「...を対処する」という意味の「deal with」ですが、実際には、5つも意味があります。一つずつ音声付き例文で説明していきます。
自動詞「deal」は、「...を分配する」という意味ですが、「deal with」という表現の方が圧倒的によく扱います。 「deal with」の代表的な意味は、「...を対処する、処理する」です。「handle」と同義です。 例文をみていきましょう。
We have to deal with this matter very carefully.
この問題は丁重に対処しなければならない。
"I don't think I can finish this work by tomorrow." - "Just deal with it!"
「明日までにこの仕事を終わらせるのは無理だと思います」-「どうにかしろ!」
”Aww I really wanna eat chocolate!” - "Nope. It's bad for your health. Deal with it."
「あー、チョコが食べたいよ!」- 「ダメよ。体に悪いんだから。我慢しなさい。」
「Deal with it.」という命令文をよく使います。直訳は、「それを対処しなさい。」です。 文脈によって、訳が工夫できます。仕事の場面で上司から言われたら、「どうにかしろ!」という感じでしょうか。もしプライベートで母から上の例文のように言われたら「我慢しなさい」という感じでしょうか。 コアの意味は、「対処する」ですから、特に意識しすぎる必要はないと思いますが、訳が少し工夫できますので、そこだけ気に留めておいて頂けたらと思います。
「deal with」は、主語が「本、論文、記事」などで、「...を扱う、論じる」という意味もあります。無理矢理、「...を対処する」と訳せない気もしないでもないですが、このように和訳を分けた方が理解しやすいと思います。
This thick book deals with global warming.
この分厚い本は、地球温暖化について扱っている。
「deal with」には、「...と取引する」という意味もあります。
Steve started to deal with the small store in Mountain View.
スティーブは、マウンテンビュー市にある小さい店と取引を開始した。
「deal with」には、「...に対してふるまう」という意味もあります。が、この意味ではあまり見かけることがありません。かわりに、「treat」を使うことが多いです。
The man dealt with everybody fairly.
その男は、皆に対して平等に振る舞った。
映画などで、マフィアのボスが部下に対して、「Deal with him.」などということがあります。この場合は、「あいつを懲らしめろ、殺せ」などという意味になることもあります。
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