「夢女子」の意味と語源、使い方を例文つきで解説

「夢女子」は「ゆめじょし」と読みます。 意味は「主に自分の好きな2次元のキャラクターと、自分や架空の自分の姿、または自分で作ったオリジナルキャラクターとの恋愛関係などを夢見る女性」です。 「夢女子」の中には恋愛関係だけではなく家族・友達（自分が男性になることも）・ペットなどといった関係性を夢見る女性います。 夢女子には2パターンいます。

• 自分自身がキャラクターとなって好きなキャラクターと出会い、恋愛関係や他の人間関係を育むのを楽しむ
• 自分で作ったオリジナルキャラクターと好きなキャラクターを出会わせ、第三者の視点で恋愛関係などを楽しむ

です。 自分で作ったオリジナルキャラクターに、自分自身を投影させる場合もありますが、オリジナルキャラクターなので自分とは違う名前を付けていたりすることもあります。 さらに妄想の種類も人それぞれで、幸せな恋愛や楽しい学校生活などを妄想するだけではありません。 ドロドロの三角関係で苦しんだり、酷い扱いを受けたりする人もいます。さらには人間ではない何かになる人もおり、例えば靴になって履かれたいとか、枕になりたいといったような妄想をする人もいます。 また、最近では「アイドルやキャラクターに本気で恋をしている女性」のことも「夢女子」と言います。 アイドルやキャラクターに本気で恋をすることを「リアコ（リア恋）」「ガチ恋」「本気愛」などとも言います。 「リアコ（リア恋）」は「リアルに恋している」の略です。アイドルなどに本気で恋している状態を指す場合もあれば、アイドルを本気で好きになっている人を指す場合もあります。 「ガチ恋」は「ガチンコで恋してる」の略です。「リアコ」と同じようにアイドルや二次元キャラを単なるファンの立場で応援するのではなく、本気で恋してしまっている人を指します。 「本気愛」は「本気で付き合いたいと思っている」ことを表します。「リアコ」や「ガチ恋」よりも本気度が違い、場合によってはアイドルなどと繋がれるように行動をしてしまう人もいます。 先程の「アイドルやキャラクターとの恋愛を妄想する女性」と「アイドルやキャラクターに本気で恋をしている女性」を総じて「夢女子」となります。 「夢女子」の語源は、1990年代に流行したウェブ小説ジャンル「夢小説（ドリーム小説）」から来ているのではないかと言われています。 「夢小説」は登場人物の名前を変えて読めるウェブ上で公開されている小説のことで、主にメインで出てくる女性を自分の名前にして読まれています。相手役にはアニメや漫画、ゲームのキャラクターが設定されており、他にも芸能人などが設定されていることもあります。 さらには作者のオリジナルキャラクターの場合もあり、自分の趣味嗜好と合うものを読む人が多くいました。 名前変更は、女性だけを変えられるものから相手の男性も変えられるもの、さらには登場人物すべて変えられるものも存在しました。 ちなみに「夢小説」の創作者も読者もどちらもが「夢女子」に該当します。