今回は「vice versa」という便利なフレーズを紹介します。「逆もまた然り」という意味ですが、「and」「or」「but not」と一緒に使う3パターンが代表的です。音声付き例文とおもに解説していいきます。
「and vice versa」で、「逆もまた同様」という意味になります。 反対の内容も正しいことをいう表現です。 「The opposite is also true.」が同義のフレーズになります。
When he wants to go out, she wants to stay home, and vice versa.
彼が外出したいとき彼女は家にいたいが、逆に彼が家にいたいとき彼女は外出したくなる。
When he is busy, she is free, and vice versa.
彼が忙しいとき彼女は暇で、彼が暇なときは彼女が忙しい。
Because he loves her and vice versa, they have alredy been married for over 20 years.
彼と彼女は愛し合っているので、もう結婚して20年だ。
UK is popular in US and vice versa.
英国は米国で人気で、その逆も同様だ。
「or vice versa」となると、「もしくは逆が正しい」という意味になります。 これは通常の「and」と「or」の違いが理解できていると簡単にわかると思います。 最後の「まとめ」段落にわかりやすく図で説明したので、よかったらみてみてください。 例文をみてみましょう。
It requires further research to find out if humans are spreading the bug to birds or vice versa.
人間がその微生物を鳥に広めているのか、もしくは鳥が人間にその微生物を広めているのかわかるには、さらなる研究を要する。
「but not vice versa」と言った場合は逆に、「反対のことは正しくない」という意味になります。 「The opposite is not true.」ということになります。 例文をみていきましょう。
China is a very important market for Japan, but not vice versa.
中国は日本にとって大切な市場だが、日本は中国にとって大切な市場ではない。
「vice versa」の使い方をまとめると下記のようになります。 「A → B and vice versa」は、「A → B」かつ「B → A」 「A → B or vice versa」は、「A → B」または「B → A」 「A → B but not vice versa」は、「A → B」のみ
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