose」とは「重ね合わせる」の意です。 映画がフィルムだった時代は、一本のフィルムで映画と字幕を映すために、映画フィルムの上に字幕を重ねて焼き付けていました。 このことから、「字幕スーパー」という言葉が生まれました。 現代ではデジタル技術が発達しており、字幕を付けるために「superimpose」する必要はありませんので、この言葉を使う機会はめっきり減りました。

「テロップ」も英語?

テロップ(telop)は、「テレビジョン・オペーク・プロジェクター(TELevision Opaque Projector)」の略語で、元はテレビ映像で文字を入れるために使われていた機械の名前です。 アメリカ企業により商標登録されています。 「テロップ」は日本では今でも使用されますが、英語圏では全くといっていいほど使用されない言葉です。 米英では「テロップ」つまり「テレビの字幕」も、「subtitle」または「caption」といいます。

scrolling ticker

米英のニュース番組を観ていると、よくテレビの下の端にニュース情報が流れていいます。 日本の番組でも、たまにその番組のハッシュタグを付けて投稿されたツイッターなどが流れたりしますよね。 これは「subtitles」とはいわず、「news ticker」または「scrolling ticker」といいます。 「ticker」とは、証券取引所や商品取引所で用いられた株価や物価を印字する装置を指します。

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