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「足元」「足下」「足許」「脚元」の意味の違いと使い分け

「足元(あしもと)」は「立っている場所の付近」、「足下(あしもと)」は「立っている足の下」、「足許(あしもと)」は「立っている足のあたり」、「脚元(あしもと)」は「足首から股関節の下のあたり」です。それぞれ表す範囲が異なりますが、新聞などでは「足元」で統一されていることが多いです。

「足元」「足下」「足許」「脚元」の違い

足元(あしもと)
立っている場所の付近
足下(あしもと)
立っている足の下
足許(あしもと)
立っている足のあたり
脚元(あしもと)
足首から股関節の下のあたり

「足元(あしもと)」は、立っている場所から一歩二歩進む程度の範囲です。 例えば、「足元が見えない」「足元に注意する」などと使います。 「足下(あしもと)」は、立っている足の真下です。 「足元」よりも表す範囲が狭いです。 例えば「足下が濡れている」「足下は海だ」などと使います。 「足許(あしもと)」は、立っている場所のあたりです。 立っているところから3歩4歩進む程度の範囲で、「足元」よりも表す範囲が広いです。 例えば「足許が悪い」「足許の方から音がする」などと使います。 ただし、「足許」は「許(もと)」が表外読み(表外音訓)です。 表外読みとは、常用漢字表にない読み方のことをいいます。 よって、新聞や公的文章では使用されません。 新聞などでは「足元」が使用されます。 「脚元(あしもと)」は、足首から股関節の下あたりです。 例えば「脚元が冷える」などと使います。 また、「脚」には「足のように下にあって、支えとなるもの」という意味があり、「棚の脚元を支える」など物に対しても使用することができます。

「足元」の意味と使い方

「足元」は「あしもと」と読みます。 「足元」の意味は「立っている場所の付近」です。 「足」には「あし。人間や動物のあし」という意味があります。 「元」には「もと。はじめ。はじまり」という意味があります。 「足元」は一歩二歩進む程度の範囲を表します。 例えば、段差があるような場面で「足元にご注意ください」のように使います。 また、

  • 足元にも及ばない
  • 足元を固める
  • 足元を見る
  • 足元を脅かす

など慣用句としても使用されます。

「足元」の例文

  • 雨の影響で足元が滑りやすくなっているので、お気をつけください。
  • 足元の明るいうちに帰ってしまった方が身のためだ。
  • 借金を抱え人生のどん底に落ちたが、宝くじが当たって足元が軽くなる。

「足下」の意味と使い方

「足下」は「あしもと」と読みます。 「足下」の意味は「立っている(歩いている)足の下」です。 「足」には「あし。人間や動物のあし」という意味があります。 「下」には「した、しも。うしろ」という意味があります。 「足下」は、足の真下を指して使用されます。 例えば、立っている場所が不安定である場合、「足下が不安定」と表すことができます。 「足元」に言い換えることができますが、「足元」よりも狭い範囲を表す場合は「足下」のほうが適しています。 「足下」は「そっか」と読むこともできます。 「足下(そっか)」の意味は、

  1. 足の下。足もと
  2. 相手のあしもと。あなたの側
  3. 同等の立場、またはそれ以下の相手に用いる敬称

です。

「足下」の例文

  • 気分が悪くなり、足下がふらついてきたので助けを求める。
  • 昨日台風が上陸したので、足下がぬかるんでいた。
  • 暗くて何も見えないので、ロウソクで足下を照らす。

「足元」と「足下」の意味の違いと使い分け

WURK

「足元を見る」の意味と使い方、類語、慣用句「足下を見る」との違いを例文つきで解説

WURK

「足許」の意味と使い方

「足許」は「あしもと」と読みます。 「足許」の意味は「立っている足のあたり」です。 「足」には「あし。人間や動物のあし」という意味があります。 「許」には「あたり・下の部分」という意味があります。 「足許」は立っているところから3歩4歩進んだ距離を表します。 例えば「足許がぬかるんでいる」などと使います。 「足許」の「許(もと)」表外読み(常用漢字表にない読み方)です。 新聞や公的文章では「足元」に言い換えられます。

「足許」の例文

  • 雨で濡れているので足許に注意してください。
  • 足許に黒い影があるのを発見し恐怖心に襲われた。
  • 子供が遊ぶには足許が平坦な場所が一番良い。

「脚元」の意味と使い方

「脚元」は「あしもと」と読みます。 「脚元」の意味は「脚部の下あたり」です。 「足元」「足元」の「足」は、足首からつま先までを指します。 「脚元」の「脚」は、足首から股関節までを指します。 「脚元」は、脚の下のあたりを表すときに使用されます。 例えば、「脚元が冷える」という使い方をします。 馬など人間以外の脚の下あたりを指して「脚元の状態を見る」などと使うこともできます。 また、「脚」には「足のように下にあって、支えとなるもの」という意味があります。 例えば、棚などのあしの部分などを指して「脚元を支える」という使い方をすることもできます。

「脚元」の例文

  • 彼女は冬になると必ず脚元にブランケットをかける。
  • 子犬は脚元をよじ登って膝の上にきた。
  • 脚元を強化する。

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