「メンブレ」は「精神崩壊」のことで「気分が沈んでいる」「落ち込んでいる」といった意味になります。迷ったり気持ちが揺らいだりして「メンタルがブレる」といった意味では使わないので注意しましょう。「推しに会えなくてメンブレ」などと使います。
「メンブレ」の意味は「精神崩壊」になります。 「気分が沈んでいる」「落ち込んでいる」といった意味合いで用いられています。 語源は「メンタルブレイク」です。これを略したものが「メンブレ」となります。 ただし「mental break」は和製英語であり、正しい英語ではありませんので注意しましょう。 無理やり「精神崩壊」を英語にしたものになります。 ちなみに「メンブレ」は「メンタルがブレる」ではありません。 選択に迷ったり、気持ちが揺らいだりした時に「メンタルがブレる」という意味だと思って「メンブレ」を使うと、意味が通じなくなるので注意しましょう。
「メンブレ」と似た言葉に「メンヘラ」があります。 「メンヘラ」とは、「心に病を抱えている人」「病んでる人」を指す言葉です。 「メンヘラ」という言葉は、「精神面における健康＝心の健康」という意味を持つ「メンタルヘルス」が「メンヘル」に略され、そこに人物を表す「er」がついて「メンヘラー」から「メンヘラ」へとなりました。 元々は、２ちゃんねるというインターネット上の掲示板において「メンタルヘルス板」つまり、「心の健康」について意見を書き込む場所に頻繁にいるような人の事を指す言葉として使用されていたネットスラングです。 ２ちゃんねるによくいる「２ちゃんねらー」の間では、「メンタルヘルス版にいるような人間」を「メンヘラー」と呼んでいて、それが「メンヘラ」として世の中に浸透したと考えられます。 よく似ていますが、「メンブレ」は「精神崩壊」という状態を指すのに対して「メンヘラ」は「病んでる人」という人を指します。
「メンブレ」は精神的に参ってしまったり、かなり落ち込んでしまうようなことがあった時に使います。 「精神崩壊」と聞くと、相当なことがあった場合にのみ使うのかと思いますが、例えば赤点を取ったとか彼氏と喧嘩したとか、また怒られた時や失恋した時にも使います。 さらにネタとして使うこともあり、特に落ち込んでなくても「メンブレ」を多用する人も多く見られます。 主な言い回しは、
で、SNSを中心に使われています。 そして「メンブレ」の対義語には「メンタルリセット」があります。 ボロボロにメンブレしてしまったメンタルを元に戻すことを指します。 これはテレビ番組『芸能人格付けチェック』でGACKTさんが発言したワードです。 GACKTさんは相方のミスで連勝記録をストップしてしまいました。しかしその後に、連勝ストップにより落ち込んでしまったGACKTさんが見極めに苦戦していましたが、無事に正解を出して復活した際に感極まって叫んだのが「メンタルリセット！」でした。
「メンブレ」の例文
