「figure out」の意味と使い方を解説していきます。「figure」単体ではたくさんの意味があり、「figure out」も少し分かりづらいと思いますが、ニュアンスを丁寧に解説していきます。また意味の似ている「understand」や「find out」との違いも説明します。
*音声付き例文がありますので、発音の確認にご活用ください。なお、音声はアメリカ英語になっております。
「figure out」には大別して2つの意味がありますので、1つずつ解説していきます。
「figure out」の1つ目の意味は「考えて答えを見つける」になります。 「考えて」や「状況を理解して」というプロセスに重きが置かれたニュアンスがあることが「fugure out」の大切なところなので、覚えておきましょう。和訳においては簡潔に「理解する」「分かる」などとすることもあります。
の形で使うことが多いです。 目的語には、人、物、事など何でも置くことが可能です。 辞書によっては、「figure out if...」で「...かどうか判断する」という意味で紹介されていますが、ネイティブは基本的にこのような使い方はしません。この意味ならば「make sure if」を使います。 「Figure it out!」というフレーズがよく使われます。「自分で考えて答えを見つけろよ」という意味になります。やり方や方法を質問してきた人への返事として使われます。少し不親切で冷たい響きがあるので、使う際は注意してください。 例文です。
"I don't know how to find the meaning of life?" - "Figure it out!"
「生きる意味の見つけ方が分かりません」-「自分で考えて見つけなさい」
It takes a lot of time for old people to figure out new technologies.
新しい技術を老人が理解するのには時間がかかる。
I was not able to figure out how to manage even a few people when I just started a company.
会社をはじめたばかりの頃は、数人でさえどのようにマネージメントすればよいのか分からなかった。
「figure out」には「量を計算する」という意味でも使うことがあります。 「calculate an amount of...」と同義です。 日常会話では、この意味で「figure out」で使うことは稀で、ビジネスシーンで使用されることがあります。
「figure out」は「理解する」と和訳されることが多く、「understand」と同義だと勘違いしている方がたまにいますが、厳密には違いがあります。 2つの違いがありますので、1つずつ解説していきます。
上記でも触れましたが、「figure out」は「考えて答えを出す」という意味です。「考えて」の部分を「(状況や原因を)理解して答えを見つける」と言ってもよいでしょう。 つまり、「figure out」=「understand」+「find(またはsolve)」というイメージになります。「figure out」には「理解」した後に一歩進んで「答えまで見つける」という意味合いが含まれます ニュアンスという観点では、基本的に置き換えても文章全体の意味が大きく変わってしまうということはありませんので、そこまで心配する必要はありません。 しかし実際には置き換えが不可の場合があり、その理由は次の違いによるものです。
「figure out」と「understand」の2つ目の違いは、動詞の種類になります。 「understand」は「理解している」という状態動詞であるのに対して、「figure out」は「理解して答えを見つける」という動作動詞になります。 状態動詞は基本的には、命令文や未来形の文章で使うことはありません。 代表的な状態動詞は「know」です。「know」は「知っている」という状態動詞です。 「I will know it.」とは言いません。未来の動作を表すときは「I will get to know it.」などとします。 命令文でも「Know it!」は不自然であることが多いです。「知っている状態であれ!」のようなニュアンスになります。 インド哲学や自己啓発のようは感じ?がして、日常会話では使うことはあまりないでしょう。 なので、「will」を使った文章では「understand」ではなく「figure out」を使います。
"Do you know why it's not functioning?" - "Well, I don't know yet, but I will figure it out as soon as possible."
「なぜ機能していないのかわかる?」-「えーっと、まだ分かりませんが、なるべく早く確かめます」
上記の例文の「figure out」を「understand」に置き換えると不自然な英語になってしまいます。この文章の「figure out」は「考えてまたは状況を理解して、機能していない原因を特定します」という意味になります。 「I will understand it.」としてしまうと、「わたしは理解しているでしょう」という意味になってしまい、意味不明です。
I can't figure out why my boss is such a jerk.
私の上司がなぜあんなにもクソ野郎なのか理解できない。
こちらの例文では「figure out」の箇所を「understand」としても問題ありません。
「figure out」と似ている英語表現に「find out」というものも存在します。 「find out」は「発見する、見つける」などと和訳され、「figure out」との違いが分かりづらいです。 「find out」の正しい意味は「何かの情報を得る」になります。 目的語には、不正行為であったり自分が聞いていなかったことなどネガティブな情報がくることが多いです。 「figure out」は「自分で考えて何かを知る」というニュアンスであるのに対して、「find out」は「外部の情報によって何かを知る」というニュアンスになります。
などの形で使います。
I found out that my ex was cheating on me.
元カレが浮気していることを発見した。
こちらの例文では「figure out」は不自然です。自分で考えても相手が浮気しているかどうかは基本的には分かりませんよね? 友達から目撃情報を得たり、証拠を見つけたり、自白を取り付けたり、何かしらの外部情報によって、発覚するものですよね。 ですから、この文章の場合は「find out」が適切です。
「figure」単体だと、実はたくさん意味があります.... 名詞と動詞の2つの品詞があります。 「figure」の意味 ◯名詞
◯動詞
などなど.... しかしながら、ネイティブの日常会話では「figure out」というフレーズを圧倒的によく見聞きします。 こんなに覚えられない!という方は、まず「figure out」の意味と使い方だけマスターしましょう! あとよくネイティブが使うのは「public figure」という表現です。「有名人」という意味になります。
Steve Jobs was a public figure but at the same time he was a highly private person.
スティーブ・ジョブズは有名人だったが、プライベートを明かさない人でもあった。
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