「察し」の意味は「察すること」で、ネット上で相手からの情報によってそれが意味しているものやその先にあることを感じ取り、表立って言えないけど状況を把握した時に使います。主に「あっ…(察し)」の形で使われることが多くなっています。
「察し」の意味は「察すること」「すでに分かっていることに基づき推測すること」です。 ネット用語の「察し」もその意味で使われおり、相手からの情報によってそれが意味しているものやその先にあることを感じ取り、表立って言えないけど状況を把握した時に使います。 語源となったのは、とあるビデオの映像のとあるシーンのセリフで、2ちゃんねる(現5ちゃんねる)の掲示板のひとつ「なんJ(なんでも実況ジュピター板)」で使われるようになりました。 そのシーンというのは、インタビューをしているシーンがあり、インタビュアーが年齢を聞いたところ「24歳」と返ってきました。それで「もう働いてるの?」と聞くと「学生です」と言われた際にインタビュアーが「あっ…(察し)フーン…(納得)」と言ったのが始まりです。 この24歳で学生ということに対して、。医学生であったり大学院に進んでいたりすることも想像できますが、他に留年や浪人をしている可能性もあるため、諸々と察してそれ以上は突っ込まないでおいたということです。 このことから「あっ…フーン(察し)」「フーン(察し)」の形で用いられることもあります。
語源の通り「あっ…(察し)」で流行しましたが、そこから「(察し)」を使うことが流行し、今では「あっ…」や「フーン」を使わずに「(察し)」のみで使われることも多くなっています。 「(察し)」と、わざわざ文章として打つ場合は察したことを相手に伝えるために使います。 主に、相手がとある物事を伝えたいがために遠回しなことを言った際に、返信で「(察し)」と使います。 例えば「あれ?今日デートじゃなかった?日にち変えたの?」と聞いた際に「変えたっていうか、もうないかな」と言われたら「(振られたのかな?)」と察しますよね。このような時に「そうなんだね(察し)」などと使います。 ただ「(察し)」を使う場合はネタなことも多く、察される側もあえて「(察し)」と言わせるような言い方をすることもあります。
(すでにケーキの準備してくれてたんだ…サプライズしようとしてくれてたのに…KYな自分…)
(振られたのか、Aくんに彼女が出来たのか…分からないけど何かあったんだな…)
(誘惑に負けて食べてしまったんだな…)
「察し」の類語には
などがあります。 「察し」の顔文字には「(;゚∀゚) アッ」「あっ…!Σ(・д・;)」「(゜◇゜)あ…」「(´・ω・`)あぁ…」などがあります。 また察した時に使われる絵文字には「😯」「😅」「🙃」「😇」「🤐」「🙄」などがあります。