「forget me not」という表現を知っていますか?尾崎豊さんの楽曲で知った方も多いのではないでしょうか?今回は「forget me not」の意味と使い方、そして語源を解説します。
「forget me not」は「忘れないで」という意味です。 でも少しこの文章変だと思いませんか? 実はこのフレーズは中世時代の英語で古語に当たります。 現代英語なら「忘れないで」は「don't forget me.」が正しいですよね。 ですから現代ではまず使われることはないでしょう。 「forget me not」は恋愛において使われる言葉で、少しロマンチックな雰囲気のあるフレーズです。 恋文なのであえて「forget me not」と書くのはアリでしょう。 日本では尾崎豊さんの楽曲で知った方が多いと思います。
現在は「forget-me-not」は花の名前として一般的に使われています。 否定文ではなく1つの名詞なのでハイフンを入れて使います。 日本語でも「忘れな草」と言われています。 この画像のように、淡い美しい青色が特徴です。 この青色のことを「forget-me-not blue」といいます。 花言葉は「真実の愛」「私を忘れないで」です。この綺麗な見た目、花言葉、名称などから尾崎豊さんは魅力を感じ歌にしたのでしょうね!とてもロマンチックな花です。 英語圏で「forget-me-not blue」は人の目を修飾するときによく使います。
She stared at him with her forget-me-not blue eyes.
彼女は忘れな草色の目で彼を見つめた。
この花はなぜ「忘れな草」「forget-me-not」という名称なのでしょうか? 語源は中世ドイツの悲恋伝説に由来します。ドイツ人騎士ルドルフが恋人ベルタのためにドナウ川近く咲く花を摘もうとしたところ、川に転落し溺死してしまいます。そのときルドルフは最後の力を振り絞って「私のことを忘れないで!」と言いました。その後ベルタはルドルフを忘れないためにこの花を髪に飾りつけたとされています。それが語源となって「忘れな草」となりました。 中世ヨーロッパではこの神話から「忘れな草」を髪に飾ると、彼氏や旦那さんが自分のことを忘れないと思われていて、「忘れな草」を身につける人がたくさんいました。 ドイツ語名は「Vergissmeinnicht」といいます。
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