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「始め」と「初め」の意味の違いと使い分けを例文つきで解説

「始め」と「初め」は、どちらも「はじめ」と読む同音異義語です。「始め」の意味は、物事の起こり。開始です。「初め」の意味は、物事の最初。初期の段階です。例えば「はじめは慣れない様子だった」の場合は、「初め」を使います。

「始め」と「初め」の違い

始め(はじめ)
物事の起こり。開始。
初め(はじめ)
物事の最初。初期の段階。

「始め(はじめ)」は、物事の起こりや開始を表します。 例えば、「人類の始め」「テレビを始める」などと使います。 「始め」は英語で「start」です。 「初め(はじめ)」は、最初や初期の段階を表します。 例えば「春の初め」「月の初め」などと使います。 また、多くのもののうちの第一番目のものを表すこともできます。 例えば、「初めての体験」「初めの曲」などと使います。 「初め」は英語で「first」です。 「始め」は開始することを表し、「初め」は最初を表します。 例えば、仕事を開始するという意味であれば「仕事始め」、新年になって最初の仕事という意味であれば「仕事初め」となります。

「始め」の意味と使い方

「始め」は「はじめ」と読みます。 「始め」の意味は

  1. 物事の起こり。起源
  2. 多くの中で代表となるもの

です。 「始」には「はじめ。はじまり。物事のおこり」という意味があります。 「始め」は、物事の起こりや開始を表します。 例えば、「仕事始め」「人類の始め」などと使います。 また、「〜を始めとして」の形で多くの中で代表となるものを表します。 例えば「店長を始めとして、従業員一同〜」などと使います。

「始め」の例文

  • 若者の間で人気がある携帯ゲームをやり始めた。
  • 私が勤めている工場では朝7時から作業を始め、夕方5時にだいたい終わる。
  • 父親を始めとする家族全員に支えてもらってここまで成長することができました。

「始める」と「初める」の読み方と意味、使い方の違い

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「初め」の意味と使い方

「初め」は「はじめ」と読みます。 また訓読みで「そめ」と読むことができます。 「初め」の意味は

  1. 物事がはじまったばかりの段階
  2. 第一番目のもの

です。 「初め」は、最初や初期の段階を表します。 例えば「春の初め」などと使います。 「初めは上手くいっていた」というように、副詞的に使うこともできます。 また、多くのもののうちの第一番目のものを表すこともできます。 例えば、「生まれて初めて」などと使います。 「初め」を「そめ」という言葉には「馴れ初め」があります。 「馴れ初め」とは、恋仲の物が知り合ったはじめ・恋のきっかけのことをいいます。 二人が最初に会ってから恋仲になるまでなので「初め」を使います。

「初め」の例文

  • 夜中からずっと勉強をし続けていたら、いつの間にか夜が明け初めていた。
  • 初めこそ印象は悪かったのですが、今はとても良い人だと思っています。
  • 先日のお見合いパーティーで見初めた女性に、連絡先を聞けば良かったと今更後悔している。

「初めて」と「始めて」の意味の違いと使い分け

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「はじめとする」の意味と使い方、漢字は?類語、英語表現も解説!

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まとめ

「始め(はじめ)」は、物事の起こりや開始を意味する語です。英語でいえば「start」で、動詞を名詞化した表現をして使われます。 「初め(はじめ)」は、物事の最初や初期の段階を意味する語です。英語でいえば「first」で、名詞か副詞として使われます。

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