「done」という単語、知ってる方が多いと思いますが、ネイティブのように使いこなせているでしょうか??「Well done!」などのフレーズもあります。今回は「done」の意味と使い方をしっかり解説していきます。
※音声付き例文がありますので、発音の確認に活用してください。音声はアメリカ英語になっています。
「done」は一般動詞「do」の過去分詞形です。 do-did-done と活用します。 過去分詞形を使い方は2通りです。
何か「する」のは基本的には人で、 何か「される」のは基本的に物・事なので、 現在完了:主語[人] + have done... 受け身:主語[事] + be done... という文型になります。 「<人> have done...」で「<人が>...を終える」、 「<事> was/were done.」で「<事が>終わる」という意味になります。 例えば、 He has done today's work.(彼は今日の仕事を終えた) Today's work was done by him.(今日の仕事は彼によって終わった) というふうになります。 それではもっと例文を見てみましょう。
I've finally done my essay! It took three months though.
とうとう論文が終わった!3ヶ月もかかってしまったが。
His speech was done after two hours.
二時間たって、彼の話が終わった。
What is done cannot be undone.
すんだことは元にはもどらない《ことわざ》
I'll show you how it's done.
どのように終わらせるか見せてあげよう。
上の例文の「how it's done」は直訳すると「どのように終わらせられるか」と受け身ですが、ちょっと分かりづらいので、「どのように終わらせるか」と能動的なニュアンスに意訳しています。
What would you want done next week?
来週は何を終わらせたいの?
こちらの例文は少し分かりづらいかもしれません。 「would like」=「want」なので、「...したい」という願望を表します。 What would you want done? は What would you want to be done? の略なので、 直訳すると「あなたは何が終わらせられたいか」ということになります。(無理矢理、受け身のニュアンスで訳しています)なので意訳すると「何を終わらせたいの?」という意味になります。「What do you want to finish next week?」と同義です。
get + 目的語 + doneで「...を終わらせる」という表現もあります。
Let's get things done quickly.
やることとっとと終わらせようぜ。
上記で説明した「done」の使い方が正式ですが、現在ではネイティブは「done」を「終わった、すんだ」という意味の形容詞として使います。 主語には人、事どちらがきてもOKです。 主語[人] + am/is done with + 目的語[物] 主語[事] + am/is done. という文型で使います。 「done」が「終わっている」という状態を表す形容詞なので、be動詞は現在形で使うのがポイントです。
Are you done with your homework?
宿題終わったの?
Let me know when you are done with writing.
記入が終わったら、教えてください。
Exams are all done!
テスト全部終り!
"Are you done with your homework?" - "Yes, I'm done."
「宿題終わったの?」-「はい、終わりました」
「Well done!」という表現もネイティブがよく使いますので、紹介します。
「Well done!」は「よくできました!」と人を褒めるときに使うフレーズです。 先生が生徒のテストのできを褒めたり、上司が部下の仕事の進行状況を褒めたりするときに使われます。目上の者から目下の者に対して使われる言葉です。 「well」は副詞で「よく」という意味で「done」は「do」の過去分詞で「完了」を表すので、「よくできました」「うまくやった」「上手に出来た」というニュアンスになります。 Good job! Congratulations! (おめでとう!) You did well! You’ve done well! You’ve done more than enough! なども同じようなニュアンスでよく使われます。
"Ms Smith, I'm done with painting! Can you take a look?" - "Wow, this is awesome. Well done!"
「スミス先生、描き終わりました。見てください」-「うわーすごいわね。よくできました!」
日本語でも言いますが、ステーキの焼き加減でも「well done」は使います。 Rare = 赤みを残すように焼く medium = rareとwell doneの中間。少し赤みが残るくらいに焼く Well done = 赤みが残らないほどしっかり焼く の3種類が一般的です。 medium rareとかもあります。
"For the steak, how would you like to cook?" - "Well done, please."
「ステーキですが、焼き加減如何なさいますか?」-「ウェルダンでお願いします」
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